お世話になります。
アセンブリのモデリング手法についてですが
ダイナミックモデリングとパラメトリックモデリングがあると思います。
現在は、パラメトリックでモデリングしていますが
部品点数が増えすぎてかなり動作が遅くなってきました。
そこでダイレクトモデリングに変更しようと考えたのですが
ジョイントのスライダなど、アセンブリ特有の動作が行えなさそうです。
アセンブリモデルはパラメトリックモデリングするしかないのでしょうか。
解決済! 解決策の投稿を見る。
回答者: hide-wada. 解決策の投稿を見る。
こんにちは.
ダイレクトモデリングでもアセンブリは可能だと思います.
まず,モデル作成時,図のように『新規コンポーネント』を作成します.
すると,既存のコンポーネント下に新しくコンポーネントが作成されます.
そのあとは同様にパーツを作成,新規コンポーネント作成...と行います.
ジョイントさせたいときは,親コンポーネントをアクティブにして行えばよいかと思います.
ジョイントした後
一例ですので,他にもやり方はあるとは思います.
データも添付しておりますので,何かご不明な点がございましたらご連絡ください.
@kitaharakSSMPSさんへ こんにちは
>部品点数が増えすぎてかなり動作が遅くなってきました。
1つのファイルに沢山のパーツを作って行くと、履歴が長くなり、どれかパーツ修正を行うにも大変になってきます。
PCの性能にもよりますが、一つのファイル(assy)の中に作る部品は50個位(出来れば30個)を目処にした方が
良いと思います。(ネジ等の小物部品は含まず)
部品点数が多い場合は、1つのファイルに1つのパーツを書いてリンク付けでassyファイルに配置します。
1つのassyファイルに50前後のパーツをリンク付けて配置しておくと修正する時に他のパーツと
分離出来るので判りやすいです。(”開く”を使った場合)
例えば300パーツ位の装置でしたら、1つのファイルに全てを書くのでは無く、4〜6つの子assyファイルを作り、
親assyに子assyを配置する感じです。
私の私感ですが、履歴が残るパラメトリックでモデリングした方が後々修正出来て良かったと思うような
気がしますが。
ダイレクトモデリングに関しては@ChaosCombさんのコメントを参考にしてみてください。
出先なので、文章だけで失礼します。
Hidetoshi Wada
Mechanical designer
@kitaharakSSMPS さん、こんにちは。
私も@hide-wada さんと同じ意見で、リンク付きのコンポーネントを使ってアセンブリを組む方法をお勧めします。
アセンブリ内は部品と位置情報だけを管理して形状情報は別ファイルで管理するという考え方です。
個人用ライセンスの場合はインプレイス編集が使えず、部品相互の形状参照ができなくなるのですが、それでも後々の管理のしやすさ、形状修正のしやすさを考えるとこの方法が便利かなと思います。
少しでも形状変更の可能性がある場合はできる限りパラメトリックモデリングを維持されることも同時にお勧めします。
ご連絡ありがとうございます.
私の方でもいろいろ試してみましたが,ダメっぽいです.
履歴有から履歴を消してみた場合でもドラックで動かなくなるので仕様のようです.
(ダイレクトモデリングでは位置をキャプチャコマンドも出てこないのでそこらへんが関係していそうな気はします)
@kitaharakSSMPSさんへ こんばんは
どの程度のコンポーネント数なのでしょうか? それとPCのスペックも教えて頂けると助かります。
コンポーネント数を数えるのは、下記のサイトを参考にして、
テキストコマンド欄の下側に”component.count"と入力して
リターンすると、テキストコマンド欄にメッセージがでます。
もし、タイムラインの下にテキストコマンド欄が無い場合は、
アプリケーションバーの左側のファイル→一番下の”表示”→テキストコマンドを表示 をチェックします。
既にリンク付けでコンポーネントを配置されているようですので、私が注意している点を幾つか
コンポーネント数が多いと言う事は、デザイン履歴が長くなるので、動作が遅くなる。
① 子assyを幾つか作り、親assyにリンク付けで挿入する。あまり階層を深くしない方が良さそうです。
私は、2階層で作っています。 コンポーネント数が多い時は、子assyが10~20とかになります。
② 挿入するコンポーネントのデザインで警告等のエラーメッセージ(黄色・赤色)が無い事を確認する。
③ ボルト類やノックピン等の部品配置は一番最後に行うようにしています。
④ Fusion360のf3dファイル以外の非ネイティブパーツ(ソリッドワークスやstepファイル等)は、
手間ですが一度f3dファイルにしてから配置した方が良さそうです。(現在試しています。)
⑤ スケッチの中のテキストコマンドで英数を書いた後、押出等を行うと負担が多そうです。
⑥ まだ試していないのですが、変更の(絶対に)無い部品(購入品等?)は、履歴無しで配置して、
ダイレクトモデリングとパラメトリックモデリングと混合で使い分ける方法もあるそうです。
下記のサイトを参考にしています。 他にも良い方法が無いか模索中です。
https://knowledge.autodesk.com/ja/support/fusion-360/learn-explore/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JP...
