(続編)・クレーンなどの重機の・・・パラメータで調整する方法

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(続編)・クレーンなどの重機の・・・パラメータで調整する方法

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https://forums.autodesk.com/t5/autocad-ri-ben-yu/kurennadono-zhong-jinobumu-zhangya-xuan-hui-jiao-du...
の続きです。
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施工計画書や作業手順書、または仮設計画書などで重機を設置します。
シュミレーションを行い、選定し、決定します。・・・CADで重機の動作が必要になります。
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BIMにはバージョンの壁や普及率の低さがあります。素のAutoCADなら多くの方々が利用し、データの交換も頻繁です。
まだ2Dが中心ですが、3Dでもソコソコ使えます。その幾つかの例を載せます。
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具体例として、今回は油圧式クレーン、俗称ラフターのキャリアのアウトリガー動作を3Dソリッドのデータに設定します。
作ったのは1つのアウトリガーのダイナミックブロックです。

アウトリガーダイナミックブロックの作成.jpg

 ストレッチアクションが3つあります。1段目アーム、2段目アーム、ジャッキの伸縮です。
 可視性パラメータは敷鉄板の有無を設定してあります。
 ※アウトリガーは水平に倒して作図しています。ブロックエディタではXとY方向のアクションで作図し
 ※ブロックをモデルに挿入後、X軸で90度回転してZ方向のアクションになるようにします。
同じブロックを4カ所に配置しています。メーカーの仕様でも同じ構造のアウトリガーが使われているようです。

アウトリガー動作Qプロパティで操作.jpg

モデル空間でブロックを選択すると、3つの伸縮グリップと1つの可視性グリップが出ます。

ドラッグとプルダウンで操作できますが、実務ではクイックプロパティでの操作になります。数値入力が確実で早いです。
アウトリガーを個別に変化させたり、また複数を選択、2つでも、3つでも、4つ全部を選択して、同じ動作も可能です。
伸縮長さには制限値が設定されています。過大な数値入力は自動的にMAX値に替わりますので、制限値を知らなくても操作できます。
2つのアームの最大張り出しで諸元表の数値と一致します。ジャッキのストロークもメーカー仕様の60cmです。
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動作の動画です。あえてパースビューの視点で操作しました。シュミレーションをプレゼンする場合にはよろしいかと、、

アンドゥとリドゥ操作を録画しました。

キャプチャーソフトの仕様でクイックプロパティの画面は保存されていません。

DWGデータも添付します。

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2Dでのダイナミックブロックと幾何拘束を使った実務バージョンのクレーンの作業姿勢の立面図です。
作図データはKATOの60tonラフターです。
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--アッパーの動き--
5段ブームの伸縮はストレッチアクションです。メーカーの諸元に従ったブーム長さで伸縮します。
ジブは3種類の長さが選べます。可視性パラメータで選べます。それぞれが4つのリスト角度で回転します。
ジブなしを選ぶと子フックは親ブームのシングルトップ(ルースターシーブ)に移ります。
親フックと子フック共、垂直拘束を設定しています。ブーム、ジブ角度が変化しても垂直に垂れ下がります。
起伏のホイストとロッドには一致拘束と同一直線拘束を設定しています。ブーム角度に追従し伸縮します。

ブームとジブのダイナミックブロック.jpg


--キャリアの動き--
アッパーとキャリアは別のブロックになっています。
キャリアは「正面」、「右側面」、「左側面」が選べます。それぞれで作業半径・揚程のグリッド表示も選択可能です。
簡単な動画を添付します。また、DWGも添付します。
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ダイナミックブロックを作ってみるとおかしな動きになる時があります。
ほとんどはこっち「作図者」のミスであったりAutoCADの開発者の意図に反した設定を強行した場合ですが、
今回も不思議なトコがあります。●のグリップをドラッグして角度は変更できますが、クイックプロパティの数値入力では
オブジェクトがバラバラになります。ブームの長さの変更は数値入力で問題ありません。
グリップかプロパティか、、どっちが使えるか、クセを覚えないと使えないブロックになっています。原因はいつか、わかるかも、、
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垂直拘束のフックですが、本来は上下にストレッチさせたいのですが、普通のブロックなのでできません。
ダイナミックブロックの回転アクションの中に含まれるので、垂直拘束と上下ストレッチが上手くできません。これも、また、いつか、、

