形状がとじているかの確認方法について
こんにちは。
スケッチが開いている場合は開いている先の端っこが白い丸で表示されますので白丸があれば見つけやすいかと思います。
あとは線を順番に引っ張って変形させてみて、隣の線が付いてこないところがあればそこがつながっていないと判断することができます（引っ張ったあとはCtrl+Zなどで形状をもとに戻す）
つながっていない以外の原因としては、押し出しコマンドのオプションが切り取りモードになっていると新規に押し出しができませんので併せて確認してみてください。
解決しない場合は状況がわかる画像かアーカイヴファイル（エクスポートから.f3dで保存したデータ）を添付してもらえると具体的な解決案が帰ってきやすくなります。
黄色い線がいっぱいあるのですが、これは投影してきた線だけど投影元が削除されたのでエラーになっている場合などの色です。
投影のアイコンを削除してリンクを解除してあげると操作できるようになるので、黄色い線からこれ（下図のコレ）を削除して白い丸になったところを繋いでいくと押し出しができる状態になりました。
ただ、黄色い線がほぼ二重になっており、線の下に違う長さの線が隠れている状態です。
しかも丸っこいところは円弧ではなくスプラインになっているのでかなり編集しずらいデータになってしまっています。
これを自力で直すのは骨が折れると思いますので正直書き直した方が早いのではないかと思います
やった操作としてはこんな感じです。
エラーが出ているスケッチを編集して全てコピー、それを別のスケッチに貼り付ける。
貼り付けた後のスケッチを見るといくつか白丸になっているところがあると思います。
これは微妙に離れていて一致していないか、端点が同じ座標にあっても連動して動かない自由端であることを示しています。
スケッチのメニューバーから一致コマンドを選択し、端点同士に一致拘束を付ける。
このとき、左クリック長押しで選択の候補を出すと個別の要素を選びやすくなります。
白丸のところに一致拘束を付けていくと、この状態でプロファイル（閉じた図形）として認識されました。
他の点は一致拘束がついていないだけで、座標的には同じ位置にあるものと思われます。
これで押し出しができるようになりました。
データを添付しておきます。
