ジョイントを使用して複製

ジョイントを使用して複製

norieng2
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メッセージ1/14

ジョイントを使用して複製

norieng2
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お世話になります。

複数の部品を一括でコピーする便利な機能でアセンブリ内の「ジョイントを使用して複製」 がありますが、例えば機械部品のボルト穴にボルトを複製していこうとした時、想像と異なり、ボルトが逆さまにコピーされたりすることがあります。特に、調子よく複数個コピーしていて、突然この状態が起きた時キャンセルしてしまうとそれまでコピーしてきたものがキャンセルされてしまいます。分かっているのは複製先の円形状をカーソルでスナップした時に出る座標マークみたいなもので恐らくどっち向きなのか判断するのだと思いますが、イマイチその座標マークのZ軸が上向きなのか下向きなのかのどちらを選択するとコピー元と同じ方向で複製できるのかの法則がよくわかりません。

ヘルプを見ましたが、イマイチ分かりませんでした。

お詳しい方アドバイスお願い致します。

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メッセージ2/14

Bunga777
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解決済み

まだUIがイマイチなところがありますが便利な機能が出てきて嬉しい限りです。

 

まず、この複製のUIの…のところをクリックするとそれぞれの向きを変えられます。

Monosnap Fusion360 2023-11-14 12.39.47.png

また最後に複製をしたものだけは、このUIの中に最後のだけはクリアできたりします。

この複製は後から編集できない感じなので、なるべくキャンセルせずに進めたいところですよね。

 

また、円柱部をタッチした時とエッジをタッチした時では青い向きが逆になっています。

青の向きがどちらに向いた時にコピーするパーツの向きがどちらになるかを判断できます。 

Monosnap Autodesk Fusion 360 2023-11-14 12.44.00.pngMonosnap Autodesk Fusion 360 2023-11-14 12.44.24.png

 

メッセージ3/14

Bunga777
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あと質問とは関係ありませんが、最近締結部品をまとめて挿入できるコマンドができたので、こちらもお試しください。

 

同じ様な穴にまとめてボルトやナットを配置できますし、あとから編集もまとめて可能です。

Monosnap Autodesk Fusion 360 2023-11-14 12.48.38.png

 

メッセージ4/14

hide-wada
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解決済み

@norieng2 さんへ こんにちは

 

 私もこの”ジョイントを使用して複製”は便利に使っています。

数が少ない時は、@Bunga777 さんの方法で対応しますが、

数が多かったり、ジョイントの向きが良く見えない時に、コンポーネントが逆になる事がありますよね。

そんな時は、途中でキャンセルしないで、続けてコンポーネントを配置して、OKを押します。

 

後から、反転しているコンポーネント(ボルト)を見つけて、右クリック→ブラウザ内を検索

ブラウザ内のコンポーネントを右クリック→タイムライン内を検索

これで、タイムラインの何処に有るかが判ります。 

”ジョイントを使用して複製”で作った場合、タイムラインのコンポーネントの次にあるのがジョイントになりますので

このジョイントをダブルクリックして、反転して変更します。

 

注意点は、一度に沢山続けてジョイントしない方が、PCへの負担が少なくて良いと思います。

20~30個を目安に一度OKした方が良いと思います。

60~80個位になると、かなり動きが遅くなり、PCへの負担が大きくなったのが実感します。

 

 

2023-11-14_15h00_31.png

 

Hidetoshi Wada
Mechanical designer

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メッセージ5/14

norieng2
Enthusiast
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お世話になります。とても参考になりました。ジョイントを使用して複製 は反転できないと思ってたのですが、右側を触ると出来るんですね。ただし、さかさまを反転したら、ボルトの頭が埋まりこむ という現象もあったのですが、それはジョイントを編集などでZ軸を動かせばなんとかなりそうです。

ありがとうございました。わたしはCATIAの軸拘束と接触拘束で慣れていたので(軸と接触面を決めればさかさまにはならない)、Fusionのこのジョイントに対する違和感がまだありますが、慣れるしかなさそうです。

ありがとうございました。

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メッセージ6/14

norieng2
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お世話になります。ブラウザ内を検索 という方法もあるのですね。これもやってみます。ありがとうございました。またよろしくお願いします。

メッセージ7/14

hide-wada
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解決済み

@norieng2 さんへ こんばんは

 

 Fusion360の場合、ジョイント出来る位置が反転だけでなく、色々な方向にジョイントされてしまう事があります。

例えば、横向きになったりした時でも、無視して最後までジョイントしてOKした後に、

タイムライン又はジョイント(表示)を見つけて修正します。

 

 この場合は、ジョイントの編集ダイアログで、コンポーネント2のスナップ(1選択済み)をX(削除)してから

丸穴のエッジを選択します。 (横向きは、反転しても駄目なのでジョイントの付け直しを行います)

