CAMの2D輪郭での切削時に、パスにオフセットを適応して切削範囲を外側に広げたい

[comfties]

お世話になっております。

表題の通りCAMの2D輪郭での切削時に、パスにオフセットを適応して切削範囲を外側に広げたいです。

 上記のようなアクセサリーを作成しているのですが、中心のくぼんでいる箇所が軸径3mm、刃径3mmのスクエアエンドミルでは刃径が太すぎて上手く削れませんでした。

(その後、半径1.5mmのボールエンドミルでスキャロップしたのですが、これも刃径が太すぎたので、小さくする予定です。)

 ですので今手元にある一番刃径の小さい、軸径4mm、刃径2mmの刃物で切削したいのですが、軸が4mmのため、外周の切削時にストックと干渉してしまいます。

 

 

 

 干渉しないようにするため、先に2D輪郭で外周を削り、ストックとの干渉を避けたいのですが、オフセットのような項目がないため、干渉は避けられませんでした。

粗削りの時は、前回教えていただいた追加オフセットで外周部分を余分に切削できるようになったのですが、軸径と刃径が違うもので粗削りすると、ストックと干渉してしまうので、粗削り前に2D輪郭で干渉する部分を削ってしまおうと考えています。

 この場合、CADまで戻り、スケッチでモデルの外周をオフセットしておいて、CAMでオフセットした輪郭を選択して切削するしかないのでしょうか。

現在作成中のデータを添付しております。

上手く伝えられているかわかりませんが、よろしくお願いいたします。

お忙しいところ恐縮ですが、ご存じの方がいらっしゃいましたら、お教えいただければと思います。

[Bunga777 · Accepted solution]

首下８mmのエンドミルで削った時に食い込みが発生するので、そこまでのエリアを若干広げる工程を一つ入れました。

複数仕上げパスという項目にチェックを入れると、XY軸方向に何パス加工を行うかが設定できるので、適当に逃げる分だけ広げてあげます。こうすることで、干渉エリアを解消できます。

ただ、シミュレーションを行うとこのシーンでも最後の方でこういう場面で干渉が見られます。

この部品だとこの負荷リブミルでは首下が足りないのがわかります。こればかりは工具を変えるしかない(^_^;)

 

データも添付しておくので参考にどうぞ。

 

[comfties]

bungaさん

いつもありがとうございます。データも見させていただきました。

お返事が遅くなり申し訳ありません。

「複数仕上げパス」気が付きませんでした…。

まだまだ知らないことばかりで勉強になります。

ボトムの高さを変えてあげれば、ストックの上半分だけ削るなんてこともできるんですね。

ご指摘いただいたように、星のせりあがっている箇所が8mm以上あるので、私が使用しているミルだとどう頑張っても干渉するみたいです。

ですので、一度外周を1mm仕上げ代を残して、2D輪郭で削ってしまい、星の上面の面を3D粗削りで切削、

その後、面をスキャロップで仕上げて、最後は2D輪郭でタブを残して削るような設定にしてみました。

モーターの調子が悪く、切削できていませんが、いろいろ試してみます。

また加工できる幅が広がりました。

ありがとうございます。