シートメタルに変換
こんにちは。
すでにあるソリッドボディからシートメタルに変換するやり方ではないのですが、一般的なシートメタルの作り方のご紹介します。
全体の流れは、スケッチ線をシートメタルのフランジで押し出す→基準面を作る→展開する、になります。
まずスケッチをかきます。この時切れ目がないと展開できないのであけておきます。
そのあとシートメタル 作成-フランジで押し出します。
この時の厚みは修正-シートメタル規則で変更できます。
円柱を分割します。
スケッチで線を引いてボディの分割で切っています。
押し出しで切れ目の片側を少し押し出します。
展開する際に平面が必要となるので、少しだけで大丈夫です。
シートメタル 修正-展開で先ほど押し出した平面を固定エンティティとして選択、曲げで残りの形状を選択するとて展開します。
OK後もツールバー上に「面を再折り曲げ」とあるのでもとに戻せます。
自分が分かる範囲でお答えいたので、もっと効率よくできるかもしれません。
もし他の方の意見もありましたら合わせて参考になれば幸いです。
データも添付しておきます。
よろしくお願いします。
Naho Usuki
@taka-mitu.0820 さん、こんにちは。
私も気になって、それができるのかどうか実験してみました。
結論：ソリッドボディで作成した部分は展開されない （ような気がします。いまのところ。。）
①ソリッドで作成（それらしくRもつけてみました。ピンカドのままやっても同じ結果でしたが）
※ちなみに、円筒パターンも試してみましたが、できなかったのでよりわかりやすい形状で試しました
②シートメタルに変換しただけじゃ展開できなかったので、試しにフランジを付けてみた
③展開してみたが・・・・・ソリッドの部分は展開できず。
展開できないとなると、シートメタルに変換機能の意味がよくわかりませんが（フランジをのばせるようにはなりますが。。）引き続き、検証してみます。
展開したいのであれば、@NahoUsukiさんが回答くださったとおり、
最初からシートメタルで作成しておく必要があるかと思われます。
（手順も、私が考えるやりかたと一緒でした。）
とりいそぎ、シートメタルに変換からの展開は、難しいかも、というお知らせでした。
Miyuki Shibuya
Twitter 
シートメタルに変換出来る条件は、
・展開出来るような形状（表現が難しい…蓋の空いたような箱じゃNG）
・肉厚が均一
・面のつながりが滑らか（G2以上）
・小径R形状が肉厚以上
のような一定条件をクリアしないと駄目だと思います。
（まだ条件が必要かも）
添付データもシェルで5mmにしているため、手前のフィレットも5ｍｍ
以下にするとエラーとなり展開出来ません。
片面だけ制作して、厚みでソリッド化 → シートメタル化 → 展開
が比較的出来やすいような気がします。
「シートメタルに変換」と「フラットパターンを作成」でソリッドモデルからも展開できたのでご紹介します。
条件としてシート状に変換できるようにしなければいけないので、今回だと抜けている筒形状にしてあげます。
（シェルを使って抜きました）
そのあと、スケッチからサーフェスで面をつくって、厚みを0.0001で極僅かの切り取りをしています。
展開したときの差異が少ないほうが良いという考えでやっています。
シートメタル 作成-シートメタルに変換でボディを変換します。
作成-フラットパターンを作成で展開します。
フラットパターンを終了後もブラウザ側で右クリック-アクティブ化することで再度展開したモデルが表示されます。
データも添付しますのでご参考にしてください。
よろしくお願いします。
Naho Usuki
円柱を作る。
切り取るサーフェスを作る。
作ったサーフェスでボディ分割して、不要な部分は除去しておく。
シェル化。
中央の基準平面でボディ分割、不要な部分は除去しておく。
端面を少しだけ押し出し。
シートメタルに変換。
展開。
展開したシートメタルボディをミラーコピー。
両端の余分な個所を切り取り。
ボディを結合して一体化。
完成。
中央に分割線が入っていますがこれで一つのボディにはなっています。
気になるようでしたら線を消す方法もあります。
@NahoUsuki さん、チャレンジありがとうございます！
私も同じやりかたでやっていたのに、なぜか展開できませんでしたが、
なほさんのファイルをお借りしたらできました！！（人を見るのか・・・？笑）
なほさんは、さいごフラットパターンで対応されていましたが、
展開もできましたので追記させていただきます。
（ただ開きたいだけならフラットパターンで大丈夫ですが、
平面にした状態で穴を開けたりたあとに再折り曲げする場合は展開コマンドの使用が必須かと思うので・・）
