サーフェスパッチの参照プロファイルを置き換えると、エラー「プロファイルが見つかりません」が出ます

サーフェスパッチの参照プロファイルを置き換えると、エラー「プロファイルが見つかりません」が出ます

yoshida_s69APT
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サーフェスパッチの参照プロファイルを置き換えると、エラー「プロファイルが見つかりません」が出ます

yoshida_s69APT
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はじめまして。

長年使った他CADから乗り換えた初心者です。

初めての投稿になりますが宜しくお願いします。

 

■質問

スケッチで断面形状作図 ⇒ サーフェスパッチ作成 ⇒ サーフェスを移動 ⇒ 押し出し

という手順でモデリングしているボディにおいて、スケッチの断面を別の形状に置換した場合(この例では四角 ⇒ 三角)に「プロファイルが見つかりません」エラーが出ます。

 

これを回避する方法は無いでしょうか?

 

■背景

装置の筐体など、ミスミアルミフレームを使ったモデルを作成する場合にフレームの断面形状を後から変更することがよくあります。

(例示しているモデルは上記の状況を簡素にしたものです)

一旦、仮の断面でモデリングを進めておき、後から全ての断面を入れ替えたいのですが良い方法は無いでしょうか。

フレームの本数が多いので1つ1つチマチマとエラーを直していくのは避けたいです。

 

 

お知恵を拝借したく、どうぞ宜しくお願い致します。

 

250220_置換.JPG

[元のタイトル「サーフェスパッチの参照プロファイル置換に伴う後流のエラーについて」を変更しました。タイトルを付ける際は、「〇〇について」など漠然としたものにせず、問題や質問を簡潔にまとめることで回答を得られやすくなります。こちらのお願いをご確認いただき、ご協力をお願いいたします。 - オートデスクより]

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メッセージ2/10

adachitech7
Consultant
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解決済み

@yoshida_s69APT さん、

 

エラーを修正する方法は以下のようになります。ひとまずこれで対応されればどうでしょう?

01.png02.png


最終的におやりになりたいのはミスミとかのアルミフレームAssyのような複数部品の構造体ですかね?そうであればまた別の方法をとった方がいい気がします。

メッセージ3/10

yoshida_s69APT
Enthusiast
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早速の回答ありがとうございます。

質問文で「フレームの本数が多いので1つ1つチマチマとエラーを直していくのは避けたいです」と書いたのは、正にご説明いただいたような1つ1つエラーを訂正する作業を避けたい、という意味でした。

 

修正対象のボディが数十以上ある場合に一括で形状を入れ替える方法は無いでしょうか。

メッセージ4/10

adachitech7
Consultant
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解決済み

@yoshida_s69APT さん、

 

アセンブリを作っておられるのなら以下のようにすると割と上手くいきます。

 

長さが同じで断面の違う部品を外部ファイルとして保存しておきます。

01.png

 

 

アセンブリファイルを別途新規で作り、そこに部品をリンク付きのコンポーネントとして挿入します。

部品の断面を変えたいときには「断面の違う部品」と置換すればOKです。
02.png

 

 

ジョイントの原点を使うなどしてアセンブリの基準点を事前に設定しておく必要はありますが、この方法ですと比較的管理がしやすいと思います。

03.png

 

 

 

メッセージ5/10

adachitech7
Consultant
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解決済み

@yoshida_s69APT さん、

 

あと別の方法としてはコンフィギュレーション機能を使うというのもあります。

 

アセンブリファイルに違う断面の部品を同じ位置に配置。

01.png

 

 

コンフィギュレーション。

02.png

 

 

抑制にチェック。

03.png

 

 

コンフィギュレーションテーブルからコンポーネント(部品)毎に抑制/解除をコントロールできます。

04.png05.png

メッセージ6/10

adachitech7
Consultant
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解決済み

@yoshida_s69APT さん、

 

もう一つは同じ部品をアセンブリの中に複数個使っていてこれの断面を一挙に変更する場合です。

こちらは動画でご確認ください。

メッセージ7/10

yoshida_s69APT
Enthusiast
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adachitech7 様

 

色々と方法を教えて頂きありがとうございます。

何れも思いついていない方法だったので後ほどしっかり確認してみます。

原点が沢山できるのを嫌ってなるべくボディだけでやりくりしようとしていましたが、コンポーネントを上手く使う方法も試したいと思います。

 

貴重なアドバイス、大変助かりました。

 

=========================================

因みに、こちらでも思い付きで下記試してみたのですが、目的の動作に近い結果が得られました。

 

▼修正前(□)と修正後(〇)の断面形状をつなぐ「枝」をスケッチに描いておく

 

yoshida_s69APT_0-1740017164770.png

▼一旦枝で繋げた形状で断面のサーフェスパッチを修正

yoshida_s69APT_1-1740017276124.png

 

