@Anonymous さん、こんにちは。
今作っておられるファイルの構造はLower bodyとUpper bodyの2つのコンポーネントで構成されていて、それぞれ上下分割するまでは全く同じ作り方で同じ形状になっているはずです。今回のポイントはその同じ作り方の部分は連動していないというところで、面倒ですがそれぞれ同じ作業を繰り返す必要があります。
これはFusion360の仕様なのですが、1ファイルの中で新規にコンポーネントを作ったり、外部から挿入してリンクを切ったりすると、そのコンポーネントを作った時期も履歴に反映されてしまいます。今回の場合ですと最初にLower bodyを作り、その次にUpper bodyを作っているので、履歴の並びもそのようになっています。
一度「コンポーネントのカラーサイクルの切り替え」というコマンドを試してみてください。コンポーネントとそれに対応する履歴が色別に表現されると思います。今回はLower bodyがピンクで、Upper bodyが黄色ですね。

このようにFusion360ではいくつコンポーネントを作ろうが履歴は全部時系列で記録されて、コンポーネント毎にグループ化されているのに過ぎないのが分かると思います。なのでLower bodyの最初の方の履歴を修正したりすると、その時点で追加されていないUpper bodyは存在しないことになります。(消えたのではなく、存在しない状態に戻ったということです)
これでは形状修正するときに相手側の部品を参照できない場合があるので、その場合はインプレイス編集という機能を使うことになります。ただし現在これは個人ライセンスでは機能制限がかかって使えないようですね。
もし商用版をお持ちならこのインプレイス編集を使ったやり方もご紹介可能です。
このファイルを使った具体的な作業としては、Upper bodyの方も同じ手順で形状変更をするということになります。
追伸:
このフォーラムへのご質問ですが、小さなことでも何回でも遠慮せずに投稿されたらいいかと個人的には思います。
今回@Anonymous さんの方からは、画像や時間をかけて作られたデータを提供していただいていますし、これらは後からフォーラムを訪れて解決策を得ようとされる方にとっても非常に役に立つものだと思います。
質問という形で情報提供されるのもそれに回答するのも、同じように自分の時間を割いてやっている訳ですから、全く対等の立場で情報交換できればいいなと思っています。