「デザイン」タブの「ねじ」機能で円筒部におねじを作成すると、円筒部の外径が変わってしまいます。
下記画像は外径φ8の円筒部にM8のねじを作成したものです。
ネジ部だけではなく、非ねじ部を含めて外径がφ7.87になってしまっています。
ねじ部も非ねじ部も外径φ8のままであるのが正しいと思うのですが、なぜこのようなことになってしまうのでしょうか?
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回答者: kandennti. 解決策の投稿を見る。
回答者: Bunga777. 解決策の投稿を見る。
これには今まで気づきませんでした。
やっかいな仕様ですね。
ちょっと考えつく回避策としては、面をそこで割ってあげることくらいでしょうか。
ついでに面取りで切り上げも作ってみました。
図面化するとこうなります。
切り上げ部分の斜め線は図面のスケッチで作図しました。
グリッドにスナップのチェックを外すと図面のラインに勝手にフィットするので楽です。
とはいえ全部をこうやっていられないので、なんとかしてほしいですね。
>>bunga様
私も解答を待つ間その方法にて進めていました。やはりそのくらいしか思いつかないですよねぇ…泣
しかもこの方法でやっても、非ねじ部の外径は守られますがネジ部の外径が細くなってしまうのは防げないんですよねぇ…
図面をPDFや紙で渡す分にはあまり気になりませんが、DXFなどで渡すと工場さん側が寸法をデータ上で当たれたりするのであらぬ誤解を生みそうで、いやーな感じです。
「ねじ」機能を使わずにスケッチで対応という手もありますが、図面モードの「注釈」機能がねじを認識できなくなる→後から変更あった際に自動追従しないなど問題はありますし、なによりせっかくの「ねじ」機能がなんかもったいないと感じますね
外径が変わっちゃう件も、実は痛し痒しだったりするんですよね。
恐らくですが、Fusion360自体がかなりインジェクションプリンティングの分野を見据えている構成になっているので、モデル化してそのままプリントして使うことを考えると、ネジの外径が若干マイナスするのはありがたい機能だったりします。
このあたりの整合性を取りつつ、図面化の方も上手にカバーしてくれると言うことなしなので、開発陣にはぜひ頑張ってもらいたいところですね。どうもリソースが足りないんだ的な声が漏れ聞こえているので、結構たいへんそうですが。
これはIDEAの方に投げて置くと良い案件な気がしますし、私も確実に1票入れますよ。
@ryo_matsumiya さん こんにちは
φ10の円柱にM8のネジコマンドを実行してもらえばわかるのですが、
円柱のサイズを自動的に変更します。これは以前からの仕様ですね。
少し試してみましたが、この様な感じでした。
こんな感じでネジコマンドを使い、図面化します。
Fusion360のネジについてはxmlファイルで管理されているはずです。
図面の外径 "7.866" は、該当するxmlファイル(ISOMetricprofile.xml)を
調べると上記のように定義されていました。
これを逆手に取れば、この数値を "8.0" としておけば良さそうな
気がします。
元のxmlファイルは残しておきたいため、コピーしたものを修正しました。
"カスタムスレッド" でフォーラムを検索して頂くと幾つか事例があるはずなので
参考にしてみて下さい。
ISOの規格を調べきれなかったのですが "7.866" としているのは、"モデル化" し
3Dプリントする事を視野に入れているような気もします。
又、個人的にですが・・・ねじ部分の線が "7.866" であってもそのサイズでは
加工しないですよ。
@kandennti さん
ISOの規格を調べきれなかったのですが "7.866" としているのは、"モデル化" し
3Dプリントする事を視野に入れているような気もします。
又、個人的にですが・・・ねじ部分の線が "7.866" であってもそのサイズでは
加工しないですよ。
私は普段自分で社内加工向けにモデル化する時にはあまりネジ機能を使わないのですが、例えば外注に出す為に図面化するときなどは普通に使っていたりします。
