３Dデータで作った文字の形の穴をエンドミルで掘りたいのですが、文字の形によっては指示が難しく、単純に文字を遷都して捉えてくれたら嬉しいのですが、よく分かりません。
とりあえずDOGでやってみたら、DやOとGだけでも性質が違うみたいです。基本的には０と１と４のような円、線、交差で出来上がる気がします。
９とかがoとＪで分解されて作られても良いので1本線で深さ彫りできる指示はありませんか？このGのような2本のラインでの加工ではなく、DやOのような1本線の加工がしたいです。
CAMで文字を掘る方法を教えてください。
まず切削の高さの設定が上手くいっていないようです。
今の設定ですと、対象のボディに対して、上方向に1mmオフセットしたところにストックが上面があり、削るのがストックトップから選択された輪郭までとなっていますので、文字のボトム面まで削ることができません。
これを修正するには、輪郭の選定を文字ボトム面のエッジで行い、トップ高さの設定をモデルトップにします。
ただし事前にストックからモデルトップまで面加工を追加する必要がありますが。
それからGの文字は輪郭が全部つながっていますから、2重のツールパスにはなっていませんね。きちんと形を作ろうと思えば必要な工程だと思います。
1重のパスを出す方法として、トレースを使えばどうでしょうか。（2D→トレース）
文字のセンターを通るスケッチをボディ上面に描きます。
トレースでスケッチを選択。
軸方向に切削深さ分だけオフセットして、複数回に分けて切削できるよう設定。
今回は深さ1mm、0.1mmピッチで10回に分けて加工するようにしています。
これでボディ上面から下方向に向かって1重で文字を削り出す複数のツールパスを生成できます。
ただ、シミュレーションでは深さ方向に削られていないので、実際にどのような動作をするかワークを配置する前に確かめてみてください。
解決済み
ターゲットボディの上面にスケッチを描いた場合は、軸オフセットの値を「-1mm」にする必要があります。
これが「1mm」になっていませんか？
私の作ったツールパスはボディの表面から下方向に1mm加工するようになっています。
一度シミュレーションをしてみて、ツールパスを横からワイヤーフレーム状態で見てみてください。
解決済み
3D→投影を使えばどうでしょうか。
ツールパスの経路になるスケッチをボディの上面に描く。
ストック設定をした上で、3D→投影でスケッチを選択する。
Gの文字は折れ曲がり部は選択しない。
Gの青色になっている線分を選択する。
折れ曲がり部を追加で選択する。
軸オフセットを-1mmに設定、軸方向にパスをオフセットにチェック、最大切り込みピッチを0.1mm、切り込み回数を10に設定。
進入動作の数字を全て0mmにする。
完成
ただこれですとGの経路の途中からエンドミルが進入しますので、DOだけ先に加工してGは単独で切削するようにしたらいいと思います。
Gのような開いた図形はどうしても最初と最後にエンドミルが進入・退出を繰り返すパスになってしまいますが、今まで調べた中ではこれを回避する方法は見つけられませんでした。もしかしたら他にいい方法があるのかもしれません。
ありがとうございます。
半日悩んでた結果奇跡的に都合のいいパスが出来ました。
なんていうか理想的なパスです。
しかしどうやって出来たのかよく分かってなくて、一応エクスポートしたのですが、このデータを分析して欲しいです。
また同じパスが出せるかっていうと自信無いです。
画像のは可視化する術がなかったので軸向きのオフセットを０mmにして書いています。これをそのまま−２mmオフセットしたらそのまま沈んでくれます。
赤い所は沈めると退避するように変わります。
もしよろしければスケッチと、最後のCAMの内容を分析して欲しいです。現状なぜ出来たのか分かっていません。
解決済み
まずツールパスを生成する曲線としては直接スケッチで描いたDOGの文字と平面に隣接するエッジが選択されていますので、本来なら青くハイライトされた線に沿ってツールパスが生成されるはずです。
ここで曲線選択を外してみると分かるのですが、加工境界選択でDOGの文字が選ばれているためツールパスが生成されるのはこの部分だけになっています。
結果的にその他の青い線は無駄に選択していることになります。
DOGの文字だけを曲線選択で選択し、加工境界は選択しないでツールパスを生成しても同じ結果になります。
結局は私が考えた方法と同じですね。
ツールパスと加工状態の可視化はボディを非表示にした上で「ツールパス」と「ストック」という項目にチェックを入れて加工シミュレーションを走らせてみてください。
返事が遅れました。
無事綺麗にDOGを書き入れる事が出来ました。
この後ひらがなでありがとうなんて書こうとしたのですが、アルファベットみたいに円や直線の組み合わせではうまく行かず、自由曲線で書くと切削が細切れになってしまいました。
テキストでやると文字の大きさが１センチ未満になるとつぶれてしまうので、DOGのようにうまく行きませんでした。
何かいい方法はありますか？
解決済み
比較的複雑な文字はスプラインを使って書いてはどうでしょうか。
まずテキストスケッチを描く。
テキストスケッチを使って切り抜く。
切り抜いたエッジを参照しながら、文字の中心を狙ってスプライン曲線を描いていく。
3D→投影でツールパスを作成する。
ありがとうございます。
スプラインを書いてる所まではほぼ一緒に見えるのですが、CAMで差が出ているのでしょうか？
こちらが起きているげんしょうで、黄色い線は退避の回数です。どういう事でしょう？１本のスプラインなのに10回くらい退避している所もあります。
ちなみにシミュレーションの加工溝を見る所の説明で、ボディを非表示（電球を消す）してシミュレーションにて工具、ツールパス、ストックにチェックを入れているけど、削ったような絵にはなりませんでした。
これも教えてください。
つぎはごほうびで作ってみたいです♪
解決済み
スプラインはちゃんと描けています。
どうも加工境界の設定と加工対象の曲線選択を間違っておられるみたいです。
加工境界選択⇒曲線選択とされているのを止めて、一番上の曲線選択という項目で対象の線分を選択してみてください。
パスの加工方向は両方向に設定してください。
シミュレーションする時に、スケッチが表示のまま残っていると、削った跡が隠れて見えないようです。
解決済み
それから追加ですが、ストックの設定が切削対象ボディから上方に1mmのオフセットとなっていますので、シミュレーションで確認する時にはこれを0mmにしておくと見やすくなります。
お返事遅くなりました。
無事成功しました。同じく骨の形に書き込んでみました。
両方向が良いって話なのですが、多分当方が使用しているCNCは精度が悪く、一方向と逆方向の悪目立ちする為、悪戦苦闘しました。
どの文字も、一方向と逆方向の線が出てしまいます。びを見ると分かりやすく二重になっています。
上から逆方向、一方向、両方向の文字に白い液をしみ込ませた状態です。
しかし、一長一短で、一方向が綺麗に掛ける文字と、逆方向が綺麗に書ける文字に分かれてしまいました。
とりわけほとうは自分の汚い字に似ててやり直したいが、一方向は全体的にどれも汚いです。
なのでそれぞれ得意な文字や一角を取り出し混ぜ合わせたのが一番上です。
まだ納得いかない所もありますが、◎としました。
どうしても上手くまっすぐ書けない箇所も、始めのスプラインを誤差に合わせて曲げておく事でそこそこ綺麗に書けました。
お忙しい中教えていただきありがとうございました。