▼再度サーフェスパッチを修正するとエラーなしで目的形状に修正できる

yoshida_s69APT_2-1740017402078.png

 

 

メッセージ8/10

hide-wada
Mentor
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解決済み

@yoshida_s69APT さんへ こんにちは

 

解決済みになっていますが、

 

>装置の筐体など、ミスミアルミフレームを使ったモデルを作成する場合にフレームの断面形状を後から変更する

>ことがよくあります。

>(例示しているモデルは上記の状況を簡素にしたものです)

>一旦、仮の断面でモデリングを進めておき、後から全ての断面を入れ替えたいのですが良い方法は無いでしょうか。

>フレームの本数が多いので1つ1つチマチマとエラーを直していくのは避けたいです。

 

私の場合、後からフレーム形状(長さも含めて)を変更する事もありますが、

確かに本数が多くて大変かもしれませんが

”コンポーネントを置換”を使って別形状のフレームと置換をしています。 

@adachitech7 さんも書かれていますが)

 

今回はアルミフレーム(ミスミ)と言う事ですので、私としては”コンポーネントを置換”以外の方法は

あまりお勧めできません。

基本的に、メーカー提供のファイル(stepファイル)を使う場合、変更は一切しません。

但し、アルミフレームに関しては、長さだけ変更して使います。(名前を付けて保存して置換を使います。)

 

或いは、フレーム全てをMISUMI FRAMESで再設計させちゃうとか。

 

参考になれば幸いです。

 

2025-02-20_14h00_05.png

Hidetoshi Wada
Mechanical designer

EESignature

メッセージ9/10

yoshida_s69APT
Enthusiast
Enthusiast

hide-wada 様

 

回答ありがとうございます。

 

やはり別コンポーネントに分けて置換コマンドを使う方法が良いようですね。

アルミフレームに限らず、前CADでの置換機能にかなり依存したモデリングのスタイルになっているので、モデルの組み立て方をFusionに合わせて変える必要がありそうです。

 

貴重なアドバイスありがとうございました。

 

 

 

メッセージ10/10

hide-wada
Mentor
Mentor

@yoshida_s69APT さんへ 

 

私は、長年Inventorを使っていましたが、2020年からFusionをメインに使っています。

現在のFusionは、アセンブリモデル作成に対しても機能追加をして頂いたおかげで、
以前に比べて、使い勝手が向上しています。

これらの機能を使うためには、マルチボディでのアセンブリモデル作成では無く、
1ファイル1ボディで作ったモデルを空のアセンブリ専用のファイルに
リンク付け配置して作ります。(私は勝手にこれが本来のアセンブリモデル作成の方法と思っています。)
メリットは、アセンブリの履歴(配置・位置固定)とコンポーネントの履歴を分けて管理するので、
コンポーネント数が多くなっても、管理(修正・置換)がしやすい事が挙げられます。


アセンブリモデルで、私が良く使うのは下記の4つです。

機能追加の前は、
ネジ等を矩形状や円柱状で配置した場合、位置固定されていないので、
最初に配置(ジョイント・剛性)したネジと剛性グループを使って、
全てのネジを固定します。これは、結構大変でしたが、今は下記の焼結部品を挿入を使っています。

 

① 焼結部品を挿入
  特殊なネジ以外の配置は、この焼結部品を使っています。
  (あらかじめ、何時も使うネジ類をお気に入りに追加しています。)

② ジョイントを使用して複製
  主にネジ以外の同じコンポーネント(例えばシャフト)を配置する場合

  (特殊ネジの場合は、こちらを使って配置・位置固定します。)

③ コンポーネントの置換
  一度配置したコンポーネントを違うコンポーネントに置き換えたい場合
  置換えた時に、ジョイントのエラーが出る場合が多いですが、殆どの場合、簡単に修正出来ます。

④ 名前を付けて保存して置換
  シャフトやアルミフレーム等やモデリング中のモデルから新規に派生させたい時などに使います。
  基本は、長さを変更する時だけに使っています。


①~④までの動作をビデオに撮りましたので、見てください。(4分位にまとめてみました。)

a: base-1_assyと言う名前のアセンブリ専用ファイルを作ります
b: baseを配置して、焼結部品を使ってボルトを配置します。
c: ジョイントを使用して複製で、SSFAD10-40を配置しています。
d: SSFAD10-40をコンポーネントの置換を使って、SSFAD10-25に置き換えています。
e: SSFAD10-40を名前を付けて保存して置換で、SSFAD10-140に変更しています。

購入品(シャフトやフレーム)は、基本的にはダウンロードしたファイルをそのまま使いますが、
この様な方法で、長さ違いの別品を作る事も出来ます。
但し、長さと品番が正しく合っているか確認が必要です。

(長さと品番が合ってないと、再注文になるので)

 

よろしくお願いします。

 

 

 

Hidetoshi Wada
Mechanical designer

EESignature