BIM + AI: BIM モデルを「スマートなアシスタント」に変える ― APS と GPT-4、Gemini の活用事例

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こんにちは。

今や AI は大きな話題となり、比較的保守的な建設業界でも注目を集めています。多くの人が理論について語る中、私は実際に試してみることにしました。高度なプログラミング知識がなくても、現在のツールを活用して実用的なものを作れることを紹介したいと思います。

 

課題は何だったのか?

BIM モデルは、標準に沿って整備されたモデルであっても、いわば「フランケンシュタイン」のように継ぎはぎで作られたモデルであっても、本質的には巨大なデータベースです。しかし、Autodesk Viewer や Forma (旧 Autodesk Construction Cloud) から必要な情報を取り出そうとすると、何時間もかかることがあります。

 

そこで私は考えました。私たちはすでに AI に長い文章の要約を依頼することに慣れています。ならば、同じことを BIM モデルに対してできないだろうか、と。

 

「2 階の設備の重量は?」
「ドアはいくつある?」
「A-B 軸上の窓を表示して」

 

こうした質問に対して、プロパティを何日も調べることなく、すぐに答えを得られるようにしたかったのです。

 

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構築に使用した技術スタック

オートデスクのイベントを見て、必要なツールはすでに揃っていることに気付きました。私はプログラマーではないので、GPT-4 を「コーチ」として活用し、Google Gemini API をモデルの「頭脳」として利用しました。

 

使用したツール

Autodesk Platform Services (APS): 可視化とデータアクセスの基盤です。APS は現在、開発者向けに 1 年間の無料アクセスを提供しており、実験を行う絶好の機会となっています。

  • Gemini API: 自然言語による問い合わせを処理します。AI がデータ構造を解析し、対話ロジックを構築します。
  • Emergent: シンプルなスクリプトから、本格的な AI エージェントを構築できるプラットフォームです。トークン管理やデータ処理ロジックも内部で扱えます。

 

このツールで何ができるのでしょうか?

 

今では単なる実験用のツールではなく、モデルデータを活用するための実用的なアシスタントになっています。AI は単にジオメトリを認識するだけでなく、メタデータも活用できます。

  • 自動インデックス化: 数千のモデル要素を瞬時にインデックス化します。
  • 構造数量算出: 鉄筋の重量、長さ、数量を自動計算します。
  • スマート エクスポート: 1 回の問い合わせで Excel や CSV レポートを生成します。
  • ビジュアル コンテキスト: 問い合わせ結果を 3D ビューア上で直接ハイライト表示します。

 

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私の夢は、@oleksandr.kanivets  が実践する緻密な BIM 設計と AI の能力を組み合わせることです。その結果を想像してみてください。顧客に 1 秒で 100% 正確な回答を提供できる製品です。これは、実務の現場でも国家システム "Diia.Construction" でも求められている、透明性とスピードを実現するものです。

 

なぜこの未来なのか?

 

私は、特定の用途に特化したツールに未来があると考えています。モデルが更新された直後でも、このようなサービスにデータを取り込めば、通常は何時間もかかる作業の結果を、わずか数分で確認できます。

 

まだプロトタイプの段階ですが、本格的なスタートアップの特徴をすでに備えています。コードは公開しています。すべてオープンです。ぜひ一緒に実験してみましょう。

 

動作デモ動画:

 

 

機能するプロトタイプ: https://bim-viewer-ai.emergent.host/

GitHub で公開している初期バージョンのコード: https://antonzolotaov.github.io/AZ_Autodesk_AI_Viewer/

 

AI を学びましょう。これからますます重要になる分野だと思います。また、私の実験や取り組みに興味があれば、ぜひ Instagram をフォローしてください。おもしろい内容を発信しています。