工具補正長を良く分からないのですが、工具補正点に来ると、ぐっと補正長の分上がります。
これは必要な事な事なのでしょうか。
この時間が無ければ、早くなっていいのですが。
@vfr800dego さん こんにちは
>工具補正長を良く分からないのですが、
工具長補正を検索するとこちらがヒットしました。(恐らく色々と出ると思います)
https://anm7242.net/pingye.sakura.ne.jp/2018/05/23/correction/
恐らく、機械側の作業方法が工具長補正を活かせていない原因では無いかと思います。
緑が材料で黒っぽいものが工具(うっかりエンドミルにしてしまいましたが、ドリルでも
同じです)で、セットアップのワーク座標系(WCS)の原点は材料の天面部分だとします。
画像左はZ軸が一番上まで戻った状態です。(スタートする時の状態)
画像右は工具の先端が材料の天面(Z0)の位置だとします。
推測ですが、この状態の時に機械側のワーク座標系のZの値を "0" として
設定しているのだろうと思います。(言葉で伝わるでしょうか?)
この方法の場合、工具長補正は無意味になります。
次は工具長補正を活かす方法です。
画像左の状態の時にZの値を "0" にリセットします。(ワーク座標系のZの値
ではありません。表示されているZの値です)
画像右の状態にした時、表示されているZの値は恐らくマイナスの値になって
いるはずです。この長さを工具長補正として機械の何処かに入力出来るところが
あると思いますので、値を入力しておきます。
そして、機械の原点から材料の天面部分までの距離を機械側のワーク座標系のZの値
として設定すると工具長補正が活かせます。
書いてみたものの、恐らく言葉だけでは伝わらない気がしてます・・・。
どの様な機械を使っているのか?も影響あるのですが、恐らくATC無しではないかな?と。
赤丸のワークのTapファイルを生成したら、工具補正長が以上に大きな値となりました。
原因は、どうも、緑矢印のワークが影響したようです。
一旦作った製造のファイルを削除し、新たに作り直したら、緑矢印のワークの影響が無くなりました。
こういった改善方法は、よくあることだと思います。
ただ、何が原因なのか、良く分からずじまいですけどね。
@vfr800dego さん
>赤丸のワークのTapファイルを生成したら、工具補正長が以上に大きな値となりました。
意味がわからないのですが、 "大きな値" と言うのはHの後ろの値のことでしょうか?
それともZの後ろの値でしょうか?
> "大きな値" と言うのはHの後ろの値のことでしょうか?
Z90です。
他にエンドミルにより切削もしますが、エンドミルの場合。Z15でしたので、Z90は、大きな値と感じました。
@vfr800dego さん
あぁ分かりました。恐らく空振りしている時間が長く無駄なので、短縮したい
と言う事ですよね? 問題とすべき部分はそこでは無くこちらを修正する方が
良いと思います。(より安全に機械を稼働させたいのであればです)
こちらで適当に処理させた場合、同様なNCプログラムにならない為
ポスト処理した際のポストコンフィグファイルを教えて頂けないでしょうか?
又、差し支えなければf3dファイルも添付して頂けないでしょうか?
教えて下さったRとは、固定サイクルでの話で、R点の事ですよね、でれば、以下の通りです。
>ポストコンフィグファイルを教えて頂けないでしょうか?
A:
Art softのMach3Mill
又、差し支えなければf3dファイルも添付して頂けないでしょうか?
A:
了解しました。
@vfr800dego さん ありがとうございます。
データを拝見しました。
最初に添付されている画像は穴あけですが、データの中に穴あけのツールパスが
含まれておりませんでした。
問題となったドリルのツールパス存在する状態のデータは無いでしょうか?
(同様の現象が出ている、類似の物でも構いません)
念の為、先にお伝えしておくと、"高さ" タブ無いのどれかの設定を変更する
ことで解決するだろうとは思っています。
>(同様の現象が出ている、類似の物でも構いません)
今車庫まで行ってきまして、ファイルが残っているか確認したら、
似たようなものがありました。テキストファイルの全文です。↓
(1MILL)
(T0 D=6.5 CR=0. TAPER=118DEG - ZMIN=-6.453 - DRILL)
G90 G94 G91.1 G40 G49 G17
G21
G28 G91 Z0.
G90
(1 2)
M5
T0 M6
S1200 M3
G54
M7
G0 X99. Y-37.
G43 Z90. H0
Z88.
G98 G81 X99. Y-37. Z-6.453 R23. F25.
X75.
X53.
X25. Y-90.
X50.
X86. Y-94.
X76.101 Y-84.101
X86. Y-80.
X95.899 Y-84.101
X138. Y-94.
X128.101 Y-84.101
X138. Y-80.
X147.742 Y-83.945
G80
Z90.