①厚みを変更
②0.9㎜ほど押し出す
③展開
これで展開コマンドでも展開できました！
@NahoUsuki さん、ありがとうございました。
そして、他の方々も、勉強になりました～！！
Miyuki Shibuya
Twitter
こんにちは。
「シートメタル」自体、ことばの通り、板金形状を作成するものです。
板金の工程を考えてみるとわかりやすいのですが、
平板からレーザーやプレスで形を切り出す⇒曲げる という加工順になります。
ですので、Fusion360で曲げの箇所などにに穴をあけたりするときに、いちど「展開」してから
でないと、板金形状として辻褄が合わないことになります。
（基本的に、切り口の断面が斜めになってしまうのは板金形状としておかしいです。）
かなり無理やりな例ですが、下記のような穴は、展開してからでないとあけられません
下図のように展開してから穴をあけています。
一方、フラットパターンは、展開したデータを使用するためのものです。
展開図の図面を出したり、レーザー加工用のデータにしたりする際は、「フラットパターン」を使用します。
（フラットパターンにすればDXFデータが出力できるようになります。）
かみ砕いて説明したつもりですが、もしわからないよ～という部分があれば、
再度質問してください！
もしくは、どういうことがやりたいのか教えていただければ、
「それは展開で！」とか「フラットパターンで！」などアドバイスできるかと。
よろしくお願いします。
Miyuki Shibuya
Twitter
お疲れ様です。
自分なりに作ってみました。
作り方は
①スケッチ平面に円弧で359.999度の円弧作成
②シートメタル→作成→フランジで厚みと高さを加える
③斜めサーフェイスにて斜めにカット
④シートメタル→作成→フラットパターンを作成で固定面を選択しＯＫ
これで板金展開しました。
間違えがあれば教えて下さい！
宜しくお願いします。
なるほど・・・・
であれば、フラットパターンではなく、「展開」を使用しましょう。
斜めカットした形状ではなく、円筒の形状のまま展開してかまいません。
で、この展開した形状の上に、展開図を描く必要がありそうです。
（展開図は、このように描くとかけそうです・・・
https://www.youtube.com/watch?v=S12Jsypj4oc
※もともと展開されていたということなので、
@taka-mitu.0820 さんの方がこの辺は専門でしょうね。私には難しいです・・・）
↓なのでスプラインは適当です
押出しで不要部分を切り取る
再折り曲げ（スプラインを適当にかいたので汚いです）
こんな感じでどうでしょうか。
このあと、レーザー加工用のデータを出すのであれば、
フラットパターンにしてDXF出力という流れになるかと思います。
・・・というか、ここまで説明しておいて気づきましたが、
展開図を自力で描く必要がでてくるなら、もはやわざわざモデルを作る必要がないかもしれません。
スケッチさえ描けば、DXFは出力できます。
こんな回答で申し訳ございませんが、何かの参考になれば幸いです。。
Miyuki Shibuya
Twitter
こんにちは！
自分なりにやってみました。
①サーフェイスの筒を359.999度で作成
カットする斜めの平面を作成
②カットする
③カットされたサーフェイスに厚みをつける
④フラットパターン作成
で完成です。
このやり方だと、展開された板の切り口は斜めになりません。
これで合ってますでしょうか？
間違っていれば教えて下さい！
宜しくお願いします。
こんにちは！
先ほどの展開のやり方で、こんなものも展開してみました。
今、現在、板金展開はサーフェイスで作成するのがいいかと
感じています。
①サーフェイスで359.999度の円柱を作成
②穴の突き刺さる位置にソリッドを配置して、カット
③カットされたサーフェイスに厚みをつける
④シートメタルに変換する
⑤フラットパターンを作成
完成！！！
いかがでしょうか？
意見等ありましたら、宜しくお願いします。。。
@taka-mitu.0820 さん、
これなら、展開したときに断面が面直になりますね！！
ただ、１点心配なのが、再折り曲げした際に、
断面がパイプに対して平行にならなそうですが、それは大丈夫でしょうか。
（もしかしたら私のやりかたが間違っているかもなので、違ったら無視してください！）
①は、教えていただいたやりかたです。
②は厚みをつけた円柱に、穴あけをしました。ただ、これだとご存知の通り展開したときに断面が面直になりません
もし、①のスキマが問題なければ、
@taka-mitu.0820 さんが編み出してくださったやりかたでいいと思います！！
Miyuki Shibuya
Twitter
