現在の送り最適化パラメーターでは、隣接するツールパスセグメントの角度変更量をユーザー指定のしきい値で判定し、最適化された送り速度を挿入する仕様となっていますが、3D加工の仕上げ加工などでトレランスが非常に細かいツールパスともなると、隣接するパスセグメントの角度変更量が微小となりトレランスとしきい値設定によってはパス全体の送りが最適化の対象となってしまい部分的なコントロールが困難かと思います。 既存機能のツールパス修正のような感じで、パスのうち任意の選択部分のみ減速された送り速度を適用できれば非常に使いやすいと思います。 特に細かい点群データを加工機で動かすと、サーボの加減速設定によってはぎくしゃくした動きとなり、食い込みや加工面不良の原因となりますし、かといってプログラム実行速度重視の設定にしますと形状の追従性が犠牲となり、特に形状公差の厳しい製品などだとエッジの丸まりや面ダレなどの形状の崩れの原因ともなります。 今後の機能追加の提案としてそのような機能をご検討頂けますとより使いやすくなるかと思いますのでよろしくお願いします。
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