What's New 2025
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2025 年 1 月の新機能
直前の追加
注: AutoConstrain は、商用サブスクリプションでのみ使用できます。ツールバーに AutoConstrain がすぐに表示されない場合でも、心配する必要はありません。AutoConstrain は今後数週間にわたって段階的にリリースされる予定です。現在表示されていなくても、まもなくお使いいただけるようになります。段階的なアプローチを採用することで、AI を搭載したこの機能を Fusion のエコシステムにシームレスに統合することを目指しています。
準備中
ここまで読み進めていただいた方には、うれしいお知らせがあります。ダーク モードを長い間待ち望んでいた方も多いと思います。コミュニティで噂されていたことがついに実現し、ダーク モードが Autodesk Fusion にようやく登場します。
Fusion でテーマを切り替える機能を提供すべく、懸命に取り組んできました。まもなくプレビュー機能として提供を開始し、段階的なロールアウトの一環として試用できるようになります。最初からすべてのユーザがプレビューにアクセスできるわけではありませんが、エクスペリエンスの成熟とともに、最終的にはより多くの方々がアクセスできるようになります。 こうすることで、この機能がすべてのユーザに提供されるようになった際に、万全の状態で動作することを保証できます。
アクセス権があるかどうかを確認するには、 [基本設定] > [プレビュー機能] > [UI テーマ] に移動します。UI テーマのプレビュー オプションが表示されている場合は、それを選択して[適用]をクリックすると、テーマを変更するオプションが有効になります。基本設定の[一般]セクションに移動します。[テーマ] オプションが表示されるはずです。[Fusion クラシック]から [ダーク ブルー] に変更し、[OK]をクリックすれば準備完了です。
注: 以前に表示設定環境を別のキャンバス色に変更していた場合は、以前の設定が保持されます。 キャンバス色を UI テーマに合わせて変更するには、ナビゲーション バー > [表示設定] > [環境] を選択し、 [テーマ(既定)] を選択します。
この機能はまだ開発段階にあり、皆様からのフィードバックをお待ちしています。
前述の通り、テーマの切り替え機能はまだ完了しておらず、現在、エクスペリエンスの改善に向けて積極的に取り組んでいます。Fusion とそのすべてのワークスペースは多岐に渡るため、ここまでは主にデザイン ワークスペースと最も一般的なワークフローの充実に重点を置いて取り組んできました。Fusion のあらゆる側面において、macOS や Windows を問わず、またどのようなマシンでも、ダーク モードが適切に機能することを確認したいと考えています。ダーク モードを試してみて、何かおかしな動作や問題が見つかった場合は、このフォーラムのスレッドにてご報告ください。スクリーンショットの活用が非常に便利です。当社の開発チームは常日頃から皆さまの投稿に注目し、積極的な関与を心がけています。皆さまからのご報告は、今後の改善作業の優先順位付けに役立たせていただきます。
また、ダーク モードは、当社のインサイダー プログラムの一部として、しばらく前から試用可能です。インサイダー プログラム参加者からのフィードバックも収集していますので、お待ちいただくのが難しい場合は、インサイダー プログラムに参加して、Fusion のインサイダー ビルドをお試しください。
ハイライト
2025 年の到来とともに、今年最初の更新をお届けします。今年も、魅力的な更新に加え、驚くような新機能やユーザ要望の機能強化など、エキサイティングな内容をご用意しています。それでは、1 月のリリースにおけるハイライトをいくつか見ていきましょう。
操作性とデータ管理
- 新しい検索の機能強化
- 新しいパフォーマンス フィードバック ツール
- パフォーマンスに対する多数の機能強化
デザイン
- 自動スケッチでの AI を活用した自動拘束
- インポート時に履歴を有効にする
- アセンブリに重点を置いた多数の改善点
- コンフィギュレーションに対する多数の機能強化
- 締結部品ライブラリに対する多数の機能強化
図面
- AI を活用した図面自動化のための新しい締結部品の検出
- 新しい[ビューをクロップ]
- 新しい[図面スケッチの拘束]
電子デザイン
- Fusion 電子デザイン ワークスペースへのアクセスの改善
- ECAD パネル作成エクスペリエンスの向上
- 部分的なライブラリの入れ替え
- 3D PCB でのデカールのサポート
- ルーティング エクスペリエンスの向上
製造