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ブロックの中にフックを含めなければ、上下するフックを追加することは可能です。ストレッチコマンドが使えます。
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ブームトップのシーブとワイヤー上端を一致拘束、ワイヤー下端とフックも一致拘束、ワイヤーに垂直拘束を設定します。
これでブームを起伏(回転)しても、フックはブームの動きに追従して常に垂直に懸垂して移動します。
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フックの幾何拘束.jpg

 ブームを回転させると、ワイヤー長さは、拘束の設定方法によるものなのか、親フックと子フックで異なります。
このあたりは、もう少し慣れないと、意図した動きになりません。実務では困らないので、あまり深入りしませんが、、
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フックを後付けするのがOKであれば、この方法もありです。使うブームやジブが決定した後にフックをぶら下げて
吊り荷と一緒に任意に上下させ、シュミレーション、プレゼン、楊重計画図など、スピーディに作図出来そうです。
動画とDWGを添付します。・・ブームはダイナミックブロックではありません。伸縮しません。

 

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より実務に使える例としてユニック付き4tonトラックをダイナミックブロックでつくりました。添付します。
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トラック部分は側面と背面を可視性で選択できます。
4段ブームは伸縮し、ブームは74度まで起伏します。
フックは付けていません。なぜなら、ダイナミックブロックに幾何拘束でオブジェクトを付けると
ダイナミックブロックのグリップが表示されなくなるからです。AutoCADの仕様です。
ブームの長さと角度が決まってから上下に可動するフックのダイナミックブロックを付けると
それらしく動きます。添付する動画の中頃の動作です。
動画の後半は幾何拘束でフックを取付けた場合です。グリップが使えず、プロパティウィンドウで
数値入力しています。もたもたしています。
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ブーム伸縮のダイナミックブロックで発見がありました。
ブームを完全に収納すると、ストレッチアクションで当該線分が「長さ0の線分」になりますが、
そうなると、ブームの起伏角度を無視して「水平のX方向の伸縮」となります。
この動きは3D視点のViewpointで視点が天頂付近になると、XY方向が維持できず、X軸方向に回転してしまう
いわゆるジンバルロック状態と同じです。2Dであってもオブジェクトの方向が定まらない場合はX軸に向けちゃおう
って、AutoCADの開発者の割り切りなんでしょう。

・・・回避策として、ブームの最小長さを 0 ではなく、10 にしています。
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クレーンの場合、作業半径とブーム長さ、角度で吊り上げ能力が決まります。
シュミレーションをCADで行うならば、荷重を設定し、ブーム長さと角度が変更できるダイナミックブロックで、
危険域に近ずくとブームが自動的にイエローやレッドに変化してアラートがでたり、音声で警告する、なんて事が
できるようにならないかな、、と思います。まっ、しばらくは無理でしょう。
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・・・ちなみに、コマンドラインの音声ガイドはそろそろ追加機能として発表されるのでは、と期待してます。
「ラインコマンドです。1点目を指定して下さい。」なんて、簡単にできるでしょ、ナビで普及してるんだから
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重機の動きをパラメータで制御する場面は、まだまだたくさんあります。手っ取り早くダイナミックブロックを
使って幾つか投稿しましたが、千差万別の重機に対して、皆さんの実務で必要な所だけ、サクッと作ってください。
多くを求めず、1つのパラメータと1つのアクションでスタートして下さい。
では、今回はここらで、[解決]とします。