M9
G28 G91 Z0.
G90
G28 G91 X0. Y0.
G90
M30
>念の為、先にお伝えしておくと、"高さ" タブ無いのどれかの設定を変更する
ことで解決するだろうとは思っています。
この方法だと、いちいち、修正しなければなりませんね。
@vfr800dego さん
言葉では中々伝わらない為、添付して頂いたデータを元に推測でお話を進めましょう。
又、添付されたf3dファイルがこちらのものだと思いますので、こちらのご説明です。
念の為こちらでは、各ボディは単体で加工するもので、モデリングの都合上
複数のボディが入った状態になっている と解釈しています。
※画像の貼り付けが出来ない為、画像は添付しておきます。
>原因は、どうも、緑矢印のワークが影響したようです。
恐らく、セットアップの "モデル" 部分の設定が緑矢印のボディも含まれている
状態だったのではないかと思います。
この状態で "ストック" - "モード" が "相対サイズ~" となっている場合、
赤い矢印の様に想定よりストックの高さが高い状態になっていたはずです。
(画像:1.png)
この様な状態でドリルのツールパスを作りました。
デフォルトの状態で作りましたが、デフォルトの設定が異なる可能性が有る為
"高さ" タブの設定だけ画像にしておきます。
(画像:2.png)
これをポスト処理しました。ポストコンフィグはこちらを利用しています。
https://cam.autodesk.com/hsmposts?p=mach3mill
・・・
G54
M7
G0 X53. Y288.
G43 Z83.5 H0
Z73.5
G98 G81 X53. Y288. Z-2.953 R8.5 F25.
G80
・・・
最初に@vfr800dego さんが提示されたNCプログラム(tapファイル)は、
この様になっていました。
(画像:3.png)
細かな数値は度外視し、違いを見ると
・工具長補正(工具補正長ではなく、こちらの呼び名が一般的です)を読み込んでいる
16行目と、固定サイクルの始まる17行目の間に、Zの移動が無い。
・固定サイクルのZの値とR点の距離が非常に大きい。
の2点です。
一応お伝えしておきますが、こちらで書かれているものの場合、
上記で指摘した2個の違いがみられない為、無視します。
・・・
M7
G0 X99. Y-37.
G43 Z90. H0
Z88.
G98 G81 X99. Y-37. Z-6.453 R23. F25.
X75.
X53.
X25. Y-90.
・・・
ここまでは、添付したf3dファイルの "セットアップA" の状態です。
"セットアップA" の状態では、最初に提示されたNCプログラムの状態が
再現出来ていない為、"高さ" タブの設定この様に修正します。
(画像:4.png)
ポスト処理するとこの様になります。
・・・
G54
M7
G0 X53. Y288.
G43 Z73.5 H0
G98 G81 X53. Y288. Z-2.953 R73.5 F25.
G80
Z73.5
・・・
上記で指摘した2ヶ所の違いが解消され、恐らくほぼ同じ状態が再現出来ました。
最初に提示されたNCプログラムは、"高さ" タブの設定があのような状態か
類似した状態で作成されたものと思われます。
対策としては、これの逆の手順を行う事です。
ここまでは、添付したf3dファイルの "セットアップB" の状態です。
>一旦作った製造のファイルを削除し、新たに作り直したら、緑矢印のワークの影響が無くなりました。
"セットアップB" をコピペし "セットアップC" としてします。
セットアップの設定の "ボディ" で、加工対象となるボディのみを選択します。
(画僧:5.png)
ポスト処理を行うと、この様になります。
・・・
G54
M7
G0 X53. Y92.
G43 Z8.5 H0
G98 G81 X53. Y92. Z-2.953 R8.5 F25.
G80
Z8.5
・・・
工具長補正を読み込んでいる行のZ値が低い位置(望ましい位置)に
なります。
”新たに作り直したら、緑矢印のワークの影響が無くなりました” との事
ですが、新たに作成した際にストックのサイズが適切となり、 "高さ" の値も
適切になったためだろうと思われます。
>こういった改善方法は、よくあることだと思います。
>ただ、何が原因なのか、良く分からずじまいですけどね。
上記で示したように、ストックの設定と高さタブの設定が適切な状態に
なっていなかった為ではないかと、思われます。
@vfr800dego さんで発生した状況を再現するのに、非常に時間を要します。
推測ですが今回の問題はFusion360側が抱えている問題では無く、操作の問題では
無いかと感じていますが、問題の発生したものを提示して頂かないと解決には
至らない可能性が高いものと解釈して頂きたいです。
(恐らくこれらの内容だけでは、ご理解頂けにとは感じています。)
@vfr800dego さん、こんにちは。
その後、状況はいかがでしょうか。
kandennti さんから返信が来ていますのでお知らせです☺