Fusion360の電子部品デザインで、基板の作成を行っています。
その中で、電子部品ライブラリで標準となっているLibrary.ioの一部の部品に不具合を見つけました。
ユーザー側からの変更は受け付けられないため、修正依頼など、どのように対処すれば良いでしょうか?
現在、コネクタ2種類で3Dデータが基板に埋まることや、3Dデータとフットプリント・シルクの位置がずれていることを確認しました。
この問題はFusion360内だけでなく、Library.ioのデータをブラウザで開いても同様の表示になることから、部品データ側の問題ではないかと思われます。
不具合を確認した部品
B2B-XH-A (URL:https://library.io/packages/24957641-B2B-XH-A)
S2B-XH-A (URL:https://library.io/packages/24957651-S2B-XH-A)
環境
OS : Windows 10 Pro 20H2 (Build:19042.985)
Fusion360:2.0.10244
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回答者: kandennti. 解決策の投稿を見る。
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@Anonymous さん こんにちは。
PCBについては全くの無知です。見当違いでしたらスイマセン。
こちらのドキュメントをチラッと眺めてみました。
https://help.autodesk.com/view/NINVFUS/JPN/?guid=ECD-LIBRARY-DESIGN
Library.ioからプルして、ライブラリ マネージャを使用すると新しい管理ライブラリ
が作成出来たり更新出来たりしそうな雰囲気は感じました。どうでしょうか?
情けない話、当方では試す事すら出来ていないです・・・。
本件とは全く無関係ですが、最近になりPCB用にDXFファイルをインポートし
ULPを実行させるスクリプトを作成し公開された方がいらっしゃいます。
(PCB用スクリプトは初めて見ました)
https://forums.autodesk.com/t5/fusion-360-api-and-scripts/importing-electrical-dxfs/td-p/10343446
APIではPCBについては全く公開されていない為、かなりの事をやられている
雰囲気です。
・・・PCBについては達人のような方が現れないですね。
@kandennti さん、こんにちは。
こちらで探ってみたところ、仰る通りライブラリマネージャからLibrary.ioを変更し、
そのコピーを新しい管理ライブラリとすることで、変更した部品データを
使用できました。
(Library.ioは読み込み専用のため、変更はできても、上書き保存はできませんでした。)
詳しい変更方法は以下の通りです。
・「ファイル」より「新しい電子部品ライブラリ」を選択。
・「ライブラリマネージャを開く」を選択。
・一覧から、修正したい部品の入っているライブラリを選択し「edit」を選択。
・「コンテンツマネージャ」から修正したい箇所の部品ファイル(Symbol,Footprint,Package)を
ダブルクリックで開き、修正。
・修正が終わったら「保存」をクリックし、自分のFusionTeam内にライブラリのコピーを保存。
・電子部品ライブラリから、修正したものを参照できるようになる。
注意事項としては、元のライブラリのコピーを作成するため、修正前と修正後の両方の
ライブラリが表示されます(デフォルトで同じ名前で保存すると区別がつきませんでした)。
また、別ライブラリ扱いなので、既存のPCBデータは部品を入れ替えないと変更されませんでした。
Library.ioの変更権限は開発者であるAutodesk社にあると思われるので、根本的に解決するには
開発者側で変更していただくしかなさそうです。
この方法が普遍的なものかわかりませんが、一時しのぎとして同様の問題に当たっている方の助けになれば幸いです。
DXFファイルをインポートするスクリプトはすごいですね。
最近では無料で電子部品データが公開されているので、そのあたりを読み込めるスクリプトが
できると良いのですが・・・。
どの程度のものか不明ですが、githubでライブラリを公開されている方も
いらっしゃいます。
https://github.com/Furkanprlk/Eagle-Mixed-Library
又、一度起動したっきりですが、こちらのexeファイルを実行すると
EAGLEが単体で起動しているのではないかな? とも感じてます。
記事を読んで、Eagle関係の部品データなら読み込めると思い
やってみたところ、うまくいったのでお知らせします。
Fusion360の部品ライブラリはオンライン経由で読み込んでいるものだと思っていましたが、
一部の部品は、eagleのサブフォルダにあるものをローカルで読んでいるようです。
そのため、Eagleの部品ライブラリであるlbr形式であれば、Fusion360でも読み込めるようです。
今回は、PCB Part Libraryの部品ライブラリをインポートしてみました。
手順としては以下の通りです。
1.PC内の好きな場所に、ライブラリを保存するフォルダを作成する。
2.以下のURLの「Library Loaderのセットアップ」の手前まで進める。
https://www.rs-online.com/designspark/eaglepcb-part-library-jp
3.次の「Library Loaderのセットアップ」において、Your ECAD ToolをEAGLEとし
保存するディレクトリに、先ほど作成したフォルダを設定する。
4.次の「コンポーネントのインストール」において手順4まで進め、ほしい部品を
ダウンロードする。
5.Fusion360を起動し、電子部品の「ライブラリマネージャー」内のIn Useを開く。
6.「Browse...」をクリックし、作成したフォルダ内にある「SamacSys_Parts.lbr」を開く。
7.これ以降、回路図作成の「パーツを追加」の一覧に、「SamacSys_Parts」が追加され、
ダウンロードした部品を使えるようになる。新たにダウンロードした部品は自動で追加される。
注意点としては、
・Fusion360の起動中に追加した部品は、一度「ライブラリマネージャ」を開いて再ロードしないと使えない。
・このライブラリはローカルなため、自分のパソコン上でしか参照できない。チームで共有する場合は
ライブラリをFusionTeamにアップロードし、「ライブラリマネージャ」でインポートする必要がある。
Eagleであれば、公式でプラグインがあったため楽だったのですが、Fusion360だと少し手間が必要です。
https://www.autodesk.com/products/eagle/blog/now-available-new-free-eagle-library-plugin-samacsys/
海外のフォーラムでも同じようなことが行われていたようですが、部品1つ1つを個別に追加しているため
少し大変そうに思えます。
@Anonymous さん 貴重な情報をありがとうございます。
プラグインの件ですが、(winの場合ですが)インストーラーさえ動けば、Mac / Linux
手順を参考にファイルを配置すれば何とかなるような・・・。
全くの無知の為、何の保証も出来ないのですが・・・。
@Anonymous さん、こんにちは。コミュニティのご利用ありがとうございます。
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