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・・・おまけ・・・
幾何拘束とかダイナミックブロックとか、めんどうだなぁー、と思われる方へ.
アクションレコーダーを使う方法があります。
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普通の操作の移動や回転コマンドをアクションレコーダーで記録します。
重機やトラックをCAD操作で 作業状態A → 移動B → 回転C → 移動Dと編集作業します。
「 → 」の部分に delayコマンドを入れます。指定時間は ミリ秒 です。2000 とか 3000 とか入力します。
これにより、瞬間的に終わってしまうマクロがこま切れ状態で進みます。見た目で「状態の変化」が分かります。
最終状態で記録を停止し、名前を付けて保存します。・・delay時間は多めに設定しないと、スキップされます。

アクションマクロ再生します。その後、元に戻すには、Ctrl+Z で戻ります。繰り返して再生できます。
チョットしたチェックやシュミレーションや小規模なプレゼンなら使えるかもしれません。

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添付DWGにはフォークリフトのダイナミックブロックとユニック付きトラックのダイナミックブロックが
含まれています。動画のフォークリフトはダイナミックブロックではありません。普通のオブジェクトです。

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3Dでのダイナミックブロックの一例です。80tラフタークレーンのキャリアです。
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このスレッドの上の投稿は車体モデルに4つのダイナミックブロックを配置したものでした。
今回は1つのダイナミックブロックの中に4つのアウトリガーを配置し、1つのグリップで4つ全てのアウトリガーを操作しています。
1つのグリップで4つのインナーアウトリガーが張出し、1つのグリップで4つのアウターアウトリガーが、1つのグリップで4つのジャッキが伸縮します。

キャリアのクイックプロパティ.jpg

今のAutoCADのダイナミックブロックは2Dを主体に考えられているので、XY座標のXY方向しかパラメータを設定できません。
3Dですと残りのZ方向をどうするか?、、が悩むところです。
おまけにブロックエディタではUCSコマンドが使えません。これがつらいです。しかし、orbit は使えます。重なりオブジェクトの様子は
なんとか確認できます。そしてビューの分割もできます。2方向からの視点でブロックエディタの作業が可能です。

キャリアのブロックエディタ.jpg

4つのアウトリガーが同じ動作をする様子の動画とDWGデータを添付します。
シュミレーションでは4つのアウトリガーを1つずつチマチマと操作するより、4つまとめて動かした方がスマートな感じです。

 

Revitでの重機配置・シュミレーションに競うつもりはありませんが、汎用CADで簡単に操作できると人気者になれるかもです。
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これにブームとジブとフックと吊荷を加えると完成です。それらは別のダイナミックブロックになるはずです。まだ、先は長いです。

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追記:3Dのダイナミックブロックをグリップで操作する場合

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そのブロックを作成したUCSに切り替えるとグリップが楽につかめます。
ワールド座標では、今回のアウトリガの垂直方向のジャッキ高さのグリップが動かしにくいです。
「現在のUCS」を「右側面」に切り替えて頂くとスムーズに操作可能です。
・・・クイックプロパティ画面の数値入力ではUCS操作の必要はありません。

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3Dバージョンの80tラフターの6段ブームとジブのセットです。
ブームの中心線に一致拘束と同値拘束を使っています。これで伸縮5段のブームが同じ伸縮をします。
ジブの先端の2段と3段も同じに同値拘束で伸縮します。

KATO_SL-850Rf2(ブームセットブロックエディタ).jpg

・・・なぜか、同一直線拘束だと不具合が出るので平行拘束を使っています。デリケートな拘束は不可解な点が多いです。
・・・3Dソリッドで無理やりダイナミックブロックを作り、幾何拘束まで設定するのはキビシイ所が出ても不思議はないです。

 

モデル空間でグリップ操作するときは「ブロックエディタ」でのUCSの向きで操作して下さい。今回のデータの場合のモデルのUCSは「正面」です。
・・・操作でチョット無茶すると壊れます。その場合は右クリックから「ブロックリセット」して下さい。

これに可視性でジブの有無を加えて、アッパーとキャリアを組み合わせると全体像が見えるはずです。もうチョットですね。

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上記の添付データに寸法記入を忘れました。作業検討に作業半径は必須ですね、寸法は100mm丸めです。

