下穴加工の場合下記のエラーが出て切削できません。
One or more pockets were not machined because they are too small to be reached with given ramping constraints!
普通の方法では加工できましたので、ポケットが小さくて加工できないのというエラーは疑問があります。
Suto
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suto6LGCPさん こんにちは
色々と試したつもりですが、確かに駄目ですね・・・。
3Dのポケット除去で下穴で点を指定すると、確かに侵入位置は
指定した点にはなりました。
が、言葉では伝えにくいのですが、恐らく意図しているような
順番では加工していないっぽいです。
侵入位置(赤)は指定位置ですが、切削するための動きは中央部分(緑)
から始まっています。こんな動きさせるぐらいであれば、中央から始めた方が
効率が良いはずです。
Fusion360の2D・3Dポケット共に、空間を先に除去し、最後に形状に沿った
輪郭加工を行うツールパスが作成され、この順番を変更するような指定は
出来ないのだろうと思います。
(言葉だけで伝わるでしょうか?)
ひょっとしたら、工具の径と形状の幅が関係しているかも知れないので、
データを見てみないと分からないのも本音ですが。
私も色々試してみましたが、どうしてもランプ加工の開始位置を制御することはできませんでした。
@kandennti さん
@Suto_Tama さんが最初の投稿でデータを添付されていますので一度確認してみてください。
すみません、上手くいかないようですね。
Fusion360の機能の限界?でしょうか。。。
おっしゃる通りFusionは負荷軽減のためなのか複数個所をランプ切り込みしてツールパスの最適化を図っている様です。
任意位置からの切り込みができないのはそのせいでしょうかね…
エンドミルの径を小さくしてみたり進入円弧をなくしたりしてみましたがうまく入ってくれませんでした。残念です。
Suto
Freelance
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ドリルで下穴を開けて加工時間を短縮することが目的でしたら下記のような方法も考えられます。
実際に似たようなケースで試したこともあります。
最終的にこのような形状に加工したいとします。
ドリルで下穴を開ける位置に下穴径よりも小さめのスケッチを描きます。
ポケット選択の時にボディのエッジと同時に下穴スケッチも選択します。
これで下穴部分を避けてツールパスを生成することができます。
これでいかがでしょうか。
データも添付しておきます。
>最初の投稿でデータを添付されていますので一度確認してみてください。
すいません、見落としていました。
2Dのポケットが思うように出来ない為、3Dのポケットで試して感じた事を
記載します。(恐らくわかりにくいと思います・・・。)
1)赤印のツールパスは輪郭を加工してます。
順番としては、その高さの最後に加工するように作成されるようです。
2)水色印部分のツールパスは輪郭以外の空間を加工してます。
これは「1」より先に加工されるように、ツールパスが出来上がるようです。
(それで正しいと思います)
今回のように複数に分かれてしまう場合があります。仮にこの1個1個を
「セグメント」と言う名称とします。
3)各セグメントを加工を開始する位置は、ソフトで自動的に決められ
ユーザーでは調節することが出来なさそうです。
4)複数のセグメントを加工する順番は、ソフトで自動的に決められ
ユーザーでは調節することが出来なさそうです。
5)「リンク - 位置 - 下穴ドリル位置」で一ヶ所指定した場合、その位置から
加工するツールパスが出来上がります。但し、「3」「4」の条件から
指定した位置に工具が最初に入りますが、ソフトが決めた加工開始まで
切削しながら移動しているだけです。わかりにくいので
赤印がドリルを想定した穴位置です。ここからポケット加工の高さまで
下がっています。
オレンジ印は「4」の条件で決められたセグメントで、「3」の条件で
決められたセグメントの切削開始位置です。
水色印はその2点を切削しながら移動するツールパスです。
6)「リンク - 位置 - 下穴ドリル位置」で複数指定した場合、「4」の条件で
選ばれたセグメントに一番近い位置が選択されるようで、各セグメントの
侵入位置にはならないようです。
(ユーザーは複数の候補を指定するだけで、ソフトは1ヶ所しか利用しない)
要点をまとめると、
・3Dポケットは、加工する順番・位置等はユーザーで指定する事が出来なさそう。
・2Dポケットは、それ以上にユーザーに自由は与えてくれなそう。
(そもそもツールパスの作成時に、3Dモデルを考慮してくれない)
個人的な意見ですが、3Dのモデルがあり3DCAMを使用するのであれば
3Dの機能を使った方が楽だと思いますよ。
書き忘れました。
ひょっとしたらなのですが、各機能のリンクタブは共通のUI(画面)になっている
ような気がします。
本来設定していても効果の無い部分はずなのに、共通化してしまっているため
反応していない可能性も感じます。
これを「バグ」と呼ぶべきか「仕様」と呼ぶべきかは、開発側次第のような・・・。
(効果無いのであれば、グレーアウトさせるのがお作法ですが)
提案ありがとうございます。
下穴加工での時間短縮ですが、私が行いたいものはエンドミルなどのZ軸の掘削作業をドリルなどで
行いXY軸はフラットエンドミルなどで行うことで送り速度を上げたいというものですので
ご提案いただいた方法とは少し違っておりました。
スケッチのラインでツールパスを制御できるのは面白いので色々試したいと思います。
Suto
Freelance
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情報共有としての書き込みとなります。
ポケット加工の進入位置については
現時点(2023/6)でも本来の動作はしていないと思い
オートデスクサポートへ問い合わせしました
その回答内容の転記許可を得ましたので情報までに。
下記転記内容
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[下穴ドリル位置] で指定できる位置はポケットの内側であればどこでも
良いはずなのですが、お気づきのとおり指定する位置によって
指定した個所を通ったり通らなかったりするのが実情です。
また、形状や位置によってはツールパスが作成されないこともあり
正直なところ使いにくい機能になっているのでお問い合わせを
いただくたびに不具合として弊社開発に報告しておりますが
現時点では問題が解消しておりません。
本来であれば [下穴ドリル位置] で指定した場所に
プランジしてそこからポケットの加工などが行われるべき
項目になります。
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以上
問い合わせ済みで現状を御存じの方もおられると思いますが、
このスレッドにたどり着き不具合が原因とは知らず悩んでいる方が
一時的?に納得出来ればよいなと思います。