落下試験 Drop test

落下試験 Drop test

Shohei_Koseki
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落下試験 Drop test

Shohei_Koseki
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解析経験が短く、このような質問をしてしまい申し訳ございません。

 

Fusion360 で落下試験の解析を実施したいと考えています

 

試しにコンクリート上でポリプロピレンのブロックを落下させることを

想定したモデルでイベントシミュレーションを行いました。

しかし、ブロックはコンクリートを通過します。

 

このような解析を実施するには、どのような解析条件を考慮する必要があるでしょうか。

ご教示いただけないでしょうか。

よろしくお願いいたします。

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メッセージ2/6

Shohei_Koseki
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初歩的な質問で申し訳ございません。

 

 

 

指定された変換を用いることでサンプルを床面に落下させる操作はできました。

 

必要だと分かった項目は下記の通りです。

•グローバル接触(任意で接触箇所は設定できない)

•重力

•初期速度

•荷重

•拘束

•指定された変換(変位量) 指定面をどれだけ移動させるか?

•乗数係数(確認中)

•解析時間(0.01sぐらいに短いと楽)

 

指定された変換の操作について

サンプルの下面を選択し、参照コマンドで床面を選択。

サンプルの下面と床面までの距離を測定し、入力すればOKです。

 

その際、乗数曲線という項目がありました。係数をどのように入れたらいいかいまいち分かりません。

速度でしょうか?荷重でしょうか?

 

ご存じの方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか。

 

コメント 2020-03-24 143429.png

 

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メッセージ3/6

MayumiO
Autodesk Support
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@Shohei_Koseki さん

 

フォーラムへのご投稿をありがとうございます!

 

乗数曲線は、乗数 (掛け算) の名のとおり、設定した値のどのパーセンテージを各タイムステップで適用させるかを定義します。

今回は、Z方向への変位 200mm を乗数 0 ~ 1 (100%の意) の範囲で各タイムステップで制御できます。

ヘルプの  拘束を適用する では、衝撃を和らげて変位させる場合の曲線の入力方法が例として図解されています。

 

なお、今回の [指定された変換] によりZ方向への平行移動を制御すると、

200mm 変位したらその場に留まる扱いになるため、バウンドを表現できません。

そのため、 下図のように、[指定された変換] を抑制し、再解析すれば、バウンドは表現できます。

 

ただ、再解析結果ではバウンドはしますが、目に見える接触が起きない現象が生じ、

こちらは現在、開発部門により問題点として認識され、今後、継続した調査が行われますので、どうかご了承ください。

 

bounce.jpg

 

このような現象が起きた場合、過去事例より、メッシュサイズを少し細かくすることで、回避できる可能性があります。

接触許容差がメッシュサイズにより決定されていることや、メッシュサイズを小さくすると、タイムステップが小さくなることが要因として考えられています。

 

現在の設定のままでは、完全に接触してバウンドする現象が再現できず、誠に申し訳ございません。

 

もしご不明な点がございましたらお知らせください。

 

オートデスク テクニカルサポート 大下

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上記のコメントで問題が解決したら、"Accept as Solution"/"解決策として承認する”ボタンをクリックしてください。これにより、誰もがより迅速に回答を見つけることができます!

Mayumi Oshita

Techinical Support Specialist



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メッセージ4/6

Shohei_Koseki
Contributor
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乗数関数の考え方を確認することができました。

ありがとうございます。

この考えをもとに他の解析に応用できないか考えていこうと思います。

 

多くの時間を割いていただき感謝致します。

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メッセージ5/6

MayumiO
Autodesk Support
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解決済み

@Shohei_Koseki さん

 

ご返信と「解決策として承認」ボタンを押してくださり、誠にありがとうございます。

 

開発部門の調査により、接触時が可視化できないのは問題点ではなく、ステップ数を増やして様子を見るよう情報がございました。

 

結論として、[結果保存間隔の数] を例えば 500 ステップに増やしたところ、

200 mm 落下点まで接触する状況を確認できました。

現在の10ステップ程度では、5 と 6 ステップの間に接触が起こっていました。

 (100ステップ程度の細かさではまだ 200 mm 落下点までの接触はまだ見られませんでした。)

 

ぜひご参考ください。

 

オートデスク テクニカルサポート 大下

 

500steps.jpg

Mayumi Oshita

Techinical Support Specialist



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Shohei_Koseki
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大下様

 

引き続き色々調べていただき、ありがとうございます。

勉強になりました。

 

大島

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