Nastran In-CAD 熱膨張 シミュレーション

[Anonymous]

件名にもある通り、熱膨張のシミュレーションを行う際の操作について教えていただきたいと思い、投稿しました。
シミュレーションを行う際に条件としてどこかを拘束した状態での変化ではなく、元のモデルと比較してどの程度変化したかが分かるようなやり方はありませんか？例えば穴の大きさの変化が分かるように変化前と変化後の円心が同じく座標に固定できるような条件です。
分かりにくいとは思いますがどなたかご教示お願いします。

[ohta_akira]

熱膨張のシミュレーションは

一般的には熱応力解析というカテゴリになり、構造解析の仲間です。

構造解析ではかならず拘束が必要になりますが、一か所に全方向の拘束を付ける必要はありません。

形状によっては工夫してなんとかなることも多いです。

例えば、穴が中央にあり、まわりの形状が前後左右対象の形状であれば、断面を摩擦無し拘束にすることでご希望の変形をしてくれます。

また、実際の部品はまわりの構造があるわけですから、それらの部品を一部解析に入れて対応できないでしょうか。

どうしても拘束ができなければ、ソフトスプリング(弱いばねで全体を包み込む)という設定もあります。