自動調整寸法ですので、ブロックの動きに追従します。

ブームセット寸法付き.jpg

データを添付しますが、データを開いた状態で壊れて見えることがあります。ブロックリセット願います。

また、ジブのパラメータをクイックプロパティで変更するとおかしくなる現象が出ます。グリップでお願いします。

・・・試行錯誤してますが、完璧にはならないかもです。

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カナモト札鉄鋼
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80tonラフターのキャリアとアッパーを組み立てて、らしく、なりました。
・・キャリアとアッパーは別のダイナミックブロックです。

モデル画面03.jpg

35tの親フックと5tの子フック、孫フックも取付ました。
・・実際のクレーンと同様にブームの伸縮に合わせてフック位置の調整が必要です。
可視性でジブの有無、寸法の有無が選択可能です。

可視性の状態.jpg

ブロックエディタで編集していると、予期せぬとこで拘束がおかしくなります。
慣れていないとは言え、なかなか調整が面倒です。3Dなので、なおさらです。

KATO_SL-850Rf2(ブームセットブロックエディタ02).jpg

動画も添付します。クレーンだけだと方向感覚がつかめないので、携帯電話の40mクラスの基地局通信鉄塔を
正面に置いてあります。データ量があります。じゃまな方は捨てて下さい。

 

不確定ではありますが、audit すると拘束が外れる事がありました。不安定なギリギリ拘束はエラーと見なされるのかも。

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toho-kkc
Contributor
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(部外者ですし、解決することもできないのですがコメントさせてください)

クレーン会社に勤めております。組立解体手順書をautocadで作成しておりました。見本を添付しておきます。

これまでブーム延長する際はブロックエディタで線分を用いて必要分のブームを作成しておりました。

線分を使わずブーム伸縮方法があれば教えて頂きたいです。

この度この投稿を見させていただいて感動しました。

2Dしか作成しておりませんが、3Dでもここまでできるようになりたいです。

※autocadは独学で教えてくれる者もいません。

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ご希望の動作は「機械式クレーンのブームの長さ増加」の簡素化と思われます。

中間ブームの配列増加.jpg

油圧式クレーンの伸縮ブームとは異なり、機械式クレーンは中間ブームを何本加えるかで構成長さが決まります。
SCX3500は9mブームと6Mブームの2種類の中間ブームを単数、または複数の組み合わせです。
それらの組合せパターン全てを網羅するなら可視性で表示するのが簡単です。データ量は増えますが、作図はいたって簡単です。
全てを作図して、可視性パラメータで表示と非表示を設定します。設定後、基準点に移動して全てを重ねます。
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アクションを使って基本ブームの増加を行うための考えかたは
①動かない部分・・基本ブーム、下部16.5m部分
②動く部分・・トップブーム、先端6.0m部分
③1~4本と変化する部分・・中間ブームの9.0m部分

ブロックエディタ.jpg

②と③は同じ長さで変化します。パラメータは1つの「直線状」で2つに対応します。
②のアクションは「移動」です。中間ブーム1本分を残して移動させます。なので最小値を9,000にします。最大値は36,000にしています。
③のアクションは「配列複写」です。9,000ピッチで9mのブームをX方向に配列複写の設定をします。1本~4本の9m中間ブームになります。
・・・配列複写には 0本 の選択がありませんので、「中間ブームなし」は選択できません。チョット残念ですね。

 

添付は中間ブーム9.0mだけの構成ですが、基本ブームに中間ブーム6mを加えたパターンをつくれば、2つのダイナミックブロックで
ほぼ全ての構成をカバーできると思います。また、作図が簡単なので、各ブームをブロックにしてブロックエディタで組み立てていますが
それはブロックである必要はありません。余分なブロックの寄せ集めは、使われているブロックの思わぬ書換えで表示がおかしくなる事があります。
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今回のは2Dですが、3Dでも基本は同じです。ただ、UCSコマンドが使えないので、多少のコツを覚える必要があります。

