お世話になります。
ダイナミックシミュレーションで機械的ジョイント(アクスルギアで角度を持ったジョイント)を使用した機構で回転動力の伝達シミュレーションをしたいのですが、回転が他のジョイント部に伝達されません。(機械的ジョイント部ですり抜けている。)
シミュレーションでなくアセンブルで手動で回転させれば回転します。
また、機械的ジョイント部をすべて固定で可変要素を無くした拘束にして単一ジョイント(溶接されたグループ)にすれば動きます。(この状態で、アセンブル拘束で最大・最小制限をつけて可変にすると。NG)
ジョイントごとに強制モーションを設定すれば動くのですが、これって変ですよね。
〇アセンブルでの拘束の掛け方がおかしい又は足りないのでしょうか?
〇シミュレーションでジョイント間に拘束等を設定するのでしょうか?
よろしくお願いします。
解決済! 解決策の投稿を見る。
お世話になります。
ダイナミックシミュレーションで機械的ジョイント(アクスルギアで角度を持ったジョイント)を使用した機構で回転動力の伝達シミュレーションをしたいのですが、回転が他のジョイント部に伝達されません。(機械的ジョイント部ですり抜けている。)
シミュレーションでなくアセンブルで手動で回転させれば回転します。
また、機械的ジョイント部をすべて固定で可変要素を無くした拘束にして単一ジョイント(溶接されたグループ)にすれば動きます。(この状態で、アセンブル拘束で最大・最小制限をつけて可変にすると。NG)
ジョイントごとに強制モーションを設定すれば動くのですが、これって変ですよね。
〇アセンブルでの拘束の掛け方がおかしい又は足りないのでしょうか?
〇シミュレーションでジョイント間に拘束等を設定するのでしょうか?
よろしくお願いします。
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回答者: ohta_akira. 解決策の投稿を見る。
回答者: ohta_akira. 解決策の投稿を見る。
ダイナミックシミュレーションである部品の動きを別の部品に伝える場合、
機械要素の種類によって、さらにジョイントを追加する必要があるものもあります。
例えば、リンク機構のようなものであれば、通常の回転ジョイントのみで成り立ちますが、
ギアやカムのような機構は、ギア比や接触状態などの追加の情報が必要なので、それぞれの動きに合ったジョイントをさらに追加します。
ジョイント追加のダイアログの絵をみるとわかりやすいとおもいます。
ダイナミックシミュレーションである部品の動きを別の部品に伝える場合、
機械要素の種類によって、さらにジョイントを追加する必要があるものもあります。
例えば、リンク機構のようなものであれば、通常の回転ジョイントのみで成り立ちますが、
ギアやカムのような機構は、ギア比や接触状態などの追加の情報が必要なので、それぞれの動きに合ったジョイントをさらに追加します。
ジョイント追加のダイアログの絵をみるとわかりやすいとおもいます。
返信ありがとうございます。
やはり、アセンブルの拘束でなくジョイントの追加が必要なんですね。
う~、いろいろなジョイント追加を試したのですがうまくできません。
一番近いのが「3D接触」かと思うのですが、NGでした。
こんな感じの機構ですがどのジョイントを使えば良いでしょうか。
返信ありがとうございます。
やはり、アセンブルの拘束でなくジョイントの追加が必要なんですね。
う~、いろいろなジョイント追加を試したのですがうまくできません。
一番近いのが「3D接触」かと思うのですが、NGでした。
こんな感じの機構ですがどのジョイントを使えば良いでしょうか。
画像からの印象では確かに3D接触が近いように思いますが、どうしてもダメなのかどうかは判断つきませんね。
その他のジョイントをいくつか組み合わせることもできるかと思います。
iamがあれば試してみたいです。
画像からの印象では確かに3D接触が近いように思いますが、どうしてもダメなのかどうかは判断つきませんね。
その他のジョイントをいくつか組み合わせることもできるかと思います。
iamがあれば試してみたいです。
お世話になります。
>iamがあれば試してみたいです。
部分的に抜き出してみました。
うまく添付できるかわかりませんが、zipで添付してみます。
よろしくお願いします。
お世話になります。
>iamがあれば試してみたいです。
部分的に抜き出してみました。
うまく添付できるかわかりませんが、zipで添付してみます。
よろしくお願いします。
①
3D 接触:6 (溶接されたグループ:1, ドライブシャフト:1)
を追加した後、
②
球状:5 (溶接されたグループ:1, ドライブシャフト:1)
を外してやると(正接:1を省略するなど)
うまく動きました。
確かに①だけでもうまくいきそうですが、
「シミュレーションを続行できません。入力データを確認してください。」
とのメッセージが出てうまくいきませんね。
①②を試してみてください。
①
3D 接触:6 (溶接されたグループ:1, ドライブシャフト:1)
を追加した後、
②
球状:5 (溶接されたグループ:1, ドライブシャフト:1)
を外してやると(正接:1を省略するなど)
うまく動きました。
確かに①だけでもうまくいきそうですが、
「シミュレーションを続行できません。入力データを確認してください。」
とのメッセージが出てうまくいきませんね。
①②を試してみてください。
akira様
ありがとうございます。
自分でも回転確認できました。
・機械的機構の場合、アセンブルの拘束から自動で作成されないジョブがあることが理解できました。
・また、シミュレーションで全ての可動グループをジョブで関連付けないとダメなんですね。
なお、連続でシミュレーションしていたら、シャフトが左右に揺れているのがわかりました。
「あれ」と思い、シャフトを少しずらして3D接触ジョブを追加すると、回転中にシャフトが抜けてしまいます。
やはり「正接1」又はそれに代わる拘束が必要のようです。
※「正接1」を残したままの3D接触追加で回らないのは、何か機構的に干渉(?)しているからシミュレーションで回らないんだと気が付きました。
そこで、「正接1」を残したままでドライブシャフトの溝を深く(6.5mm →7.0mmに変更)したら無事回転しました。結局、機構部の干渉が原因でした。
本当に、ありがとうございました。
<追加質問>
シミュレーション時、干渉している部分(シミュレーションできない原因部分)を解析時のように色付けして可視化する方法なないのでしょうか?
