鉄筋形状06の鉄筋を配置したのですが、フックの向きが思った向きで配置できません。
鉄筋配置する際に設定する方法と、配置後に向きを変えるにはどのようにすれば良いでしょうか?
配置後にスペースで変えれるようですが、横向きで左か右また、反対側に横向きに左か右でしか変更ができません。
上向きもしくは、下向きにLのフックを向けいたいのですが。
鉄筋形状00で配置してから06に変更すると、たまたまかもしれませんが、上向きになりました。
これをスペースで向きを変えようとしたのですが、向きは変わったのですが、ホストの外側に配置されていますという警告が表示され、配置した梁の外側に鉄筋が飛び出てしまいました。
ホストの外側に配置されていますということはどういうことでしょうか?
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回答者: okoc. 解決策の投稿を見る。
鉄筋はファミリ登録した形状を配置することになります。
デフォルトで用意されている06の場合、90度の折り曲げ形状となっていると思います。
06を使って断面ビューで梁に配筋したい場合、下図のように配置する作業面と、配置の向きを選択します。
ここで、配置の向きを作業面と平行とすると、06に登録してあるL型形状が配置できるようになります。
配置を確定する前にSpaceキーを押すことで、L型をどのような形で配置するかを変更できますので、これが決まったらクリックして確定します。配置後にSpaceキーを押すのと変わりませんが、選択する手間が減ります。
90度フックや180度フックなど、フック形状の向きについては、配置後にスケッチを編集でフックのマークを編集することで、修正が出来ますが、今回のように単なる折り曲げに関しては、マークが表示されないため、スケッチそのものを編集する必要があります。
配置後に形状を変更するのは、配置の向きをどのように設定して配置されたものかわからないので、お勧めできません。
配筋はホストとなる柱や梁などの部材(インスタンス)に配置されるため、そこから飛び出すような形状(かぶりの設定から外れる)となる場合に、ホストの外側に配置されるとメッセージが出ます。
Jun Okoshi
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okoc様
回答いただき有難うございます。
鉄筋形状06での配置は自分の操作が未熟なため、うまくいきませんでした。
質問した内容に少し追加になってしまいますが、教えていただけますでしょうか?
宜しくお願い致します。
1、鉄筋形状00で配置して、プロパティの始点のフック、終点のフックを標準フック90°にするのはダメでしょうか?
これだとうまくいきました。
必ず同じ形状の鉄筋を配置しないとダメでしょうか?
鉄筋形状00にフック付けるのと、鉄筋形状06で配置するのでは、どの様な違いがあるのでしょうか?
フックの始点、終点は、梁の作成する際の始点と終点と同じでしょうか?
2、鉄筋形状06の配置ですが、長さ方向なのか幅方向なのか、断面はどっち向きに切っての作業になりますか?
長さ方向なのか幅方向なのかちらでしょうか?
3、梁-基礎-梁のような箇所(画像を参照ください)では、最初の梁では鉄筋形状29で作成したものをそのまま基礎まで伸ばすことができましたが、
基礎の後の梁の場合ですが、梁上で作成して基礎内まで移動させると、ホストの外側に配置されていますという警告になってしまいます。
このような時に基礎と梁は別々に配置すべきなのでしょうか?
梁の場合のかぶりをそのまま基礎には使えないのでうまく配置ができませんでした。
4、ホストの外側に配置されていますという警告ですが、モデルを確認したところ、見た目には問題なさそうでしたが、そのままでは問題がありますでしょうか?
新しいホストを選択でホストにしたいものを選択(基礎を選択)しましたが警告が残ったままになっていました。
ha_yashi様
追加に対してお答えします。
1 鉄筋形状00は直棒を入力するために作成されたもの、これに対し06は曲げ形状を入力するために作成されたものと理解していますので、必ずしも90度フックに使用するものとは考えません
フック長さはシステムファミリで長さを指定するものですので、例えば余長8dといった指定をしておき、鉄筋形状00で配置するので問題ないと思います。
必ず同じ形状の鉄筋を配置という意味が理解できておりませんが、鉄筋形状のファミリは自分で作成することが出来ますので、必要に応じて形状を作成するのをお勧めします。
鉄筋形状06は上述のように曲げ形状の入力に使用し、必要であればさらにこれにフックをつけることが可能となっています。
鉄筋形状の登録は、このように配筋したい形状をパスとしてファミリ登録しておき、これに必要に応じて90度や180度などのフックをつけるということです。
かぶりの設定に応じて多少曲げ起点の移動はありますが、パスの始点、終点からフックが作成されるものとお考えください。
2 配筋が作業面に依存することは前回お書きしたとおりです。長さ方向も幅方向もありません。断面も同様です
例えば、上図06のファミリ編集で定義されているものを例にすると、梁配筋をする際に軸組(横方向)から配筋する場合、配置の向きを”作業面と平行”にすれば、主セグメントである長さbは梁の長さ方向、長さaは梁のせい方向である上下のいずれかに、”かぶりと平行”とすれば、bは梁の長さ方向、aは梁の幅方向に、配置されます。
3 問題なければ別々に配置する必要はないと思います
4 そのままでも問題はありません
ホストとなる部材の外形から鉄筋が出てしまう場合に表示されます。前回お書きしたように、かぶりの指定から位置を補正する必要などがなければ、そのままで問題ないと思います。
Jun Okoshi
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okoc様
追加の質問にも回答いただきまして有難うございます。
1.の中の必ず同じ形状の鉄筋という意味ですが、うまく説明ができておらず失礼致しました。
L型の様な鉄筋の時に、必ずL型になっている鉄筋形状06の鉄筋を使わないといけないのか、
鉄筋形状00で配置しておいて、プロパティから標準90°フックを付ければおなじことなのではないかという意味でした。
鉄筋のモデルは初めて作成するので、初歩的な質問になってしまいすみません。
ha_yashi様
00にフックをつける場合、システムファミリで登録した長さ分だけしかフックは生成されません。
これに対し06の場合、指定した長さの分だけ延長することが出来ます。
こうした意味で、フックと配筋パスで指定したものには差があります。
例えば、基礎上端筋をコの字に配筋する場合などでは、00の両端に90度フックではなく、13を利用することになると思います。
フックはフックとして入力するのがいいと思います。
Jun Okoshi
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