少し前に趣味でバス釣りのルアーなどを作るためにfusion360の勉強を始めたのですが、ルアーの顔の「エラ」や「唇」などを作るところで大きな壁に当たってしまいました。
ルアー全体の形状は、パイプ形状を元にある程度思うように作れるようになったのですが、
下記のリンク先のルアーのような複雑で滑らかな形状を作ることができません…
https://www.megabass.co.jp/site/products/i-slide185/
顔付近の「面」を、スケッチを描いて分割し、押し出しをする、くらいしか方法が思いつかないのですが、それではいびつな形になってしまい、カッコよくならなくて…
初心者向けの本を買ってみたのですが、残念ながらこの件に役立ちそうな情報は乗っておらず、皆様に教えを乞いたい次第です。
何卒宜しくお願い申し上げます。
最初にフォームモードで基本になる形状を作りこみます。
フォームを終了。
エラの形をスケッチ。
描いたスケッチを分割ツールにして側面を分割。
オフセット面で分割した面を内側に少し押し込む。
口の部分も同様な操作をします。
完成。
細かいところはフォームモードで無理に作ってしまわず、サーフェスを使って仕上げるというやり方です。
データを添付しますので分からないところがあればまた質問してください。
早々にご返信を頂き、ありがとうございます!
ご提案頂いた面の分割による整形はやってみたのですが、「面の押し出し」だと、その面が垂直?にしか、押し出しも押し込みができないですよね?
同じルアーの拡大画像を貼ってみたのですが、まさにサンプルを頂いたエラの部分は、
傾斜がついた状態で押し込まれたような形状になっているのですが、このような形状を作るにはどうすれば良いでしょうか?
まず使っているのは「オフセット面」というコマンドで面の押し出しではありません。
基準となる面から同一の厚みで面を凹ませたり盛り上げたりすることができる機能です。
サーフェスのロフトで下図のようにプロファイルを選んでえら部の面を作ります。
片方は段差の内側のエッジを選択して、もう片方は外側のエッジを選択しています。
断面を表示させるとこんな感じですね。
凹んだ面を「面の置換」コマンドでロフトで作った面に沿わせます。
これでこんな感じに一体のソリッドにすることができました。
すでに adachitech7 さんがご回答くださってますが、細かいところもフォームモードで作ってしまおうというやり方です。
目の部分は変換後にソリッドで作業いただき、スジボリなどは成形後に物理的に行って頂ければ良いかと思います。
なんとなく作ってみました!楽しくなってきちゃったので2〜3時間作業してました…
全体フォーム
頭部フォーム
シェーディング
データは添付しませんが、全体、頭部のトポロジを再現して頂ければ同様のモデルができることと思います。
以上、不明点などございましたらご連絡ください。
Isao SATOU
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ありがとうございます!できました!ただ、サンプルのような曲面がいくつもある場合は、
フォームで作った方が曲面同士の繋がりがうまくいきそうな感じですね!
いずれの方法にせよ、こういった形状の場合はかなり手間がかかることがよくわかりました。
ありがとうございました!
ご返信ありがとうございます。
フォームは作りこめばかなり複雑な造形も可能です。ただし、作りこむほどに変換後のハンドリングが難しくなっていきますので、そのバランスが難しくなってくるかも知れません。
都合のいい位置にエッジやポイントが来ない…エッジなどを足した後などにエッジなどが寄ったりすることがあります。そのような時は ユーティリティ>均一化 をしていただくと本来あるべき位置に移動します。均一化は事あるごとに行って頂ければと思います。
あと、大事なのはスムーズ表示とボックス表示を行き来してモデリングしていただくとエッジのバランスなど取りやすくなりますのでこの点に注意しながら進めていただくと良いと思います。
他のモデリング手法に比べて慣れや勘みたいなものも必要になってきますので、慣れるまで楽しんで頂くと良いかと思います。
何かありましたらご連絡ください。
Isao SATOU
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