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もともとInventorを使っていたのですが、Fusion360に切り替えていつも思うことがあります。
拘束(アセンブリ)が非常に使いにくく感じるのですが、Inventorのアッセンブリのように作業面(X・Y・Z面)や軸を使っての拘束は出来なのでしょうか?
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もともとInventorを使っていたのですが、Fusion360に切り替えていつも思うことがあります。
拘束(アセンブリ)が非常に使いにくく感じるのですが、Inventorのアッセンブリのように作業面(X・Y・Z面)や軸を使っての拘束は出来なのでしょうか?
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@Horsepower さん、
Fusion360のアセンブリは他のCADと少し概念が異なるので初めは戸惑うことが多いと思います。
基準平面同士や軸を使ってのアセンブリは組めないのですが、代わりに「ジョイントの原点」というものを使って拘束していく仕様になっています。これは一種のローカル座標系を付与している(別の基準平面を付与している)と考えてもいいでしょう。この他にジョイントの原点と同じ機能を果たす要素としてはジオメトリ(平面やエッジ)の端点、中点等があります。
また他のCADと操作感が違う原因となっているのが、デフォルトで「剛性ジョイント」が選ばれる仕様となっていて、これを付与すると6自由度が一挙に0になって位置が即決まってしまうことです。自ら別のジョイントを選ぶことで初めて自由度が残っていく仕様になっています。
ちなみにですが、コンポーネントの原点もジョイントの基準点として用いることができ、原点同士のジョイントを付けることで基準平面同士の拘束と似たような操作をすることができます。
私はFusion360に慣れてしまっていますので、たまにSolidworksとかを使うと拘束したつもりがまだ自由度が残っていたりして戸惑うこともあります。
以下の動画はジョイントの原点とジオメトリの基準点同士にジョイントを付加している様子です。
参考になれば幸いです。
@Horsepower さんへ こんにちは
私はInventorを10年位使っていて、2年前にFusion360をメインに使うようになりました。
確かに、最初はジョイントの意味合いが良く判らず、戸惑いました。
今はFusion360のジョイントの方が拘束(ジョイント)の数が減らせるので、
慣れたのもありますが、楽で良いですね。
Inventorの拘束だと、主にメイト・フラシュ・挿入を使って位置固定していましたが、
挿入は、Fusion360のジョイント(回転)と同じ。
メイト・フラッシュは、ジョイント(スライド)に近く、反転がメイト・フラッシュの切替えになる感じです。
Fusion360のジョイント(剛性)は、1つのジョイントで完全拘束出来るので、
使い方によっては、とても便利です。
但し、同じコンポーネントに2つのジョイントを使う場合には、確認画面が出ます。
2つの穴を使って位置固定する場合、例えばジョイント(回転)とジョイント(回転)を使った場合ですね。
基本的に2つのコンポーネント間のジョイントは、1つで拘束するようになっているようです。
Inventorの場合、1つの拘束で完全拘束出来るコマンドは無いと思います。
最低でも2つの拘束が必要ですね。 挿入+挿入とか挿入+フラッシュとか
ジョイントは、位置とモーションの2つのタブに分かれていますので、
ジョイントを使って拘束した時に、思っていた動きでは無い時には、
慌てないでモーションタブを確認するようにしています。
位置タブでは、スナップした位置からX/Y/Z及び回転方向に動かす事が出来ますので、
上手く使われると良いと思います。
@adachitech7 さんも書かれているように、慣れるまで少し違和感がありますが、慣れると今度はジョイントの方が
楽になるのではと思います。
ジョイントの使い方で判らない事がありましたら、何時でもこちらのフォーラムに投稿してください。
ビデオを添付しますので、みてください。
Hidetoshi Wada
Mechanical designer
わざわざ別途解説有難うございます。
確かに、 hide-wadaさんの言う通り機械パーツのように丸や四角の面や辺のあるパーツの拘束は問題なく出来るのですが、僕は車(模型ですが)の設計をしていて、ボディのような3D曲線の形状のもの(面や辺を選べない)を拘束するにはちょっと不便な面があります。そういう事から、Fusion360にもInventorのような拘束方法が欲しいところがあるんですね、あと幾つか不便なところは拘束をした物がまとまってブラウザ上(ジョイントタブ)に表示されるところですね、個々のパーツの拘束を後から変更したい場合に探しにくい、Inventorならブラウザ上の個々のパーツに拘束状態が表示されているので探す必要なく変更出来ますし。こういった場合素早く確認する方法があるんでしょうか?僕もFusion360を使い始めてまだ数年なのであまりちゃんと把握出来ていなもので、あと一つ任意のコンポーネントをアクティブ化したあと解除するには、どうすればいいのでしょか?