- 工具方向の再利用
- 輪郭粗取りに関する多数の改善点
- ドリル加工時の衝突の回避
- [高さ]タブの機能強化
- 積層造形用の新しい 3D ネスティング手法
データ管理
検索結果の新しい[プロパティの一致]列
[ホーム]タブの検索結果に[プロパティの一致]列が含まれるようになりました。この新機能により、検索クエリに一致した特定の値をハイライト表示し、コンポーネントのプロパティに基づいて特定のファイルが返された理由を明確に把握できるようにします。デザインがコンポーネント名または部品番号と一致する場合、そのファイルが検索結果に表示され、[プロパティの一致]列がハイライト表示されます。
検索用の範囲セレクタの更新
[ホーム]タブの検索バーの横にある[範囲]切り替えドロップダウンが更新され、ユーザ エクスペリエンスがさらに合理化されました。ドロップダウンには[検索]というテキストが含まれなくなり、すっきりとした直感的なアイコンに置き換えられました。この変更により、インタフェースが簡素化されるとともに、ユーザは検索範囲(ハブ、プロジェクト、またはフォルダ内)を簡単に指定できるようになりました。
検索結果にフィルタを適用
[ホーム]タブでは、検索結果が返された後でも、フィルタを適用できるようになりました。これまで、変更日やファイル タイプなどのフィルタは、フォルダ構造を移動しているときにのみ設定することができました。今回の更新により、検索結果を絞り込むことができるようになり、探しているものをより簡単に見つけることができるようになりました。
操作性
Windows 10 のサポートに対する今後の変更
影響を受けるユーザに、セッションごとに 1 回、Windows 10 のサポートが 2025 年 10 月で終了することを通知するサポート警告バナーが表示されるようになりました。このバナーは非表示化できます。警告を無効にしたいユーザは、Microsoft から無償提供されている Windows 11 に更新することで、無効にすることができます。詳細を確認
Windows 版 Fusion で複数のインスタンスを起動した際の新しい警告
Fusion では、同じデバイス上で複数のインスタンスを同時に実行できますが、オートデスクではこの使用シナリオは正式にサポートまたは推奨しておりません。Fusion は、この意図しない機能を無効にするのではなく、ワークフローのリスクについて警告しながら、複数のインスタンスの起動をキャンセルまたは続行できるようになりました。
アップロードのジョブ ステータスに[処理中]ステータスを追加
アップロードが完了し、AnyCAD データ変換プロセスが開始されると、このステータスが[キャンセル]ボタンに置き換わります。
パフォーマンス
新しいパフォーマンス フィードバック ツール
今回の更新では、Fusion に新しいパフォーマンス フィードバック ツールが導入され、パフォーマンスの問題を簡単に記録して報告できるようになりました。ユーザは[Fusion ヘルプ] → [サポートと診断] → [レポート]からツールにアクセスできます。
一般的なパフォーマンスに対する機能強化
更新のたびに、Fusion をこれまで以上に高速で優れたものにするよう努めています。パフォーマンスへの投資を行うことで、リリースするたびに Fusion の速度と使いやすさを向上させていくことをお約束します。ここでは、今回の更新の中でも特に注目していただきたい機能強化をご紹介いたします。
- 計算: 多数の内部コンポーネントを含む特定の大規模なアセンブリに対して[すべて計算]を実行する際のパフォーマンスが約 4.5% 向上しました。
- ナビゲーション: 平均フレームレートが環境設定の最小フレームレート設定に満たない場合、アンチエイリアシング効果が自動的にオフになり、ナビゲーションのパフォーマンスが全体的に向上します。
- 剛性グループの編集、スケッチの編集: コンポーネント数の多い大規模なアセンブリの剛性グループを編集する際のパフォーマンスが最大 49% 向上しました。類似したデータセットのスケッチを編集する際のパフォーマンスが最大 89 倍向上しました。
デザイン
Fusion の AI を活用した自動拘束
Fusion の AI を活用した[自動拘束]は、スケッチの拘束と寸法を自動的に識別し、拘束されていないスケッチ ジオメトリに適用されます。
[自動拘束]は、スケッチ環境の新しい[自動化]タブの下にあり、可能な限り完全に拘束されたスケッチを残すことで、安定性に優れた完全に拘束されたスケッチをより簡単に作成できるようにします。
代替の複数の寸法記入アプローチが用意されており、切り替えが可能です。また、[さらに生成]をクリックして追加のオプションを作成することもできます。提案された結果が受け入れられると、ユーザがスケッチの寸法と拘束を自分で作成した場合と同様に、その結果を完全に編集することができます。