@kitaharakSSMPSさんは、コンポーネント数が多いアッセンブリ同士の動きや動いた時に干渉しないか等を
見ることは有るのでしょうか? 現状、動きが遅い為見たくても出来ないとか?
Hidetoshi Wada
Mechanical designer
@kitaharakSSMPSさんへ こんばんは
PCの構成とコンポーネント数を教えて頂き、ありがとうございます。
私のPCよりも高スペック(特にビデオカード)なのに、やはり遅くなるんですね。
私のPCは、ビデオカードがQuadro P2200とメインメモリ36GBですね。CPUは世代が違いますが同じi7-10700kです。
Fusion360は、ビデオカードの性能よりもCPUの性能を上げた方が良さそうですね。
私の場合、今後は新しい装置の開発は無く(多分)、今まで作ってきた装置のメンテナンス用(主に手直し・改造)に
Fusion360を使っているのですが、コンポーネント数が多いとFusion360ではInventorに比べて、色々な工夫をしないと
上手く行かない事が多いと感じています。 工夫(手間が掛かる)すればOK?
(今まで作った装置は、Inventor2010で作っていました。)
今、Fusion360でコンポーネント数が多い装置で動きを見ながら、干渉する箇所が無いかを見る為に、
一つの方法を考えて試していますが、近いうちにフォーラムにUPしたいと考えています。
(例の如く、一手間・二手間・掛かりますが)
今までは、子assyでの動作や干渉は見られるのですが、親assyに子assyを全てリンク付けすると動きを見ることが
殆ど出来ませんでした。
同じスペックのPCでは、Fusion360よりもInventorの方が動作が軽いです。
今の@kitaharakSSMPS さんのPCスペックなら、Inventor上で問題無く快適に動かす事が出来るはずです。
@kitaharakSSMPSさんは業務で使われているのでしょうか?
今後もコンポーネント数が多い装置を開発するのでしたら、コストは掛かりますがInventorも視野に入れてみたら
如何でしょうか。
私が、もし新規の大型装置を受注する事があれば、その期間だけInventor(サブスクリプション1年)にするつもりです。
Hidetoshi Wada
Mechanical designer
@kitaharakSSMPSさんへ こんにちは
下記の投稿が参考になればと思います。
まだ、模索中ですが、2000パーツ数以上の装置でも、幾つかの子assy(~500パーツ)を下記の方法で
ボディ数を減らしてから再度、アッセンブリし直します。
通常作り上げるアッセンブリファイルとは別に、モーションスタディ用(仮名)のアッセンブリファイルを
用意する事になります。
本来なら、作り上げるアッセンブリファイルの中で、モーションスタディを使い、動きが判れば良いのですが、
500パーツ位迄なら可能と思われますが、1000パーツ以上になってくると、上手く動かない可能性が高いと
感じ、このような方法を考えた次第です。
複雑(複数の動きが絡む時)な動きの場合は、モーションスタディを使って動きを作ると良いと思います。
大規模アセンブリを動かす方法の一つとして
Hidetoshi Wada
Mechanical designer
お探しの情報が見つからないときは、コミュニティで質問しましょう。困っている人がいたら、情報を教えてあげましょう。