 

 私はInventorからFusion360に移行してきたのですが、Fusion360のジョイントは、慣れると良いのですが、

慣れる迄に少し時間が掛かるかもしれませんね。 最初の3DCADソフトがFusion360だと大丈夫みたい。(笑)

 

2023-11-14_20h23_54.png

Hidetoshi Wada
Mechanical designer

EESignature

メッセージ8/14

norieng2
Enthusiast
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お世話になります。横向きでジョイントされるのはまだ経験していないですが、こんなケースもあるのですね。参考になりました。ありがとうございます。何事も慣れるまでは大変ですね。

メッセージ9/14

adachitech7
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解決済み

@norieng2 さん、

 

Fusion360の機能というよりも「運用」としての提案です。

 

・穴位置の情報はスケッチに持たせる

・締結用の基準には「ジョイントの原点」を用いる

・ジョイントの原点は穴位置を示すスケッチと連携させる。

 

これでボルトの位置が思わぬ方向に向いてしまうというのはなくなるんじゃないかと思います。

 

わざわざ穴位置のスケッチを描くという手間はかかりますが後々の管理が非常にやりやすく修正も容易になります。

1つの事例として参考にしてみてください。

 

 

穴位置を示すスケッチを描く。

01.png

 

 

ジョイントの原点を付加。

02.png

 

 

スケッチ点を基準にして穴コマンドで穴を設ける。

03.png

 

 

ボルト(ビス)の基準部分にもジョイントの原点を設ける。

04.png

 

 

ジョイントは「ジョイントの原点」同士で行う。

05.png

 

 

ジョイントを使用して複製。

06.png

メッセージ10/14

adachitech7
Consultant
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@norieng2 さん、

 

他のCADに慣れているとFusion360のアセンブリは独特に感じると思います。基本的なコンセプトは「全ての自由度を一挙になくす」というところにあって(これが剛性ジョイントの性質です)回転やスライドや円柱状などのジョイントはそこから「少しずつ自由度を残していく」イメージになります。他のCADは「自由度を少しずつなくしていく」方向でアセンブリを定義していく感じではないでしょうか。この違いが理解できれば慣れるのにそんなに時間はかからないと思います。

 

またジョイントの対象としてもボディジオメトリやスケッチやジョイントの原点などが区別なく選べるのも特徴の一つかなと思います。良くいえば柔軟性が高いのですが作業量が増えてきたときには混乱の原因にもなるのでではないでしょうか。私が仕事に使うときにはジョイントの原点でジョイントを作るというローカルルールにしています。敢えて機能に制限を設けることで見通しの良さ、管理のしやすさを取るという感じです。

 

何かの参考になれば幸いです。

メッセージ11/14

norieng2
Enthusiast
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お世話になります。

これはいい方法ですね。データパネルに貯めたボルト等に全部ジョイント原点を設定しておくのは少し手間ですが、その後のイライラが無いですね。また、ジョイントされる側の穴にも原点設定必要なのでしょうか?ボルトの方だけでかまわないならこれで良さそうなのですが。少し試しましたが、ボルト側の原点設定だけで、最初の剛性ジョイントでひっくり返った場合、それを反転しておいてそこからジョイントを使用して複製 して行くと、とりあえずひっくり返らないみたいです。

メッセージ12/14

adachitech7
Consultant
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@norieng2 さん、

 

穴の方には必ずしもジョイントの原点は必要ないかもしれません。私が添付したような事例ですと結果は全く同じになる感じですね。

 

それでもあえて穴の位置にジョイントの原点を設けるのはメリットが少しあるからです。

・履歴の早い段階で点スケッチ基準でジョイントの原点を設けておくことによりその後のジオメトリ変更によるエラーが起きにくくなる(C面とかザグリの付加とかです)

・入り組んだ場所にある穴でジオメトリの選択がやりにくい場合でもブラウザ経由でジョイントの付加ができる。

 

ブラウザ経由でジョイントを付加する操作を動画にしましたので一度ご確認ください。

01.png

メッセージ13/14

adachitech7
Consultant
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@norieng2 さん、

 

穴側にジョイントの原点を設けず直接ジョイントした場合の事例です。

ジョイント設定後に穴の方にC面をつけてみました。履歴にマイナーエラーが発生しているのが分かると思います。

作るものにもよりますがあまり頻繁にエラーがおきるようならこの修正の工数もばかにならなくなるのかなと考えます。ですが現場によって作っているモノも様々でしょうから実際の時間的ロスを考慮して運用方法をお決めになればどうでしょうか。

 

スクリーンショット 2023-11-15 093824.png

 

メッセージ14/14

norieng2
Enthusiast
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お世話になります。おっしゃる通り、入り組んだ形状のボディに部品をジョイントしていく時はこの方法もありなんですね。参考になりました。