私は小さなマシニングを使ったことが無いのでどの程度の剛性かちょっと分からないのでお答えしている内容が @zue10565 さんの思っているような内容では無いかも知れず申し訳ないです。
もう一つ2D輪郭のランプを利用して削るなんてのもあるので、よかったら試してみてください。
これはランプ角度を浅くすることでピッチを変えられるので、適当にピッチを変えながら良い感じの取り代になるようにすると良いと思います。
そして、最後の切り落としのところは細いエンドミルでタブ残しで加工ですかね。
この段階で適当な切削条件ですが、それでも10分以内で片側落とせるかなぁと。
ファイルも付けておくので参考にどうぞ。
さて、ついでにこぼれ話でも……。
まず、負荷制御で使用されているトロコイド加工(くるくる回りながら削るやつ)は負荷を軽減する動きなんですが、その変わりに移動距離が増えてしまい切削時間が長くなってしまいます。なのでその変わりに刃長をいっぱいに使い、回転と送りを上げることで切削時間を稼ぐのが一般的です。 なので今回φ5のエンドミルを使っていますからトロコイド加工をするのならば最低でも深さ5mm、できれば深さ10mmくらいを一発で削り取っていきたいところなんですね。逆を言うとそれくらいの負荷がかけられないとトロコイドを使うメリットが無いんですね。
で、なぜトロコイドみたいな削り方が昨今沢山使われているかというと、一番の理由は刃持ちが良いからです。輪郭で0.5とか小さい切込みで少しずつ削るのは負荷がかからなくて良いのですが、先端だけを酷使することになります。
トロコイドで負荷を減らしつつ、刃長いっぱいを有効に使っていく事で、結果刃物の寿命を延ばしてやるという考え方です。そしてこの方法が意外と低剛性の小型のマシニングでもそれなりに効果があります。
@zue10565 さんのお持ちのマシンでどの程度の負荷までなら行けるのかわかりませんが、色々と試してみるのも良いかも知れません。