現在の仕様は
Fusion 360、2.0.9719 学生版
Windows 10 (19041)です！
今現在、下図のような数値でギアを作成しております。
そこでできたギアがこちらなんです！
そして、できたギアの数値を色々確認してみると、ギアの歯の長さ(私が線で引っ張った所)が少し足りなく、あと１ｍｍ程度長くしたいと考えています。プレス/プルでやってみたのですが0.2ｍｍしか調整できませんでした。
歯の数、モジュールを変えずに、ギアの歯の長さをもう少し長くする方法はありますか？
また、どうすれば歯の長さを変えることができるのでしょうか？
回答のほうお願いします！
こんにちは．
標準平歯車の歯の形はインボリュート曲線というもので定義されています．
実際に，spur gear内でもスケッチでこのように描かれています．（左図）
この状態で，試しにこの曲線を延長してみます．（右図）
すると，直線でのばした部分の長さは8.387となりました．
だいたいこの長さ分がプルプッシュで押し出せる分になります．
押し出せる，とは申し上げましたが，押し出した結果うまいこと動くかどうかはわかりません．
プルするということは，ピッチ円直径より大きい位置に歯があるということになるので，ギア同士が干渉する危険性があります．
また，干渉を避けるためにギア間の距離を離すと，今度は動力の伝達がうまくいかなく可能性が出てきます．
（このインボリュート曲線自体の大きさもモジュールで決定されています．
歯たけは，h >= 2.25mと定義さているため，歯数とモジュールを変更せずに...というのは難しいかなぁと思います．）
もしかすると，標準平歯車でなく，ほかの歯車（はすば歯車）を使えば可能かもしれません．
具体的な方法を提示できず申し訳ございませんが，ご参考になれば幸いです．
また何かございましたらご連絡ください．
@Anonymous さん、こんにちは。
モジュール0.82、歯数50の歯車では1mm延長というのはできないですね。またここを延長してしまうと当然のことながら相手側の歯車と干渉してしまいます。よろしければどのような目的で延長したいのか教えていただけますでしょうか。
@Anonymous さんへ
解決策と承認を押しても返信は途切れないので，どんどん（？）押していただいて大丈夫ですよ！
>>天窓のギアが～
そういう用途だったんですね．
ということはモジュールに関しては実測で決めてる感じでしょうか？
他にやる方法としては，そのギアの写真が撮影できるのであれば『挿入』->『キャンパス』より写真を下絵として挿入し，写真に沿って曲線を描いていく...という方法もあるかもしれません．
>>はすば歯車～
ごめんなさい，アドインで作成できるか私は存じ上げないです．
ただ，特殊な形状なので今回の用途には向かないと思います．
@Anonymousさんへ こんばんは
ハスバ歯車ならここが参考になりそうです。
https://forums.autodesk.com/t5/fusion-360-ri-ben-yu/hasuba-chi-che/m-p/9722094#M23123
以前に@ChaosComb が教えてくれたハスバ歯車のアドインのサイトです。
MACとwindowsどちらも対応しているそうです．
https://apps.autodesk.com/FUSION/ja/Detail/Index?id=9029586664984391977&appLang=en&os=Win64
でも、そのような場所に、ハスバ歯車を使っているとは思いにくいのですが・・・・。
出来たら、減ってしまったギヤと相手側のギヤの写真をupして頂いた方が、みなさんから意見を頂けるかと
思いますが。
Hidetoshi Wada
Mechanical designer
こんな感じです!
@Anonymousさんへ こんばんは
画像の赤丸の部分に付く（写真では取り外してある）ギヤですよね？
相手側は、緑丸側のギヤでしょうか？
どう見ても既製品と思われるので、
もしかしたら、下記のお店に有るかもしれないので、探してみたらどうでしょうか？
協育歯車
小原歯車
https://www.khkgears.co.jp/khk_products/
Hidetoshi Wada
Mechanical designer
ハスバ歯車と言っていましたが、ウォームギヤの様に思えますので、メッセージ13で書いたお店で
検索する時には、ウォームギヤで検索してみてください。
割れたギヤの歯の数を数えます。（歯数）
緑丸で囲ったギヤの山と山の間隔を測ります。（モジュールになります）
材質はポリアセタール（POM）
協育歯車
このページの下部に製品カタログ・PDFファイル→電子カタログ→ウォームギヤをダウンロードして
見てください。
Fusion360でギヤは作れますし、3Dプリンタで作る事も出来ますが、材質によっては
直ぐに減ってしまうと思います。
通常樹脂製ギヤはポリアセタール樹脂で作られているので、3Dプリンターでこの材質が
選択出来るのかは私には判りません。
大きなギヤで負荷がそれ程掛からないギヤなら大丈夫だと思いますが、今回の様な小さなギヤの場合は
多分、直ぐに減ってしまうと思います。
同じギヤが見つかるといいですね。
Hidetoshi Wada
Mechanical designer
@Anonymous 様
すでにhide-wada様もコメントされていますが、写真の歯車はウォームホイルだと思います。
ウォームギヤの場合、現物からギア諸元を推測するのはかなり難易度が高いです。
アドインhttps://apps.autodesk.com/FUSION/ja/Detail/Index?id=5894981176354425397&os=Win64&appLang=en
を使用し 、（歯直角歯型 m0.8 z50 ウォームの基準円直径11mm条数1右ねじれ 転位なし）と仮定し作ってみました。
ご参考までにデータのリンク先を添付します。
(^.^)/~~~
