スカルプトでイルカのモデリングをしています。背びれの部分を「エッジを挿入」で面を分割してから押し出しすると全体が激しく変形してしまいます。(側線のエッジが際立って円筒だった体が菱形になります)自分で何度もいろいろ試してみたところ、「エッジを挿入」の際に「挿入モード」を「固定」にし、選択するエッジも1本だけでなく連続した数本をまとめて選択すると、押し出ししても全体の形が崩れにくいことがわかったのですが、この方法は100%成功でないようで、何回もモデルを同じように一から作ってみても変形したりしなかったり、となります。
しかも、このモデルに1か所でも分割(エッジ挿入)した部分があると、分割していない面を押し出ししても同じ現象が起きます。
押し出しを全体に影響させている原因が具体的に何なのでしょうか?
よろしくお願いします。
解決済! 解決策の投稿を見る。
回答者: adachitech7. 解決策の投稿を見る。
円周方向の面の数が4個と少ないのが原因かと思います。
ボックス表示にしてみると分かり易いのですが、ひし形の形状が造形の基本となっています。
ここに長手方向にエッジを追加して円周方向の面を6個にしてみても、基本の形状はひし形のまま変わらないので、スムーズ表示したときにもそれが反映されてしまいます。
ボックス表示した状態で6角形に近い形で造形するとスムーズ表示した時にもそれが反映されます。
こうしておいてから背びれ部分のエッジを追加してもそんなに形は崩れていないと思います。
面を押し出すとこんな感じです。
ボックス表示状態でアイソカーブの流れを綺麗に調整すればスムーズ表示にした時に素直な感じになります。
ご回答ありがとうございます。ご教示通り、円周方向の面数を増やしてからの押し出しだと確かに変形が少なくてすみました。
このイルカのモデリングは某テキストに載っていますが、以前はこんなに変形に悩まされずに初心者でも単純に作成できていたと思うのですが。ひょっとして最近になってスカルプトの精度というかテンションに対する感度が上がったということなのでしょうか?(今回は尾びれを左右に二股にしたため、背中にエッジが来て菱形になり変形が特に目立つようになったのかとも思います)
エッジの挿入も、ベースのエッジからこちらの方向には作成できるけど反対側にはできない、ということも多くなった気がします。
いずれにせよ、他の基本形状(直方体や円柱)のようにパイプの場合は作成時に円周方向の面数が設定できないのですね。
パイプでなく円柱から作成した方が変形を恐れなくていいかもしれませんね。
お探しの情報が見つからないときは、コミュニティで質問しましょう。困っている人がいたら、情報を教えてあげましょう。