[自動拘束]には、提供された結果を更新したり、結果に影響を与える機能もいくつか用意されています。データムを設定すると、データム点を識別でき、この点から駆動される寸法が優先されます。さらに、不要な寸法や拘束を削除し、結果を更新することもできます。
詳しくは、 [自動拘束] をご覧ください。
回転輪郭の[中心線を追加]
回転輪郭 スケッチ ツールに[中心線を追加]チェックボックスが追加されました。これにより、スケッチが閉じられ、回転などの追加デザイン操作の準備が整います。
ポリゴン拘束コマンド
この新しいコマンドでは、ポリゴンを形成する選択された線分に対してポリゴン拘束を作成することができます。線分は、コマンドの実行前でも後でも選択できます。選択した線分が定義内でポリゴンを形成しない場合、エラー メッセージが表示され、選択はクリアされます。このコマンドでは、拘束のみが追加され、寸法は追加されないことに注意してください。
デザイン サンプルの更新
1 月から年間を通じて、Fusion のデザイン サンプルを新しく、そしてインスピレーションあふれるものに変更していきます。主な更新の一つは、独立した分散デザインのアセンブリが含まれることです。これらのアセンブリは、参照デザインとともに独自のハブにコピーして、練習、学習、一般的な検討に使用できます。
次のようなデザインの更新を予定しています。
- コンフィギュレーションされたサブウーファー
- SF 運送用コンセプト カー
- モカ ポット
- 改良された万能ナイフ
- スリムなレース用ステアリング ホイール
インプレイス編集モードでジョイントの原点が使用可能に
ジョイントの原点をインプレイス編集モードで作成/編集できるようになりました。
アセンブリ
インポート時に履歴を有効にする
Fusion には、新しいデザインをパラメトリック(デザイン履歴をキャプチャする)またはダイレクト(デザイン履歴をキャプチャしない)のどちらで開始するかを選択できる設定があります。このオプションは既定でパラメトリックに設定されており、Fusion のすべての新しいデザインでは履歴のタイムラインが有効になっています。これまでのリリースでは、STEP、SAT、STL などの CAD のネイティブ フォーマット以外のフォーマットでは、この設定は無視され、履歴がキャプチャされないままダイレクト モデルとしてインポートされていました。今回の更新により、インポート時に履歴が有効になります。
構築ジオメトリのグループ
この新機能(スケッチの新しいグループと同様)により、構築ジオメトリをグループに整理できます。ブラウザ ツリーの[構築]タブを右クリックして新しいグループを作成し、右クリック メニューからグループ間で構築ジオメトリをドラッグまたは移動することができます。
オフライン時の派生機能
オフラインでも利用可能なデザイン環境の派生機能を使用できるようにしました。
派生パフォーマンスの改善
派生インテリジェンスの強化により、不要な計算が最小限に抑えられるようになりました。以前は、オブジェクトがソース アセンブリから派生している場合、そのソース アセンブリに変更が加えられると、派生オブジェクトに影響がなくても計算が実行されていました。今回の更新では、Fusion は派生オブジェクトに変更が影響しないことをインテリジェントに認識することで、全体的なパフォーマンスの向上に役立ちます。この新しいフレームワークは、製品全体のパフォーマンス向上のために今後も拡張を続けていきます。
締結部品ライブラリの改善
締結部品の自動長さ調整
この新機能により、締結部品ライブラリからデザインに締結部品を配置する際の自動化が向上します。 締結部品は、周囲のフィーチャ ジオメトリを考慮して、穴タイプに適した長さを計算します。[締結部品を挿入]ダイアログの[オプション]タブで、締結部品を配置する前に、計算された既定のクリアランス値を変更することができます。
締結部品の自動更新
関連する締結部品を有するボディが更新され、新しいサイズが必要になった場合、Fusion でこれらの変更を自動的に実行できるようになり、手動で更新する必要がなくなりました。AUTO 設定で配置された締結部品は、形状の変化を検出し、更新が必要であることを示します。
注: 更新の必要性を検出するのは、AUTO に設定されているフィーチャのみです。直径または長さのいずれかを手動で設定した場合、それぞれのフィーチャに対する変更は検出されません。
締結部品の部品番号の入力が必須
すべての締結部品について、部品番号の入力が必須となりました。締結部品の部品番号は、Fusion によって自動入力されます。部品番号を変更するには、フィールドをダブルクリックして入力を開始します。変更は可能ですが、フィールドを空欄のままにすることはできません。