そして、モデルからそのまま旋盤加工データを作る関係で、ほぼモデルの寸法通りのものが加工で作られます。
当然ネジ部分からその先までモデルと同じになるので、今回のようにねじの奥が寸法マイナスしている場合は、1つ目の加工は確実にマイナスで作ってしまうでしょうねぇ(^_^;)
私が今までこれに気づかなかったのは、社内加工向けではネジ機能をあまり使わなかったからだと思うんですよねぇ。
今回のこのスレッドを見て、まじかよ!!って思って色々と調べちゃいました。
ちょっと気をつけないと、大変な失態をしそうなので、設定ファイルをすべて直しておくかなと思っているところです。
それとアップデートで設定ファイルがもとに戻らないように監視してくれるPluginを発見したのでご紹介しておきます。
https://apps.autodesk.com/FUSION/ja/Detail/Index?id=1725038115223093226&appLang=en&os=Mac
@ryo_matsumiya さん、
ちなみに雌ネジもどうような感じで寸法が変わります。
M8のメートル並目ネジの内径はΦ6.647ですからこれよりも微妙に大きくなっていますね。
数年前のトピックでネジ穴径についてオートデスクさんからの回答があったような気がするのですが調べきれていません。
また見つけられたら情報共有させていただきます。
@kandennti 様、@Bunga777 様
コメントありがとうございます。
なるほど、3Dプリントを考慮した値だったりするのですね。
3Dプリンターは過去に一度レンタルで使った程度だったの知見が無く、勉強になりました。
xmlファイルでいろいろな数値が定義されていることも、落ち着いて考えれば気付きそうなものでしたが、初耳でした。
アップデート時に上書きされたりとか気を付ける必要はありそうですが、今のところ円筒外径をそのままにしたい、というのならこれが一番良さそうな手ですね。
手作業加工の場合、工場の方も勝手に図面で当たった数値で作ったりしないのは分かってるんですが、結構目ざとく色々聞いてきたりする人はいるんですよねぇ(笑)(相手が2DCADを長年触ってる人とかだと特に)
CAMでNC加工とかの場合そのまま行かれてしまったりもします笑
あとは設計資料として残るものなので、未来に別の人間がデータを見た際に混乱させてしまったりって可能性も…
まぁあまり気にしなくてもいいような気もしますが、私は結構細かいことが気になってしまうので笑
xmlの件、試してみます。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
下穴寸法を自分で決めたいとか、会社で決まってる場合とかあるので、むしろ雌ねじの方が問題な気がしますね、コレ
私はネジ穴の方は基本「穴」機能で済ませているので、雌ねじに「ねじ」機能を使ったことが無いですが、覚えておいた方がいいのは間違いないですね。
oh!! これですね… ソフトのインターフェース上では編集できない数値になっていますね
図面では基本的に注釈機能で穴サイズを示すだけなので気づきませんでした。
下穴径としてはそんなにおかしい数値ではないですが、勝手に決まってしまうのは少し気持ち悪いですね。
「穴」機能を下穴、ねじ切りで2回に分ければ非ねじ部の径には影響しなさそうですが、ねじ部内径はxmlで規定された数値になってしまうみたいですね。
確かに穴で作ったネジも同じ感じで大きく設定されていますね。
まぁ、雌ネジの方はクリアランスが小さいので、それほど大きな差がないのと、雌ネジの奥が設計上重要であれば、しっかりと形状を作るだろうから、意外に大きな騒ぎにはならなそう。
軸の方はクリアランスが0.1~0.2と一般的にも大きいので、そのままネジ奥を下径にされるのはかなり危険ですね。
シャフトのネジ奥の径が0.15もマイナスしていると駄目なシーン結構多いですよね(^_^;)
@ryo_matsumiya さんへ こんにちは
私は、今回の様な場合、Φ8の部分とM8の部分の間に、一手間掛かりますがニゲを付けてモデリングしています。
Hidetoshi Wada
Mechanical designer
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