フェイタルエラーや強制終了などが発生した後に [図面修復管理] パレットが表示されますが、
[図面修復管理] パレットがその後も毎回表示されてしまう現象が発生する場合があります。
[図面修復管理] パレットが起動の度に表示される場合は、以下の操作で回避できるかご確認ください。
手順
1. AutoCAD LT を起動します。
2. システム変数 RECOVERYMODE の値を 0 に変更します。
3. DRAWINGRECOVERY コマンドを実行します。
4. バックアップファイルの一覧にファイルが表示されている場合は、右クリックして除去します。
5. [図面修復管理] パレットを閉じます。
6. システム変数 RECOVERYMODE の値を 2 に変更します。
上記の操作で改善しない場合は、以下の手順をお試しください。
手順
1. AutoCAD LT を起動します。
2. システム変数 RECOVERYMODE の値を 0 に変更します。
3. AutoCAD LT を終了します。
4. レジストリエディターを起動します。
5. 以下のキーを検索し、削除します。
AutoCAD LT 2015 の場合
HKEY_CURRENT_USER\Software\Autodesk\AutoCAD LT\R21\ACADLT-E001:411\Profiles\<<名前のないプロファイル>>\Drawing Recovery
6. レジストリエディターを終了し、再び AutoCAD LT を起動します。
7. システム変数 RECOVERYMODE の値を 2 に変更します。
ご注意
レジストリは、Windows システムの非常に重要なファイルです。
レジストリの編集を誤ると、Windows が起動できなくなるなど、再セットアップを余儀なくされるような事態が発生する恐れがあります。
オートデスクでは、レジストリ エディターの編集の結果によるいかなる問題に対しても保証いたしかねます。
レジストリはお客様の責任範囲でお使いください。
また、レジストリを編集する前には、必ずバックアップを行ってください。
バックアップはレジストエディタ、左のツリー状の一番上のマイコンピュータを右クリックし、[エクスポート] を選択して任意のフォルダに保存してください。
保存したレジストリをダブルクリックすると、保存時の状態に戻すことができます。
Akio Misono