締結部品ライブラリ コンテンツの拡張
Fusion の最新リリースでは、標準部品として 33 種類の木製ボルトが締結部品ライブラリに追加されました。
コンフィギュレーションの改善
穴フィーチャにおける非パラメトリックな要素のコンフィギュレーション
現在、コンフィギュレーション可能なフィーチャの対象を、次の穴フィーチャの要素を含めて拡大しています。
- モデル化
- ねじのオフセット タイプ
- ねじのタイプ
- サイズ
- 指定
- クラス
- 方向
- 標準
- 締結タイプ
- フィット
タイムラインで、任意の穴フィーチャを右クリックし、コンフィギュレーションを選択します。
- 新しいオプションをチェックして、コンフィギュレーション テーブルに列として追加します。
各コンフィギュレーション行について、次の操作を実行します。
- 特定の値を入力する
- バイナリ オプションをオンまたはオフにする
- ドロップダウン リストからオプションを選択する
穴の要素が別の要素に依存している場合、両方がテーブルに自動的に追加されます。たとえば、[指定]は[サイズ]に依存します。
[その場でコンフィギュレーション]のサポート拡張
Fusion の 11 月のリリースでは、最もよく使用されるモデリング コマンドの一部に[コンフィギュレーション]タブを追加し、デザイン フローを中断することなく、モデリングしながら簡単にコンフィギュレーションできるようになりました。
今回のリリースでは、ワークフローにさらに多くのコマンドを追加できるようサポートを拡大しました。また、初めてコンフィグ済みデザインの作成を開始した際に、[スケッチ パレット]ダイアログと[モデリング]ダイアログでの[コンフィギュレーション]タブの表示条件を調整し、ワークフローのより早い段階で使用できるようになりました。
コンフィギュレーション可能なフィーチャを作成または編集するには、次のようにします。
- [フィーチャ]タブのコントロールを通常どおり使用して、フィーチャを定義します
- 新しい[コンフィギュレーション]タブに切り替えます
- コンフィギュレーションする要素を確認します
- [OK]をクリックして、コマンドを完了します
確認した各要素がコンフィギュレーション テーブルの列として追加され、コンテキストを切り替えることなくモデリングを続行できます。
コンテキストに応じた新しい[コンフィギュレーション]タブは、次のコマンド ダイアログで見つけることができます。
ソリッド:
- シェル
- 矩形状パターン
- 円形状パターン
- パス上のパターン
構築ジオメトリ:
- すべてのコマンド
今後のリリースで追加コマンドをサポートしていきますので、どうぞご期待ください。次にサポートしてほしいコマンドは何でしょうか?Fusion Insider プログラムで、Fusion の未来の形成にぜひご協力ください。
コンフィギュレーション テーブル内のコンフィギュレーションをダブルクリックして名前変更する
Fusion の 1 月のリリースでは、コンフィギュレーション テーブル内のコンフィギュレーションの名前変更がしやすくなりました。
- テーブル内の[コンフィギュレーション名]をゆっくりダブルクリックすると、現在の名前がハイライト表示されます。
- 入力を開始し、名前を変更します。
- [Enter]を押して、変更をコミットします。
右クリックして[名前変更]を選択することもできます。
図面
図面自動化のための AI を活用した締結部品の検出
図面の自動化のための AI を活用した締結部品検出機能は、自動図面作成プロセス中に締結部品を検出し、省略することで、これまで以上に効率的に作業できるようにします。 この機能の一部として、[締結部品の検出と省略]チェックボックス オプションが、[ドキュメント設定]ダイアログの[自動化設定]タブに追加されました。このオプションは、既定ではオフになっています。
この図面 AI 機能を使用するには、[締結部品の検出と省略]オプションをオンにして図面テンプレートを作成/更新し、図面シートの自動作成中にこのテンプレートを使用する必要があります。
新しい[ビューをクロップ]
デザイン環境内で既存のビューをクロップできるようになりました。この機能は、特定の領域をビューに表示する必要がある場合に便利です。さまざまなタイプのビューを追加するための柔軟性が向上し、追加のビューを必要としない、ビューと同じ大きさの詳細ビューに代わる表示方法を提供します。
図面スケッチの拘束
図面スケッチとタイトル ブロックのエンティティに拘束を追加できるようになりました。これにより、スケッチやカスタム タイトル ブロックをより簡単に作成できるようになります。
図面テンプレートでの履歴テーブルのサポート