よろしくお願いします。
akira様
ありがとうございます。
自分でも回転確認できました。
・機械的機構の場合、アセンブルの拘束から自動で作成されないジョブがあることが理解できました。
・また、シミュレーションで全ての可動グループをジョブで関連付けないとダメなんですね。
なお、連続でシミュレーションしていたら、シャフトが左右に揺れているのがわかりました。
「あれ」と思い、シャフトを少しずらして3D接触ジョブを追加すると、回転中にシャフトが抜けてしまいます。
やはり「正接1」又はそれに代わる拘束が必要のようです。
※「正接1」を残したままの3D接触追加で回らないのは、何か機構的に干渉(?)しているからシミュレーションで回らないんだと気が付きました。
そこで、「正接1」を残したままでドライブシャフトの溝を深く(6.5mm →7.0mmに変更)したら無事回転しました。結局、機構部の干渉が原因でした。
本当に、ありがとうございました。
<追加質問>
シミュレーション時、干渉している部分(シミュレーションできない原因部分)を解析時のように色付けして可視化する方法なないのでしょうか?
よろしくお願いします。
この「シミュレーションを続行できません。入力データを確認してください。」とのメッセージは干渉状態になると表示されるのですね。
勉強になりました。
一方、ダイナミックシミュレーションのなかでは干渉の検出はできないようですね。
干渉箇所の検出はできませんが、3D接触の箇所は表示できます。ご参考まで。
3D接触のプロパティのなかにある「パーツ1上の接触点」などのチェックを入れれば、接触箇所が表示されるので、接触箇所を把握しながら進めれば、上記エラーの際もヒントになるかと思います。
また、この問題はダイナミックシミュレーションの計算ステップ間隔と与える動作のスピードおよびクリアランスのミスマッチよって、3D接触内への「めり込み(干渉)」が発生しているものと解釈できます。
「シミュレーション設定」の中ではシミュレーションの精度や速度をコントロールできるので、ここのパラメータの調整でもめり込みを起きにくくすることができるのではないでしょうか。ただ、この部分のヘルプの記述を見てもよくわかりませんが。
クリアランスを広げてうまくいくのであればそれが早そうですね。
この「シミュレーションを続行できません。入力データを確認してください。」とのメッセージは干渉状態になると表示されるのですね。
勉強になりました。
一方、ダイナミックシミュレーションのなかでは干渉の検出はできないようですね。
干渉箇所の検出はできませんが、3D接触の箇所は表示できます。ご参考まで。
3D接触のプロパティのなかにある「パーツ1上の接触点」などのチェックを入れれば、接触箇所が表示されるので、接触箇所を把握しながら進めれば、上記エラーの際もヒントになるかと思います。
また、この問題はダイナミックシミュレーションの計算ステップ間隔と与える動作のスピードおよびクリアランスのミスマッチよって、3D接触内への「めり込み(干渉)」が発生しているものと解釈できます。
「シミュレーション設定」の中ではシミュレーションの精度や速度をコントロールできるので、ここのパラメータの調整でもめり込みを起きにくくすることができるのではないでしょうか。ただ、この部分のヘルプの記述を見てもよくわかりませんが。
クリアランスを広げてうまくいくのであればそれが早そうですね。
ありがとうございます。
「3D接触の箇所は表示できます。」勉強になりました。凄い機能があるんですね。
HELPがもう少し初心者にも分かりやすければ、うれしいですね。
ありがとうございます。
「3D接触の箇所は表示できます。」勉強になりました。凄い機能があるんですね。
HELPがもう少し初心者にも分かりやすければ、うれしいですね。
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