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カナモト札鉄鋼
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SCX3500はタワークレーンとしてジブも60mまで取り付きます。
最大長さの構成は 基本ブーム7.8m + 6mブーム x 3本 + 9mブーム x 3本 + トップブーム6.4m です。
この構成をダイナミックブロックで作図しました。要点としては、「移動+配列複写の組合せ」の2組の設定方法です。

ジブブロックエディタ.jpg

① 先端のパラメータは直線状で27,000です。これに、9mブームx3本の配列複写とトップブームの移動を設定します。最小距離9,000、増分は9,000です。
② ベースブーム側も直線状パラメータで18,000です。これに、6mブームx3本の配列複写と①の9mブームとトップブーム、パラメータ、グリップを
 選択し、それらの移動を設定します。最小距離6,000、増分も6,000です。・・これで、6mブームが減少したときに、9mブームとトップブームが追従します。

 

今回も6mブームと9mブームは最小1本ずつは残ります。ここは、やっぱり残念です。
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1つのグリップ操作で6mと9mのブームの本数が自動的に選ばれて表示させることも出来そうな気がしますが、そこは、今後の課題とします。

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カナモト札鉄鋼
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>今回も6mブームと9mブームは最小1本ずつは残ります。ここは、やっぱり残念です。
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とは言っても、実務は「残念」では通りません。分解して再度描き直すのは手間です。
アクションの配列複写でできないならば、「可視性」で対応します。
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ブロックエディタで最小構成のジブを既にあるブームからコピーして、一定距離を離して作図します。
今回は5,000離しています。そして、パラメータの「可視性」を追加します。

最小ジブ長さは可視性で追加.jpg

「可視性の状態」ダイアログで状態の名前を追加します。それぞれの状態で「表示するもの、表示しないもの」を設定します。

可視性の選択.jpg

可視性の設定が終わったら、5,000下に追加した最小構成のジブを、5,000上に移動し、重ねます。これで「可視性の選択」で
「20m以上」のジブと「最小長さ」のジブが「見た目、同じ位置で」切り替わります。
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・・・見やすいように、今回は、あえて移動していません。また、共通して表示するオブジェクト(7.8m基本ブーム)は
両方の可視性で表示させれば若干のデータ量の削減になります。今回は「わかりやすさ優先」でハッキリと両方に作図しています。

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作図のテクニックで「今、要求される全てに」対応できるとは思いません。

今ある機能は有限です。でも、思いつくアイデアと各種機能の組合せは無限です。思いがけない使い方があるかもしれません。

検索しても、AIに問いかけても、それらは「今より昔」の資産です。これからの新しい資産は「柔軟な思い付きと失敗の連続」が生み出します。

色々な失敗をしても、くじけずに、継続しましょう。

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toho-kkc
Contributor
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ご返信ありがとうございます。

今回添付していたのはクローラでしたが(作成が多い為)、一番最初の返信にあるようにラフター・オールテレンのようなブームの伸縮を教えて頂きたかったです。

(紛らわしいものを添付してしまい申し訳ございません)

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カナモト札鉄鋼
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機械式ブームではなく、油圧式ブームの伸縮でしたか、失礼しました。
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各ブームの個別伸縮であれば、ブーム1つずつに直線状パラメータと移動アクションを設定すれば済みます。
ただ、現実の油圧クレーンは2(3)段目を除き、3(4)段~6段は同時に伸縮するパターンが多いです。
TADANOのモード1とKATOのモードAはブーム強度優先の2段目先出し、モード2およびモードBはバランス優先の
3(4)段目以降の先出しです。また、タダノGR-1000Nのように、各ブームの伸縮を個別に設定できるタイプもあります。
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今回のご質問の意図は「ブームの同時伸縮」と仮定して投稿します。
フォーラム(掲示板)のシステムは「大きなスレッド」が大きな負荷になる場合があります。
ブームの同時伸縮は「幾何拘束の同値」を使うことになると思いますので、以下スレッドにて続けます。
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https://forums.autodesk.com/t5/autocad-ri-ben-yu/ji-he-ju-shuno-tongji-zhi-no-shii-fang/td-p/1315044...

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