ワイヤーによる引っ張りをシミュレーションする方法

Anonymous

ワイヤーによる引っ張りをシミュレーションする方法

Anonymous
適用対象外

@adachitech7 

足立さんのこの部分が貫通していると思いました。ここはどのようになっているのでしょうか?

何度も申し訳ありません。

スクリーンショット 2021-02-03 082700.png

 

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hide-wada
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@Anonymousさんへ おはようございます。

 

デザインに戻り、ワイヤー1或いは、ワイヤー2をアクティブにすると、形状が判ります。

これで見ると、ワイヤーは、貫通していないで、Lアングルの形状に合わせてカットしてありますね。

 

写真が貼り付けられないようなので、添付させて頂きます。

 

 

Hidetoshi Wada
Mechanical designer

EESignature

adachitech7
Consultant
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@Anonymous さん、

 

Fusion360で3Dモデルの構造を確認する方法として「干渉チェック」機能と「断面解析」機能をご紹介します。

どちらも設計する上では非常に便利な機能ですので一度使ってみてください。

 

Anonymous
適用対象外

ありがとうございます。理解出来ました。

私の伝え方が下手で申し訳なかったです。

図のようにトラスをワイヤーで引っ張ると中心部が上に上がる揚力を解析したいのですが、この方法でトラスを複数つないだ場合は解析できるのでしょうか?

少しニュアンスが異なるのかと思います。絵が下手ですみません。

 

PXL_20210203_024026645.jpg

 

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adachitech7
Consultant
Consultant

複数のトラスであっても理屈は一緒なので解析できると思います。

 

Anonymous
適用対象外

すみません。昨日から何度もやり直しをしてやっているのですが、エラーが消えず、シミュレーションが出来ません。
お助け願います。

 

エラーは次の通りです。

エラー: STIFFNESS MATRIX SINGULAR OR NON-POSITIVE DEFINITE
Cause : A singularity or non-positive definite has been detected in the stiffness matrix during the
preconditioning phase of the iterative solver.
Action : Investigate the model for a lack of constraint. If using shell elements, either set the
K6ROT model parameter to a value between 1.0 and 100.0, or set the SHELLRNODE model
parameter to ON. Also, check for elements with bending stiffness (line and shell
elements) improperly connected to elements without (solids). If you are unable to
locate the source of the singularity, consider using the sparse direct solver.

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adachitech7
Consultant
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@Anonymous さん、

 

まだ2か所干渉しているところがありますので、これを解消してから再度トライしてみてください。

干渉チェックの方法や修正の仕方が分からなければまた聞いてください。

01.PNG02.PNG

Anonymous
適用対象外

干渉は有りませんとなったのですが、エラーが出ます。

なぜなのでしょうか?

内容はこちらです。

 

エラー: STIFFNESS MATRIX SINGULAR OR NON-POSITIVE DEFINITE
Cause : A singularity or non-positive definite has been detected in the stiffness matrix during the
preconditioning phase of the iterative solver.
Action : Investigate the model for a lack of constraint. If using shell elements, either set the
K6ROT model parameter to a value between 1.0 and 100.0, or set the SHELLRNODE model
parameter to ON. Also, check for elements with bending stiffness (line and shell
elements) improperly connected to elements without (solids). If you are unable to
locate the source of the singularity, consider using the sparse direct solver.

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adachitech7
Consultant
Consultant

@Anonymous さん、

 

摩擦なし固定を付けている2か所の内、片方を完全固定してみました。

これで計算自体は上手くできるようです。

01.PNG

 

Anonymous
適用対象外

おはようございます。

試してみたのですが、やはりエラーが出ます。エラーの内容はこちらです。

エラー: STIFFNESS MATRIX SINGULAR OR NON-POSITIVE DEFINITE
Cause : A singularity or non-positive definite has been detected in the stiffness matrix during the
preconditioning phase of the iterative solver.
Action : Investigate the model for a lack of constraint. If using shell elements, either set the
K6ROT model parameter to a value between 1.0 and 100.0, or set the SHELLRNODE model
parameter to ON. Also, check for elements with bending stiffness (line and shell
elements) improperly connected to elements without (solids). If you are unable to
locate the source of the singularity, consider using the sparse direct solver.