履歴テーブルを図面テンプレートで定義できるようになりました。これにより、テンプレートを使用して図面を作成する場合に、図面シートの履歴テーブルが自動的に入力されるようになります。
シミュレーション
電子部品の冷却シミュレーションのプリチェックで無効な材料の選択がブロックされるようになりました
[シミュレーション] > [電子部品の冷却] > [プリチェック]
Fusion の物理材料データベースには、その特性上、電子部品の冷却シミュレーションを正常に実行するのに不十分な材料が含まれています。この材料を選択した場合、電子部品の冷却シミュレーションは失敗します。そのため、このような材料を選択した場合、プリチェックが赤く表示され、ジョブの送信がブロックされるという改善を行ないました。メッセージをクリックすると、[スタディ マテリアル]ダイアログが開き、関連するコンポーネントの材料を適切な材料特性を持つ材料に変更することができます。
電子デザイン
Fusion 電子デザイン ワークスペースへのアクセス
[電子デザイン]ワークスペースへのアクセスがこれまでになく簡単になりました。プライマリ ワークスペース メニューへの統合により、電子デザインまたはコンポーネント ライブラリ エディタにすばやく移動することができます。また、電子デザインを空の状態から始める場合、新しいプロジェクトを作成したり、既存のプロジェクトを開いたりするためのオプションが増えます。
ECAD パネル作成エクスペリエンスの向上
電子機器で使用されるパネルには、デザイン マネージャ、検査、選択フィルタなど、重要なツールやコンテンツが含まれています。Fusion の新しいパネル システムでは、インタフェース管理とワークスペースのカスタマイズを簡素化することで、より優れたデザイン エクスペリエンスを提供できるよう設計された機能強化が導入されています。主な改善点には、スペースを効率的に使用するための既定のタブ付きパネル、より多くのコンテンツを表示するためのパネル タイトル バーの動的アイコン化、および直感的なオーバーフロー メニューなどが含まれます。このシステムには、タブ グループのよりスムーズなドラッグ アンド ドロップ機能、セッション間でのワークスペース レイアウトの持続性の改善、折りたたまれたパネルの垂直方向のタブ サイズ変更機能の向上が含まれています。さらに、ドッキングされていないパネルは、以前の不整合を解消するために、適切なサイズに既定で設定されるようになりました。これらの更新により、さらに安定した直感的で柔軟なデザイン環境が実現し、ユーザは複雑なレイアウトの管理やワークフローの最適化を容易に行うことができます。
[パネルを配置]ビューのオプション
ビュー メニューから、[パネルを配置]ビューを表示または非表示にできるようになり、この状態は回路図と PCB 間で個別に記憶されます。PCB ワークスペースでは、パネルは既定で非表示に設定されます。
ライブラリ入れ替えの改善
デザイン作業中には、コンポーネントを入れ替える必要が生じる場合がよくあります。 これは、アセットの可用性や価格設定が原因である場合があります。 以前のバージョンでは、アセットが使用できない場合、入れ替え機能は動作しませんでした。今回の更新では、一部のパーツがターゲット ライブラリから欠落している場合でも、デザインでライブラリの入れ替え機能を使用できるようになりました。見つかったパーツは入れ替えられ、欠落しているパーツは変更されません。
3D PCB の作成時に、3D パッケージからのデカールのロードをサポート
今回のリリースでは、デカールを含む 3D パッケージが 3D PCB ワークスペースでサポートされるようになりました。電子部品の 3D モデルを作成し、メーカーのロゴを追加することができます。
ルートの改善: トレース幅とドリル サイズの選択
以前のリリースでは、デザイン ルールを設定する際の柔軟性を高めるために、DRC エンジンとインタフェースへの更新を実施しました。これらの変更には、手動でルーティングを行う場合や、当社のインタラクティブなクイック ルート ツールセットを使用する場合に、最小値と推奨値の両方を設定できる機能が含まれていました。
この最新の更新では、手動ルーティング ダイアログに新機能が追加され、ワイヤ幅やドリル サイズを最小値または推奨値に切り替えることがもっと簡単になりました。この機能は、特定の信号やネット クラスに割り当てられたカスタム幅ルールにも対応しています。これらの改善により、時間の節約とエラーの減少が実現し、ルーティング プロセスをより制御しやすくなります。
Fusion 電子 デザイン ワークスペースに対するその他の改善点は次のとおりです。
- プッシュと挿入の違反モードがセッション間で持続するようになりました。
- CAM プロセッサの画像書き出しで、より高解像度のオプション(300、600、1200 dpi)がサポートされるようになりました。
