シミュレーションでの板の変位量について
@te_miyashita さん、
左右の台座との接触部分が「接着」になっているのが原因だと思います。
単純化環境に入って板の裏側を下図のように分割しました。
左右とも分割した後台座は除去しました。
解析前の状態です。
単純化環境を抜けて下図のようにエッジを固定しました。
解析結果です。
29mmとはオーダーが違うのでまだ解析条件として不十分みたいです。もう少しいじってみますので少しお待ちください。
@te_miyashita さん、
固定拘束のうち、X軸方向の自由度を残したままにしてみました。
結果です。
左右方向に変な挙動をしていますがひとまず変位は40mmと同じオーダーになっていますね。
もう少し追い込んでみます。
@te_miyashita さん、
裏面中央にも分割ラインを入れてX軸方向のみ拘束しました。
これでほぼ希望する結果が出ているのではないかと思います。
あとはメッシュを細かくして現物に近づくかどうかですね。
@te_miyashita さん、
メッシュサイズをモデルベース10%→3%まで細かくしました。このモデルではこのあたりが限界かもしれませんね。
しかし変位のオーダーは同じですし変形の挙動もそれほどおかしくないのでこれでも十分仕様検討に使えるのではないかと思います。
（ご存じなら申し訳ございません）
@adachitech7 さんもおっしゃっているようにメッシュの細かさが大きく影響しているとは思います。
こちらの環境でシミュレーションが使えないので実際に確認はできていませんが、ソリッドでの解析では一般的に変形させたい方向に対してメッシュの分割数を上げる必要があります。最低でも2か3は必要かと思います。
https://www.fem-vandv.net/c6.html
メッシュの生成時はモデルサイズに対する比で設定するかと思いますが、今回は薄くてxy方向に広いモデルなので厚みに対してのみローカルメッシュコントロールで細かくして、だだっぴろい部分は粗めのメッシュでも近しい値が出るのではないか...と考えています。
こちらで試すことができず恐縮ですが、ご参考までに。
