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車両の3Dモデルを斜面を登らせたい

tetsuya_idei
Advocate
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車両の3Dモデルを斜面を登らせたい

tetsuya_idei
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https://forums.autodesk.com/t5/fusion-ri-ben-yu/animeshonnokonponentono-yi-dongwo-tanokonponentoni-y...

の応用です

車両のモデルに対して坂のモデルにジョイントをかけて坂を上らせる動作をしたいのですが構造物になると前回の動作ではうまくいかないようです。

 

現状の問題点としては

・車両のモデルの統一ができない

 ジョイントの関係が一つの部品としかできずこの場合ですとタイヤ単体でしか結合しません。

 モデルを関連付けられたとしてもこの状態ではおそらく車体は斜面の沿わず水平に登っていくでしょう。

・ジョイントを関連づけられない

 以上の問題を踏まえたうえで進行方向右前のタイヤにジョイントの結合を試みましたが確定されることはできませんでした。今回はモーションのタブを平面にしても確定できないので他に何か理由があるようです。

 

今回は車両のモデルをひとまとまりにしなければならないこと、四輪ですのでジョイントをタイヤ4つに対して行おうとしてることが何やら設定の変更を強いられているようです。

 

前回最後の回答でモーションスタディーのよるアニメーションの作成を行うとしましたが、作成に必要なコマンドの特定ができず行うことはできませんでした。

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adachitech7
Consultant
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@tetsuya_idei さん、

 

全てのパーツをリンク付きのコンポーネントで構成して車輪と路面との間に2つの接線関係を付与しました。

車両自体のジョイントには平面ジョイントを使っています。これで上手く動きました。

01.png

tetsuya_idei
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車体部のジョイントは中心を指定できなかったので前上面に指定しましたが同じ動作を再現しました。

しかし、車体部を一から作成しなおすと接線関係を作成するとき接線を作成した部品が分離してしまいます(この場合タイヤ)

今回作成した車体のモデルの位置動機はどのように設定したでしょうか?

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adachitech7
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@tetsuya_idei さん、

 

タイヤが分離しているのではなくて非表示にしているダミーコンポーネントが動いてしまっているのだと思います。

ダミーを右クリックして「親に固定」を付与してみてください。これでアセンブリ中の位置が固定されますので。

01.png

tetsuya_idei
Advocate
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タイヤが分離しているのではなくて非表示にしているダミーコンポーネントが動いてしまっているのだと思います。

→解決しませんでした。

 

詳しい症状としては"ジョイント"コマンドでジョイントを指定するとジョイントの原点モードに指定した部品のみが原点に移動して車体が分解します。

さらにその状態で"接線関係"でタイヤ表面と道路のダミーを選択するとタイヤだけ接線する形になりタイヤだけで斜面を登る動きをするようになります。

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adachitech7
Consultant
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@tetsuya_idei さん、

 

添付していただいたモデルでは問題なく動いています。今症状が出ていて上手くいかないファイル(ジョイントと接線関係付与前)のファイルを添付してみてください。

tetsuya_idei
Advocate
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該当するファイルですv4がジョイント作成前の状態で、v4.1がジョイント作成後の状態になります。

ジョイントの作成位置によってタイヤ単体で坂登ったり車体単体で動いたりしますが共通する動作としては"ジョイントの原点を指定した部分がジョイント作成時分離する"と"タイヤに接線関係を挿入したときタイヤが分離する"ことは共通しています。

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adachitech7
Consultant
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@tetsuya_idei さん、

 

こんな感じでジョイントを付けていきました。

 

車体がアセンブリの中で固定されていますのでまずはこれを解除しておきます。

01.png

 

車体コンポーネントをアクティブにしてから、前後の車体を親に固定します。

02.png

 

タイヤに回転ジョイントを付与します。これがなかったのでタイヤが離れたのだと思います。

03.png

 

 

回転ジョイントは全部で4つということになります。

04.png

 

左右のタイヤをモーションリンクで連動させました。

05.png

 

 

もう一組も同様に。

06.png

 

 

前後のタイヤのリンクも付けておきます。

07.png

 

 

モーションリンクは全部で3つです。

08.png

 

 

中央に直線をスケッチ。

09.png

 

 

スケッチの端点にジョイントの原点を作ります。

10.png

 

 

車両アセンブリをアクティブにしてから坂道ボディの端から60mm程度のところにジョイントの原点を作ります。

11.png

 

 

平面ジョイントを付与。

12.png13.png

 

 

平面ジョイントのY方向のスライドと回転ジョイントの間にモーションリンクを付けます。タイヤの外周距離と車両の進む距離が一致するようにしています。タイヤの直径は23mmなので23π進めばタイヤが360°回転するという関係にしました。

14.png

 

 

再度車体コンポーネントをアクティブにして、ダミータイヤを作ります。(コンポーネントを作成)

15.png

 

 

前後の車体に剛性ジョイントで取り付けます。

16.png

 

 

坂道との間に接線関係を付与しました。

17.png18.png

 

 

ジョイントの駆動で動かしています。

 

 

添付いただいたデータは全て内部コンポーネントになっていますが、できれば外部コンポーネントで、1ファイル1部品、リンク付きのコンポーネントでアセンブリを構築されることをお勧めします。現状、かなり限界に近付いていると思いますのでご注意ください。

tetsuya_idei
Advocate
Advocate

車体コンポーネントをアクティブにしてから、前後の車体を親に固定します。

 

リンク付き外部コンポーネントを使用するとコンポーネントを有効化できず前後の車体を親に固定する作業を行うことはできませんが対応策はありますか?