- [レイヤー表示]コマンドの改善: [レイヤー表示]コマンドで、任意のユーザ レイヤー セットを使用できるようになりました。
- デザイン内に凹型ポリゴンが存在する場合でも、デザイン ルール チェックで不正な結果が生成されなくなりました。
- グローバル属性が既存のフレームで正しく更新されるようになりました。
- 差動ペア信号が定義されたデザインで[オートルータ]を呼び出す際に表示される警告の数が少なくなりました。
製造
輪郭粗取り: 壁のパスをスキップするオプションの追加
旋盤輪郭粗取り操作に便利な新機能が追加され、各切削パスの後の壁の削り残しクリーンアップ パスをスキップできるようになりました。この機能は、表面仕上げよりも材料の除去を優先します。
輪郭粗取り: 角度付き進入に対する、取り残しからの進入クリアランスの計測
ストックの制限ではなく、取り残しからの進入距離を計測することで、取残し加工と角度付き進入を有効にした旋盤輪郭粗取りツールパスのサイクル タイムを改善しました。
[形状をプローブ]フィッティング機能: 円柱と円柱フィーチャの検査機能(製造向け拡張機能)
[形状をプローブ]では、平面や円などの角柱状フィーチャを計測する機能を提供しますが、CNC コントローラのプローブ サイクルは、一般的な方向の単純なフィーチャのみをサポートします。
今回のリリースでは、プローブ サイクルでは実現できなかった、丸い角柱状フィーチャを全体または部分的な円柱として検査する機能が追加されました。また、非対称または片側の直径許容差を使用したり、プローブ フィーチャに工具方向を適用することもできます。
[サーフェスを検査]と同様に、計測結果を Fusion にインポートして評価する必要があります。[サーフェスを検査]機能を備えたポストプロセッサが必要です。
詳しくは、 [形状をプローブ] をご覧ください。
工具方向の再利用
工具方向は、セットアップで定義された工具方向をオーバーライドすることができ、複合軸機能を備えたマシンにとって重要なコントロールです。工具方向は加工操作の一部として定義され、新しいツールパスを作成する際に既存のツールパスから工具方向を再利用することはできませんでした。工具方向を定義するための追加のコントロールが提供されたことで、より多くの作業が複雑な工具方向の再作成で必要となり、このことが、より重大な制約となっていました。
新機能の導入により、この制約は解消されました。ジオメトリ選択と同様に、加工操作を展開すると、既存の工具方向を確認できるようになりました。既存の操作から工具方向を再利用するには、まず新しい操作を作成または編集し、その工具方向を[座標系]に設定します。次に、既存の加工操作の展開されたビューから必要な工具方向を選択します。
この機能は以前、プレビューとしてのみ有効でした。公開前に同様の機能を試すには、インサイダー プログラムにアクセスして、Fusion の次期バージョンをいち早くご確認ください。
工具方向を再利用する方法をご覧ください。
異なる工具方向間で形状の選択を再利用する
形状の選択は、ツールパス プログラミングに適した形状を選択して再利用できるようにする確立された機能です。形状の選択の再利用には常に制約があり、同じ工具方向で実行した操作からの形状の選択のみが再利用可能でした。この制約は、反対側からフィーチャをフライス加工する場合に顕著に現れ、一部の 5 軸アプリケーションでは選択を再作成する必要がありました。
この制約は現在解消されています。[形状の選択]の改善により、異なる工具方向で実行した操作で選択した形状を再利用できるようになり、機能の汎用性と使いやすさが向上しました。
別の操作でチェーン選択を再利用する方法をご覧ください。
ドリル ツールパスの衝突回避
ドリル ツールパスは、軸とホルダーのクリアランスを考慮した上で、切削動作における軸とホルダーの衝突を回避できるようになりました。[工具]タブの[軸/ホルダー]チェック ボックスをオンにすると、ドロップ ダウンでは、次の 2 つのオプションから選択することができます。
- 衝突時に処理を中止: 衝突が検出された場合、ツールパスの計算は失敗し、エラーが返されます。
- 衝突する穴をスキップ: 衝突を伴う穴は、ツールパスから完全に削除されます。
穴間のリンク動作が既定でガウジ チェックされるようになり、これらの動作でガウジ(および軸/ホルダー回避がアクティブな場合は衝突)を回避する方法のオプションを備えた新しいリンク タブが追加されました。[退避方法]ドロップダウンでは、次の 2 つのオプションから選択することができます(各穴はそれぞれ異なる退避高さ/平面を持つことができます)。
