切削範囲などは、セットアップではなく、切削設定をする際に
図形や高さ、パス、リンクなどで設定できます。
まず初めにメニューのセットアップから新しいセットアップを選び、ストックと加工原点の設定を行います。
デフォルトでは、モデルの大きさに対して、側面と上面が+1mmになるようにストック(加工前の素材)が設定されますので適宜変えてください。
私が良くやるのは、ワーク座標系の中で、原点をストックボックス点にしてストックに左奥上面に加工原点を設定することです。これは加工の段取りで、実際に原点設定しやすいところで決めれば問題ないと思います。
このような形状の場合は、最初に面加工を入れるといいと思います。
2D→面で設定します。
次に荒削りをしますが、今回は3Dのポケット加工を選択してみました。
今回の場合はモデルに対してストックは+1mmなので刃物の径を6mmとかにすると外周を削ってくれません。
なので、設定の中の追加オフセットという項目に刃物の径以上の値を入力してください。
次に荒削りで削り残したところを仕上げ加工で全部削り落とします。
今回は最初に等高線加工を選択しました。
先ほどと同じように追加オフセットに刃物径以上の値を入力してください。
次は底面を仕上げるために走査線を選定しました。
加工エリアを内側のラインに設定します。
こんな感じでどうでしょうか?
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