 

どうようのエラーだと思います。

 

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adachitech7
Consultant
Consultant

@Anonymous さん、

 

私の環境では上手く計算できています。ということはどこかに違いがあるはずです。エラーメッセージは同じ文言のようですので問題点を突き止めるには他の情報が必要になります。データを添付いただくか解析条件設定の詳細を開示していただくかすると検証することが可能です。上手くいかなかったという情報だけではなかなか前に進みませんのでできる限り情報をお寄せください。また解析自体をクラウドで行っているのかローカルで行っているのかによっても状況が変わってくるかもしれませんのでそのあたりも合わせて教えてください。それから今トライされているモデルはかなり詳細に作りこまれたものですのでそのあたりに起因する何かがあるかもしれません。解析メニューの中に「単純化」機能もありますので、この機能を使ってもっとシンプルなモデルに変更して同じエラーが出るかを確認するのも一つの手になります。私がよくやるアプローチではまずできる限り簡素化した3Dモデルを作り解析条件を詰め、きちんと計算が実行されそれらしい答えがでるかを事前に検証しています。いわゆる予備解析というものになります。このアプローチをとるとソルバー自体の問題と3Dモデル自体の問題を切り分けることができます。ひと手間増えて面倒な感じはしますが、事前に十分に準備した方が結局は時間の節約になります。よろしくご検討ください。

adachitech7
Consultant
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@Anonymous さん、

 

今気づいたのですが、中央部のワイヤー端面が相手側と接触していないことになっていますね。なぜだか自動接触定義がうまくできていないようです。接触は手動でも定義できますので一度トライしてみてください。私の方でもこれで再度計算してみます。

画像貼り付けが上手くできないので添付しておきます。

 

Anonymous
適用対象外

ありがとうございます。
ただ、トラスの検証になるので、トラスを無くすことは出来ないのです。
データは以前添付したものと同じで、拘束条件を変更したものです。

検証は中心付近にある四角の部分2つに464.52Nを荷重として載せています。

重力はオンです。ワイヤーに当たる部分は30㎜をオフセット接着。

検証はクラウドです。

単純化は勉強してみます。

色々と申し訳ないです。スクリーンショット 2021-02-05 100041.pngスクリーンショット 2021-02-05 100134.pngスクリーンショット 2021-02-05 100225.png

 

 

Anonymous
適用対象外

ありがとうございます。
早速試しています。

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adachitech7
Consultant
Consultant

@Anonymous さん、

 

データの添付ありがとうございます。

 

拘束設定はこれで問題ないようです。

先ほどの投稿でもお知らせしましたが、ワイヤー中央部の接触定義ができていないようです。

これを手動で追加してトライしてみてください。

01.PNG

 

 

予備解析の目的は解析条件の設定にありますから、出てくる数値が現実のものと違っていてもさほど問題にはなりません。

今回の場合でも極端な話、中身をくり抜いた「四角い箱」でもある程度までは条件を詰めることが可能です。エラーを吐かずにきちんと最後まで計算が実行されるかどうか、これを確認することを予備解析でのゴールにしたらいいと思います。

参考までに。

Anonymous
適用対象外

ありがとうございます。
予備解析とはそういう意味を言うのですね。
今回改めてすごく勉強になりました。

まだ初めて最初の案件でこれの上に1週間なので分からないことが全てと言っても過言ではない状況なので、少しずつ勉強して慣れていきたいと思います。

ありがとうございます。

Anonymous
適用対象外

無事解析出来ました。
しかし、新たな問題がおきまして、現実的に持たないことは分かったうえでの解析なのですが、ワイヤーがたるんでしまうのです。これはどういうことなのでしょうか?スクリーンショット 2021-02-05 104936.pngスクリーンショット 2021-02-05 105001.pngスクリーンショット 2021-02-05 105037.png

adachitech7
Consultant
Consultant

@Anonymous さん

 

重力の影響をオフにしてみると数値は別にして変形の状態はまともな感じになりました。

01.PNG

 

重力オンにするとなぜダメなのかはもう少し検証してみます。

 

今回のモデルでもクラウドに投げると結果が返ってくるまでに十数分かかっていると思います。

解析条件を決めるためにシンプルな形で予備解析を行ってみることの有効性を今回の事例をとってみても実感していただけるかと思います。

adachitech7
Consultant
Consultant

@Anonymous さん、

 

ひとまずトラス構造をシンプルにし、ワイヤーの分割もせず、荷重もかけずに重力のみオンにして解析してみました。

Fusion360では解析結果を表示する時にはデフォルトで「調整」が選ばれていて分かりやすいように変位の大きさを調整するようになっています。これは「変形」メニューから変えることができますので、まずは実際の変位がどういう感じになるか確認されてはどうでしょうか。

今回私がやった事例ではトラスの変位に比べてワイヤーの変位の方が大きいようです。ですのでワイヤーが垂れ下がること自体は特におかしいことはないのかなと思っています。

引き続き検証してみます。

 

adachitech7
Consultant
Consultant

@Anonymous さん、

 

つづいてワイヤーを切断してみました。しかしオフセット接着を付加しているので変位の数値自体は切断前とほぼ一緒になっています。

02.png

 

 

次に中央部に500Nの荷重をかけてみました。

トラス、ワイヤー共、変位が大きくなっています。

03.PNG

 

 

次にトラスの剛性を上げてみました。

04.PNG

 

 

これらの結果からすると、ワイヤーは自重でこれぐらいは下がる、と言っていいのではないかと思います。

ご参考までに。