- 衝突を回避: 最初のタブで[軸/ホルダー]チェックボックスがオンになっている場合、リンク移動は工具の切削コンポーネントによるガウジや軸とホルダーとの衝突を回避するために、障害物を乗り越えるように移動します。
- サイクルを保持: サイクル出力を保持するために、ツールパスはガウジや衝突を回避しません。ガウジや衝突が検出されると、警告メッセージが表示されます。
- [工具]タブの[軸とホルダー]セクションにある[工具を使用]チェックボックスを使用して、切削動作でガウジ(カッターとモデルの衝突)チェックを有効または無効にすることができます。
モデルに対してこれらの安全性チェックを実行するために、これらのツールパスはモデル データを処理することになり、そのパフォーマンスに影響を与えます。モデル(および固定具)が大きく複雑になればなるほど、計算時間への影響が大きくなります。ツールパスのパラメータを試行し、その間に最適なパフォーマンスを得るには、リンク タブの[ガウジを無視]ボックスと、ツール タブの[軸とホルダー]ボックスにチェックを入れ、ツールパスの安全性チェックを無効にします。これにより、計算時間を短縮することができます。
これに加えて、従来の機能に戻したい人向けの代替策として、製造オプション機能で従来のドリル機能をオンにするオプションがあります。
高さ UI の改善
7 月のリリースで変更された高さ UI に関するフィードバックを考慮し、ストック トップやモデル ボトムなどの単一基準のオプションを復活させ、システム既定に戻しました。これに伴い、固定具トップまたは固定具ボトム(またはラジアル高さの場合は固定具外径と固定具内径)に対する高さを定義する新しい単一基準のオプションが追加されました。
さらに、多基準のオプションはあまりにも制約的で、上部であれば上部のみを、下部であれば下部のみを考慮するものでした。時には異なるものの上部と下部を比較する必要が生じる場合もあります。そこで、これらのオプションをより柔軟にしました。また、名前をもっとシンプルに、意味がわかりやすいものに変更しました。
ツールパス計算のパフォーマンスの改善
直近の改良により、[フラット]、[急斜面と緩斜面]、[ブレンド](工具先端から)、[コーナー]、[回転平行]、[回転輪郭](旋削ツールパスで使用)の各ツールパス計算のパフォーマンスが大幅に向上し、すべてのツールパスに対する修正も行われました。当社のテストによると、平均で約 15% のパフォーマンスの向上が見られ、長いツールパスの一部では処理時間が最大 25% 短縮されました。
シルエットの生成がモデルの下限 Z 高さに
[シルエット]は、パーツの周囲全体を切削するのに便利な選択です。ワーク座標系(WCS)の Z 軸で上方から見た境界を作成します。これまでは、シルエット境界はコンポーネント座標系の Z 原点で作成されていましたが、座標によっては、選択したボディよりはるかに上または下になる可能性がありました。この動作を変更し、ワーク座標でボディの下部にシルエット境界を作成するようにしました。この変更は、より直感的な位置にツールパスをプログラミングできることを意味します。
積層造形
積層造形用の新しい 3D ネスティング手法
SLS または MJF 3D プリンタで積層セットアップを作成した後、[積層整列]コマンドを使用して、新しい整列タイプ[3D 整列(実際の形状)]を選択することができます。この新しいボクセル ベースの整列方法により、保圧プロセス中にパーツの数量、保圧の優先順位、およびパーツの回転を制御できます。この方法でビルドされた 3D 保圧では、多くの場合、保圧密度が高くなり、特定の 3D プリンタに固有のビルド ゾーンを考慮しないパーツ配置が作成されます。
積層造形のコンポーネントを整列する方法をご覧ください。
積層造形セットアップのための 3D 整列(境界ボックス)の改善
今回のリリースでは、積層造形セットアップにおける[整列]コマンド内の境界ボックス ベースの整列タイプは、ボクセル ベースの[実際の形状]アルゴリズムを使用しています。境界ボックス整列タイプからのネスト結果により、Formlabs、EOS、Farsoon などのハードウェア メーカーのビルド ゾーンがない SLS マシンでパーツを保圧するときに、パーツの配置が改善されます。
金属粉末床積層造形プロセスでのシミュレーション精度の向上
金属粉末床溶融結合(MPBF)方式の積層造形では、ツールパスに基づいて、レーザー照射時間をレイヤーごとに変更できます。今回のリリースでは、均一レイヤー時間またはレーザー照射時間に基づくレイヤー時間を使用して、MPBF プロセスをシミュレーションするオプションが提供されています。 ビルドのレイヤー間でレーザーの照射時間が大きく異なる場合がありますが、この新しいツールパスに基づくレイヤー時間の使用により、より正確なプロセス シミュレーション結果が得られます。
メッシュの位置合わせ
