基本的にDynamoはグラフを実行すると、グラフ内容の最後まで実行されます。他のプログラミング言語にあるような、実行時にユーザ入力を要求して、その内容によって処理をおこなうということはできないので、実行前に入力値を設定しておくことになります。
しかし、Data-Shapesパッケージが提供するUIノード群を使うと、テキストボックスなどを含むフォームを実行時に表示させて、入力された内容をもとに処理させることができます。ビデオのサンプルでは、複数のRevit上のモデル要素(窓)を選択し、フォーム上のテキストボックスに入力された文字列を、そのモデル要素のコメントプロパティの値に設定しています。ビデオで実行しているように、Dynamo Palyerで実行した際にもフォームが利用できるので、Dynamo自身を起動しなくても入力された値に基づく処理が可能になり、使い勝手が広がるのではないでしょうか。
Makoto Ohura
Technical Sales Specialist
Autodesk Ltd., Japan