@Horsepower さん、
私はコンポーネントを新規に作ったり、リンク付きで挿入した直後にジョイントを付加するようにしています。
こうしておくとブラウザで対象のコンポーネントを選択すると履歴の対応するところがハイライトされるのでジョイントを見失うことはなくなります。確かに機能として欲しいところですが、運用である程度カバーはできています。
アクティブ化の解除はアセンブリトップを再度アクティブ化すればOKです。丸いラジオボタンにチェックを入れるか、右クリックでアクティブ化を選択してください。
もしよろしければ簡単なモデルでいいので実際のデータを添付してもらえないでしょうか。
どういったことにお困りなのか教えていただき、実際のデータを触りながら考えれば何か対応策が出せるかもしれません。
何度と解説有難うございます。
そうですね、ジョイント基準点を付加していけばいいんですね!その発想がなかったです。
これでまた少し視界が広がりました有難うございます。
Inventorを10年近く使っていたのでそっちの要領でつい考えてしまうんです。
なかなかFusion360に慣れないです。
また分からない事があれば質問させていただきます。
ご丁寧にありがとうございます。
@Horsepower さんへ こんにちは
>拘束をした物がまとまってブラウザ上(ジョイントタブ)に表示されるところですね
これは私もInventorからFusion360に移行して一番困った事でしたね。
今は@adachitech7 さんが書かれている方法、コンポーネントを配置した直後にジョイントで位置固定しています。
該当するコンポーネントを右クリック→ブラウザ内を検索→ブラウザ内の該当するコンポーネント→
タイムライン内を検索で該当するコンポーネントがタイムラインでハイライトしますので、
その後ろにあるジョイントだと判ります。(時々、タイムラインでハイライトしない時が)
アッセンブリの作り方も色々あると思いますが、こんな方法も。
アッセンブリ専用のファイルのスケッチを使う場合
コンポーネント間でジョイントする場合、面や穴・コーナー同士を使うだけでなく、
@adachitech7 さんの書かれているようにコンポーネントの基準になる部分にジョイントの原点を付ける
方法があります。
各コンポーネントの基準になる部分にジョイントの原点を付けて、ジョイントの原点同士を使ったり、
或いは、アッセンブリ専用のファイルのスケッチを使う事も出来ます。
スケッチにジョイントの原点を付けて、配置したコンポーネントのジョイントの原点と
スケッチのジョイントの原点で拘束します。
(ビデオとファイルを添付しますので、見てください。)
コンポーネントにジョイントの原点が簡単に付けられない場合(曲面等)
① 構築→パスに沿った点 これを使って3点作ります。(0.33/0.66/1.0)
② 構築→3点を通過する平面
③ この平面にスケッチを書いて、プロジェクト投影し、中心辺りに点を付けます。
④ この点にジョイントの原点を付けます。
⑤ これを相手方のコンポーネントにも行います。
⑥ 多少ズレますが、ジョイントする時に、前後左右上下・回転と使って調整します。
(ファイルを添付しますので、見てください。)
アッセンブリ専用のファイルのスケッチにジョイントの原点を付けて運用する。
Hidetoshi Wada
Mechanical designer
また詳しく説明して頂きありがとうございます。まだまだ分からないところが出てくると思いますので、その時はまた御教授宜しくお願い致します。
@Horsepower さん、こんにちは。コミュニティのご利用ありがとうございます。
ご質問に対するアイディアを得られたようで良かったです。
同様の問題を抱えた方が解決策を参考にしやすいように、horsepower さんのこちらの返信を解決策から外し、代わりに adachitech7 さんのからの返信を解決策として承認しました。
またご質問がありましたら、コミュニティをご利用ください。