物質マテリアルにていてお尋ねいたします

物質マテリアルにていてお尋ねいたします

Tsuyoshi_kon
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メッセージ1/8

物質マテリアルにていてお尋ねいたします

Tsuyoshi_kon
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お世話になります。

 

物理マテリアルを利用して強度解析をしようと思っていました。

例えばAISI4130 366QTという材質があります。これはJIS規格では「SCM430」で「QT」は焼入れ焼戻しというところまでは確認できましたが、その間にある「366」の意味が良く分かりません。

 

焼戻し温度と思ったのですが、通常、鋼では焼戻し温度が低くなると引張強さが高くなる傾向にありますが、このデータでは、

366・・・引張強さ1426MPa    259・・・引張強さ895MPa   となっており逆です。

 

焼入れ温度かなと思いましたが、炭素量0.3%くらいでは850℃以上まで加熱しなければ焼きが入らないと思います。

 

どなたかわかる方がおりましたらご教授お願いします。

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メッセージ2/8

Jun.M
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英語サイトで、

QT is quenching temperature

QTは、焼き入れ温度

という文章を見つけました。

ご興味があれば下記サイトの、

QT is quenching temperature

という文章を参照ください。

 

https://www.researchgate.net/publication/266967200_New_advanced_ultra_high_strength_bainitic_steels_...

 

 

メッセージ3/8

Tsuyoshi_kon
Contributor
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ご回答ありがとうございます。

 

当方で調べた結果、マテリアル管理でも焼入れ焼戻しは間違いなさそうです

ソースもあるので、そちらを見ようとしたらクッキーやら無効なキーやらで見れず本日に至ります。

 

引っ張り強さをもとに似たような材質で設計しようと思うのですが、もし、これを加工してとなるとどのように加工したのか不明だと問題になると思ったからです。

 

私の方でももう少し調べてみますが、これほど時間をおいても反応があまりないということは解決の糸口がつかめないでしまうのかなと思っています。

 

難しい問題をわざわざ調べていただいてありがとうございました。

 

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メッセージ4/8

necolate
Collaborator
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こんにちは。

質問の直接の回答にはなりませんが、もし正しい材料で解析を行いたいということであれば、

物質マテリアルの材料特性自体を、解析したい材料の材料特性の数値に変更してしまうのが手っ取り早いかと思います。

 

材料力学やCAEは勉強中なので、あまり詳しくはないのですが、

私の場合、静的応力の場合であればヤング率(縦弾性係数)、ポアソン比、降伏強度、引っ張り強さの値を正しく設定し直しています。(詳しくは、材料力学を調べてみてください。。)

 

変更は「修正>物理マテリアルの管理」で、鉛筆マークをクリックしてお気に入りに追加することで可能になります。

もしご存知だったらすみません。

 

鉛筆マークをクリック鉛筆マークをクリックお気に入りに追加されるので、そこで必要項目を編集お気に入りに追加されるので、そこで必要項目を編集

 

Miyuki Shibuya
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メッセージ5/8

Jun.M
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おそらくご存知だと思いますので、ありきたりなコメントになってしまいますが、

 

私なら、もし線形FEM解析をするなら、

 「等方性弾性(ヤング率, ポアソン比)と強度の値だけ入力しておけば

適切に解析できる」(あくまで例なのでこの認識は間違っている可能性あります)

などの条件があるはずなので、

 

どのような種類の解析をするか

その解析には、どのようなパラメータがあればよいか

 

という視点から、必要な物性だけを集めて入力すると思います。

 

以下に、私がたまたま見つけたサイトを紹介します。

 

ANSYS Workbenchにエクスポートできる材料特性

 

ご参考まで

メッセージ6/8

Tsuyoshi_kon
Contributor
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返信ありがとうございました。

 

私も金属材料は得意な方だと思っていますが、材料力学的とCAEのアルゴリズムがよくわからないなと思いましていろいろ調べているところでした。

 

仰る通り調べたい材料の数値に変更すれば確かに解析はできると思います。

 

ただ、金属材料学的にその数字が何を意味するのかを知りたかったのです。金属材料は熱処理の仕方で特性が全く違うものになります。AISIの規格であるということはそこに何か意味が隠されているのではないかと思ったからです。おそらく、熱処理済みの引張強さ、降伏点、ポアソン比、ヤング率など調べることもとても容易じゃないと思います。Fusion360のデフォルトで用意している数値をうまく活用でしたら素早い解析ができるだろうなと思った次第です。

 

教えていただきありがとうございました。今後はデフォルトのものを使わずに、自分が使う金属を入力して解析してみたいと思います。

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メッセージ7/8

Tsuyoshi_kon
Contributor
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返信ありがとうございます。

 

JISなどを調べれば生材の数値はたくさん出てくるでしょう。でも、〇〇℃で焼入れし、〇〇℃で焼戻しした材料となると膨大なデータベースが必要となります。そのようなデータが無料で配信されているとは思えません。それなので、fusion360に使用されているものがとても良いデータベースなので、それを利用したいなと思ったところです。

 

目の前にある良いものの意味が分からないためにせっかく用意されたデータベースが使えないのはもったいないと思います。それを知りたいと思ったのです。

 

解析するためには良い方法だと思いますが、私にとっての解決にはつながりませんでした。

私自身、勉強が至らないということだと思いますので、勉強していきたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

メッセージ8/8

union-noda
Enthusiast
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こんにちは。

私も気になって調べていたのですが、焼き戻し後の硬さではないでしょうか?

古い便覧に載ってる鋼の硬さ近似換算表では、

ブリネル硬さ 369、261 それぞれに対し、

引張強さ 1240MPa、875MPa

とありました。

Fusionのライブラリの方が強度が高く設定されてますが、

ライブラリの数値の根拠が実際の試験結果なのか、

あれば知りたいところです。