@Anonymous さん こんばんは
3次曲線から作成したパイプの太さを先細りにするには、「フォームを編集」ダイアログの2箇所の設定を変更します。
・座標空間を「エンティティごとにローカル」にする
(”エンティティ”はエッジや面など選択できるものと捉えてください。)
通常の座標空間は「ワールド空間」です。ワールド空間は画面右上のキューブが表しているいつも使っている空間です。
一方、「エンティティごとにローカル」な座標空間は、例えば面をひとつだけ選択したときは、その面に対してのみ有効な座標空間です。面に対して垂直がZ軸、面がXY平面となります。つまり面の数だけローカルな座標空間が存在します。
・「ソフト修正」にチェックを入れる
これをチェックすると、選択したエッジや面だけでなく周囲のエッジや面も巻き込んで動かすことができます。巻き込む範囲や強さも調節可能です。
これらを踏まえ、先細りにする手順です。
1 先端の4つのエッジを選択する
2. 座標空間を「エンティティごとにローカル」にする(下図★1)
3. 「ソフト修正」にチェックを入れる (下図★2)
範囲は「距離」を選択して、距離を入力する
(曲線を選択すると長さが画面右下に表示されます。この手順に入る前に長さをメモしてください。この例では長さが299mmでこの長さ全体を先細りにしたいと考えたので、299mmと入力しました。)
4. エッジ部分に赤から白になだらかに変化する線と点が表示されます。
選択したエッジを動かしたとき、赤はその影響が強く出て、白は影響が弱いことを意味しています。

5. 選択したエッジを動かす
上端のエッジが選択されているので、これをパイプの中央に向けて動かします。
通常は4つのエッジが下に動いてしまいます。しかし先ほど座標空間をエンティティごとにローカルにしたため、それぞれのエッジが自身の座標空間の下方向に動きます。結果として、4つのエッジがパイプの中央に向けて動き、先端が細くなります。

6. 全体をみるとこのようになります
ソフト修正が働いているため、先端部分を動かすだけで影響が全体に及び、先細りになります。

7. 「OK」したあと、スムーズ表示にするとこうなります。

手順は以上です。
「エンティティごとにローカル」と「ソフト修正」は結果を予測しにくいため、試行錯誤が必要かと思います。まずは別々に試してみてください。
不明な点がありましたら返信をお願いいたします。
※先端が絞り込まれていないのは、、うまくできなかったからです。。汗