スカルプトボディがスケッチの変更に追随しないのはFusion360の仕様なので別の手段を考える必要があります。
スカルプトで形状を数値的にコントロールしたい場合は、スケッチやサーフェスを作った上で「プル」や「一致」コマンドを使って形状を変形させることを良く行います。
もし公開しても良いデータがあれば添付していただけないでしょうか。
一度やり方を考えてみます。
早速返信ありがとうございます。
簡単に作成したデータを添付しました。
例えば、18mmの内側を直径を15mmにしたり、
指輪自体の細さを変えたり、そのようなことは出来ないのでしょうか。
よろしくお願いします。
かなり力技になりますが内径だけ小さくする方法を考えましたのでご紹介します。
スカルプト環境で指輪のアイソカーブを投影して取り出す。
(モデリングには直接使いませんが、必要な寸法を拾うために作図しておきます)
指輪の厚みは変えずに内径だけを小さくする場合の目標寸法です(赤字の寸法)
フォームを編集で座標をワールド空間に、選択フィルターをボディにして、スカルプトボディを選択する。
ハンドルのコーナー部(青くハイライトしている部分)を選択して、スケールに15/18と入力する。
これで指輪の幅は変えずに、外周方向だけ0.833333....倍になる。
先ほどと同様にアイソカーブを投影して寸法を拾う。
最外周を18.351/17.796(=1.031倍)にする。
その次のアイソカーブを18.134/17.616(=1.029倍)にする。
順次同様な作業をして完成。
元の指輪との比較。
指輪自体を細くする場合もフォームを編集のスケール機能を使ってコツコツやればモデリング可能です。
なるべく正確に変形させようとしてこのような方法を考えましたが、参考となる円スケッチを描いておいてそれに合わせてフォームを編集した方が実際のオペレーションとしては簡単かと思います
オリジナルから形が少し変わってしまうのですが、もっと簡単な方法があったのでご紹介します。
対象→円形-内部、で9角形の対称性を付ける。
座標空間のオプションを「選択空間」にして下図のようにエッジを選択する。
内側に1.5mm押し込む。
隣のエッジも同様に押し込む。
完成。
元の形状との比較です。
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