このリリースでは、メッシュ ボディから面を選択し、平面に位置合わせすることができます。このアクションは、選択したメッシュ ボディを移動および回転させ、選択したグローバル平面または作業平面に位置合わせさせます。この機能は、パラメトリック モデリングを使用している場合に、ダイレクト モデリングとメッシュの直接編集で使用できます。ダイレクト モデリングでこのコマンドを使用する場合は、メッシュ面を[メッシュの位置合わせ]コマンドへの入力として選択できるように、[選択]パネルから[メッシュ パレット]を表示してください。
積層造形セットアップのための 3D 整列(境界ボックス)の改善
今回のリリースでは、積層造形セットアップにおける[整列]コマンド内の境界ボックス ベースの整列タイプは、ボクセル ベースの[実際の形状]アルゴリズムを使用しています。境界ボックス整列タイプからのネスト結果により、Formlabs、EOS、Farsoon などのハードウェア メーカーのビルド ゾーンがない SLS マシンでパーツを保圧するときに、パーツの配置が改善されます。
新しいポスト プロセッサとマシン シミュレーション
ポスト プロセッサやマシンの最新情報をお探しですか。1 月には、オープンソースのポスト プロセッサとマシンに対して無償での新しい更新と改善が多数リリースされました。このリリースでは、汎用ポスト プロセッサ、フライス加工のポスト プロセッサ、旋盤加工ポスト プロセッサなど、ポスト プロセッサに関する改善が行われています。また、新しいマシンをマシン ライブラリに追加し、Workholding ライブラリを更新し、Autodesk CAM ポスト プロセッサ エンジン周辺の機能を改善しました。
1 月のポスト プロセッサとマシン シミュレーションの新機能をご覧ください。
12 月の更新内容はご覧になりましたか?12 月に発表されたポスト プロセッサとマシン シミュレーションの新機能をぜひご確認ください。
API
新しいスクリプトとアドイン ダイアログ
[スクリプトとアドイン]コマンドのダイアログが刷新されました。さらなる調整が必要であることは承知しています。改善のためのご提案をお待ちしています。既定では、以前のダイアログが引き続き表示されます。新しいダイアログを有効にするには、[基本設定]に移動し、[プレビュー機能]セクションの[新しいスクリプトとアドイン]ダイアログ ボックスをオンにします。
この新しいダイアログは、以前のダイアログのすべての機能と、いくつかの新機能をサポートしています。スクリプトおよびアドインの作成と編集に関するユーザ マニュアルのトピックが更新され、この新しいダイアログの使用方法と、以前のトピックには記載されていなかった追加の一般情報について説明する新しいページが追加されました。
メッシュの API サポート
このリリースでは、さまざまなメッシュ関連機能の API サポートがプレビューできます。ぜひお試しいただき、フィードバックをお寄せください。[メッシュ]または[テッセレーション]で始まる名前のオブジェクトについては、API ヘルプを参照してください。
整列機能の API サポート
今回のリリースでは、[整列]機能の API サポートがプレビューできます。現在、詳細の調整を進めているところですが、ぜひお試しいただき、ご意見をお聞かせください。[整列]機能は Fusion の最も複雑な単独機能であり、その API は拡張性に優れています。API ドキュメントのユーザ マニュアル セクションに、概要についてのトピックがあります。計画どおりに進み、予期せぬ問題が発生しなければ、2025 年半ばにプレビュー版から移行できると予想しています。
コンフィギュレーションでのねじとクリアランス穴のサポート
コンフィギュレーション内のねじとクリアランス穴をコントロールするためのサポートが Fusion および API に追加されました。
その他の API に対する機能強化
今回のリリースにおける API に対する機能強化の完全なリストについては、ヘルプの「Fusion API の新機能」トピックを参照してください。
インサイダー プログラムに参加する
オートデスク コミュニティとの交流を深め、限定プレビューを利用し、公開前の最新版を試してみませんか?ぜひ Fusion Insider Program をご確認ください。Autodesk Fusion Insider プログラムでは、一般公開の 3~4 週間前に、Fusion の次期バージョンとすべての新機能、改善、修正にアクセスすることができます。メンバーになると、更新の展開時期に関する内部情報だけでなく、新機能や次期機能の先行情報も入手できます。また、限定イベントに参加したり、プレリリースの機能を試したり、製品チームに直接フィードバックを送ったりする機会もあります。
