こんにちは。いつもお世話になります。
オブジェクトのサイズ変更は「尺度の変更」で出来ますが、それとは別の方法で、ある部分の寸法を入力することによって、全体のサイズを変える事は出来ますでしょうか?例えばφ10mmx50mmのパイプがあったとして、直径を20mmと入力すれば、自動的に長さが100mmになるような。
よろしくお願い致します。
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ユーザーパラメータを使えばどうでしょうか。
修正→パラメータを変更で、適当な名前を付けて直径にしたい寸法を定義しておきます。今回はDiaという名前で10mmにしました。
次にLenという名前で長さにするパラメータを定義して式にDia*5と入力します。これで常に直径の5倍の長さになります。
スケッチを描いて直線の長さ寸法にLenと入力します。
数式の値が適用されて寸法が50mmになりました。
この直線に対してパイプコマンドを適用します。断面サイズ(直径)をDiaと入力します。
もう一度パラメータを変更を開いてDiaの値を10mmから20mmに変更するとそれがモデルにも反映されます。
ユーザーパラメータを利用する以外にもシステム側が自動的に付与するパラメータ名を利用するという方法もあります。
円スケッチに寸法記入します。寸法にマウスオーバーするとパラメータの名前が表示されますのでこれを覚えておいてください。今回はd1という名前でした。
円を押出し。押出し距離をd1*5と入力します。円の直径が10mmなので長さは50mmということになります。
履歴かもしくはブラウザから円スケッチを編集してみます。
元々10mmだった寸法を20mmに変更します。
長さが再計算されて100mmになりました。
このあたりの関係もパラメータを変更に全て記録されています。
パラメータを使う方法と共に、寸法の変数をそのまま使ってしまう方法もあります。
簡単な自動化ならばパラメータの画面に行かずそのままスケッチの寸法を変更するだけでOKなので簡単に実現可能です。
下記動画をどうぞ。
駆動寸法に関しては同じファイル内であればほとんどの場所で使用可能なので、対象の寸法変数をメモしておくか遡って調べれた、あとから押し出しや薄肉化などのコマンド内でも普通に使えますし、別スケッチの寸法を参照して別スケッチに反映させることも可能です。
adachi様
ありがとうございます。左のオブジェクトx0.313609なんですが、こちらは電卓で計算して出しました。
パラメーターを設定する方法はパイプのような単純な物だと出来そうですが、少し複雑な形状だと計算した方が早そうですね。
少しお遊びの要素も入りますが次のようなこともできます。
スケッチを2つ作りそれぞれ直線を描いて寸法を記入しておきます。一つは基準寸法、もう1つはターゲット寸法です。それぞれのパラメータ名を覚えておいてください。
モデルの最初のスケッチを描いていきます。以降全ての寸法やパラメータにターゲット寸法と基準寸法との比を記入してください今回の場合ですと全てに*d2/d1と追記しておきます。
これでターゲットの寸法を変えると全ての形状が追随して変更されます。
結局は尺度で変更しているのと一緒なので尺度の数値をd2/d1としておけば全て解決ですが。。。
尺度を使ってやってみました。
こちらの方が断然簡単ですね。
@hiranotheater1977 さん、こんにちは。コミュニティのご利用ありがとうございます。
参考になる回答を得られたようで良かったです。
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