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tetsuya_idei
Advocate
Advocate

tetsuya_idei_0-1733932630331.png

補足しますと外部コンポーネントを使用している状態ですとコンポーネントを有効化することができず、各部品のプルダウンメニューは図のように親に固定関連の項目が白文字化して使用できないことが分かります。

これによりリンクを使用した外部コンポーネントは部品同士の結合を維持することができない仕様ともとれる表記になっています。

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adachitech7
Consultant
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@tetsuya_idei さん、

 

全て外部コンポーネント化してアセンブリを再構成してみました。

データ添付しますので中身を見てください。

 

tetsuya_idei
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データの中身を確認しました。

ジョイントの指定は添付先ではなく元のモデルデータの段階で作成しておくのですね。

データを再現して同条件の指示を行いましたが正常なアニメーションが再生されません。

コマンドは同条件に合わせましたが条件定義などに異なる点はあるでしょうか?

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adachitech7
Consultant
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@tetsuya_idei さん、

 

Slopeに余分なジョイントの原点が残っていたので削除してから平面ジョイントを付け直しました。

これで上手く動いています。

 

01.png02.png

tetsuya_idei
Advocate
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tetsuya_idei_0-1734020921992.pngtetsuya_idei_1-1734020959444.png

ジョイントの作成を含めて一からすべて最初からやり直しました。

その場合ですとダミーとボディ部の平面のジョイントを取るとき剛性のジョイントを作成しないと分解することがわかりました。

問題の内ファイルを見るとボディの剛性のジョイントは空中に取られていて選択できない位置にあり、選択できない位置にあります。

選択できる部品の端点を選択すると剛性ジョイントを作成した段階で部品がずれるので作成したファイルはどのように剛性ジョイントを指定しましたか。

 

さらにダミータイヤとシャーシの剛性ジョイントは剛性ジョイント作成時添付した画像のエラーが発生しましたがこのエラーはどのように回避しましたか?

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adachitech7
Consultant
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@tetsuya_idei さん、

 

添付していただいたデータは問題なく動いているようです。

どのような操作をしてどんな問題が出たのか詳しく教えてください。私が作ったデータはエラーは出ていないので同じようにやっていただければ必ずできるはずです。

tetsuya_idei
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説明していただいた方法で位置からジョイントを作成していくと車両とスロープのジョイントを作成すると車両の部品が分離します。

この状態での完成品と私が作成した部品のジョイントを見比べると車両の前後を繋ぐ剛性1と剛性2に加えて車両とタイヤ部を繋ぐ剛性10と剛性11が存在しないことが原因だと思われます。

しかし、剛性1と剛性2はジョイントの原点が不明なのと、剛性10と剛性11のジョイントは上記のエラーが表示されて実施できない状況です。

この状態で剛性のジョイントを実施するとこの段階で車両が分解します。

もう一度やり直しましたが同じ状業で親の固定では該当の部品が正式に固定されず同じ状態になりました。

ジョイントが指定された図面では挙動は再現できたのでジョイントの指示による部品の固定がこの説明だとうまくできていないのだと思います。

分離した状態の図面を添付します。

tetsuya_idei_0-1734104442997.png

tetsuya_idei_1-1734104777374.png

 

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adachitech7
Consultant
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@tetsuya_idei さん、

 

以下、アセンブリの手順です。

 

まず車体1を開いてジョイントの原点が3つ作られていることを確認してください。

01.png

 

 

次に車両を開いてみてください。ブラウザのジョイントの原点フォルダを開くと前後のジョイントの原点が非表示になっていませんか?非表示になっていたらこれを表示状態に変えてください。

02.png03.png

 

 

車体2を挿入したところです。車体2のジョイントの原点フォルダを開いてみてください。ジョイントの原点が非表示になっていないでしょうか?非表示になっていたらこれを表示状態にしてみてください。

04.png05.png

 

 

車体2を車体1に剛性ジョイントで固定します。ジョイントの付与はボディに表示されているジョイントの原点を選択しても行えますし、ブラウザから直接選択することもできます。ブラウザから選択する場合は非表示であっても問題ありません。

06.png

 

 

車体3も同様です。

07.png08.png09.png

 

 

タイヤと車体2を回転ジョイントでジョイントします。

10.png

 

 

反対側も同様に。

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モーションリンクを付けておきます。

12.png

 

 

後輪2つも回転ジョイントを付与しておきます。

13.png

 

 

後輪同士にもモーションリンクをつけておきます。

14.png

 

 

前後が連動するようにモーションリンクを付けておきます。

15.png

 

 

ダミータイヤを車体2に剛性ジョイントで固定します。

16.png

 

 

後輪も同様に。

17.png

 

 

新規に空のファイルを作って「Assy」という名前を付けておきます。

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Slopeを挿入。

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車両を挿入。

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平面ジョイント付与。

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ダミータイヤ前輪とSlopeとの間に接線関係付与。

22.png

 

 

ダミータイヤ後輪とSlopeとの間に接線関係付与。

23.png

 

 

平面ジョイントとタイヤの回転ジョイントとの間にモーションリンクを設定しておきます。

24.png

 

 

これで問題なく動くはずです。

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